DCGは、アフリカ、アジア、欧州などでのLunoの世界的成長の加速を支援



Lunoは、DCGの独立した完全所有子会社として事業を継続

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界各地でブロックチェーン企業の構築、買収、投資を行う世界的企業のデジタル・カレンシー・グループ(DCG)は本日、主要暗号通貨取引所のLunoを買収したと発表しました。ロンドンを拠点としてシンガポールとケープタウンに地域ハブを持つLunoは近年大きく成長し、40カ国以上に400近い従業員と500万人を超える世界の顧客を抱えています。ニューヨークを拠点とするDCGは、大規模な資金供給を予定しており、Lunoが現在営業している地域とそれ以外の地域の両方で世界的なLunoの拡大を支援します。取引の財務的条件は開示されていません。




共同創立者で最高経営責任者(CEO)のMarcus Swanepoelが率いるLunoは、多数の新興市場とフロンティア市場でデジタル資産の大企業となり、デジタル資産の教育、知識、投資ツールをアフリカ、アジア、欧州の個人に提供しています。Lunoは世界的な暗号投資コミュニティーの拡大に貢献し、同社の顧客数は2020年に記録的な拡大を見せました。Lunoは、南アフリカ(デジタル通貨を保有する市民の割合が3番目に高い)、ナイジェリア(5番目)、インドネシア(6番目)、マレーシア(10番目)といった暗号通貨保有率の高いいくつかの国で主要な取引所となっています1



DCGは、世界で160社以上のブロックチェーン企業を支援してきた投資会社です。ベンチャー・ポートフォリオに加えて、DCGは、いくつかの完全所有子会社の親会社でもあります。これには、Grayscale Investments(世界最大のデジタル通貨資産運用会社)、Genesis(先進的デジタル資産プライム・ブローカー)、CoinDesk(業界の著名なメディアおよびイベント企業)、そして最近立ち上げられたFoundry(ビットコインのマイナーやメーカーに機関投資家レベルの専門能力、資本、市場インテリジェンスを提供)があります。



DCGは、2014年のシード・ラウンドで初めてLunoに投資しました。



「当社は、早期投資家としてLunoを支援してきたことを誇りに思います。私たちは、世界各地のあらゆる人々のために従来の金融サービスの変革を支援して経済的自由を改善できるミッション主導企業を構築するという決意を共有していることを認識しています。Lunoは高成長の世界的企業であり、有機成長と買収を通じて成長していく膨大な機会が存在しています」と、DCGの創立者で最高経営責任者(CEO)のBarry Silbertは述べています。



DCGは子会社が独立企業として運営できるようにしており、事業拡大を支援するために経営人材、パートナー関係、投資資本を提供しています。Lunoの経営チームは完全にそのまま維持され、SwanepoelがCEOとして買収活動を主導します。



Swanepoelは、このように述べています。「過去7年間の歩みはLunoにとって驚くほど期待を感じさせるものとなり、数百万人のお客さまが初めて暗号資産を利用するようになりました。DCGは、この間常にLunoのストーリーに欠かせない位置を占め、私たちは最初の日からビジョンと社風が完全に一致していました。業界発展のこのような重要な時期を経験している現時点でDCGの全面的支援を得ることは、Lunoにとって期待の持てる重要な成果であるだけでなく、さらに重要なこととして、2030年までに10億人をアップグレードして改善された金融システムを利用できるように支援する目標を達成する能力を大きく加速させることになります。」



Silbertは、このように語っています。「最初の投資を行って以来、当社はSwanepoelとLunoのチームに極めて強い感銘を受けてきました。Swanepoelは、当社の社風を理解しており、LunoがDCGファミリーにぴったりと適合することを認識しています。Swanepoelは集中力と高い健全性を持つリーダーであり、暗号産業が転換点にあるこの重要な時期に当社グループ企業の1社を経営するために私たちがまさに望んでいるタイプの人材です。」



2013年に設立されたLunoは、世界的なテクノロジー巨大企業であるナスパーズ・グループやバルダートン・キャピタルなどから支援を受けてきました。過去7年間に、Lunoは世界をアップグレードして優れた金融システムを作る決意を維持してきました。当社は、これまでのシステムは非デジタル時代のために作られたものであると認識しており、現代の個人のニーズは無視され、不必要な非効率性とゲートキーパーが存在していると考えています。世界は現在、ビットコインやイーサリアムのような新しいテクノロジーを利用できるようになっており、これが世界の人々のお金に対する視点やお金の使い方を根本的に変化させます。固定電話から携帯電話へと通信が進化したように、お金もほかの情報革命にようやく追いつこうとしています。



Lunoは、クアラルンプール、ラゴス、ジャカルタ、ヨハネスブルクに地域オフィスを設け、欧州、アフリカ、アジアの既存の事業地域に継続的に注力していきます。Lunoのチームは未来の成長のための積極的なロードマップも開発してあり、最終的に世界各地で金融サービス企業と競争していきます。Lunoは、世界各地で積極的に雇用活動を進めています。



デジタル・カレンシー・グループについて



DCGは、世界各地でブロックチェーン企業の構築、買収、投資を行う世界的企業です。2015年に最高経営責任者(CEO)のBarry Silbertが設立したDCGは、ブロックチェーン・セクターで最も活発な投資家であり、デジタル資産とブロックチェーン技術の普及を通じて優れた金融システムの開発を加速させることをミッションとしています。



現在、DCGはブロックチェーン業界の中心に位置し、35カ国で160社を超える企業を支援しています。DCGはまた、デジタル通貨やその他のデジタル資産への直接投資も行っています。



投資資産を持つ以外に、DCGは、Grayscale Investments、Genesis、CoinDesk、Foundryの親会社でもあります。



Lunoについて



Lunoは、優れた金融システムに向けて世界をアップグレードすることをミッションとする先進的な世界的暗号通貨企業です。



最高経営責任者(CEO)のMarcus Swanepoelと最高技術責任者(CTO)のTimothy Stranexによって共同で創立されたLunoは、2013年に立ち上げられ、今では400人近いチームを作り上げています。本社はロンドンにあり、シンガポールとケープタウンに地域ハブを置いています。40カ国以上に500万人を超える顧客を有するLunoの製品とサービスは、ビットコインやイーサリアムのような暗号通貨の購入、売却、蓄積、学習を安全かつ容易なものにしています。



1 情報源:Digital 2020: Global Digital Overview



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Mark Murphy

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Roopa Ramaiya

roopa@luno.com

情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 デジタル・カレンシー・グループが主要ビットコインおよびデジタル資産取引所のLunoを買収