米カリフォルニア州アーバイン & 独リューベック--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- マシモ(NASDAQ: MASI)とドレーゲル(OTCMKTS: DRWKF)は本日、提携関係の拡大を発表しました。ドレーゲルはマルチパラメーター患者モニターの自社ファミリーにマシモの新たな測定技術を搭載し、脳機能、酸素化、換気状態の評価で医師を支えます。




ドレーゲルは、総ヘモグロビン(SpHb®)を含め、マシモの非侵襲的・連続的rainbow SET®技術を自社の患者モニターに搭載した初の患者モニタリング機器企業です。すでに手術室および救命救急診療の環境に適合させた高度な測定パラメーターの包括的なスイートを所有しており、今後はさらにMasimo SedLine®脳機能モニタリング、O3®リージョナルオキシメトリー、NomoLine®カプノグラフィーの各測定項目を追加することになります。



追加される下記3種類の技術は現在、マシモの患者モニタリング&コネクティビティ・プラットフォームRoot®から直接利用できます。




  • 次世代SedLine脳機能モニタリングは、麻酔下での脳状態モニタリングで医師を支え、EEG信号を脳両側から取得して処理する。患者状態指標(PSi)が改善されている。


  • O3リージョナルオキシメトリーは、パルスオキシメトリー単独では脳内の酸素化を示すには不十分な状況で、医師が脳の酸素化をモニタリングする上で役立ち得る。


  • 「ノーモイスチャー」サンプリングラインのNomoLineは、低流量のアプリケーション向けに設計され、さまざまな臨床シナリオやケア環境、あらゆる年齢の挿管患者および非挿管患者、低湿度および高湿度の両アプリケーションで使用可能。



ドレーゲルのステファン・ドレーゲル最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「20年以上にわたってマシモと当社の強力な提携関係の基盤となっているのは、医療費を抑えながら患者転帰を改善するという共通の理念です。今回の契約拡大により、当社は顧客に最も革新的な技術を提供することで、顧客が患者ケアを一層向上させ、患者転帰の改善を達成することに貢献できます。」



マシモの創設者で最高経営責任者(CEO)のジョー・キアニは、次のように述べています。「パルスオキシメトリーから非侵襲的ヘモグロビン、脳機能モニタリングなどまで、モニタリングにおけるマシモの優れた技術的力量のおかげで、当社の技術は自社の装置のみならず、病院と患者に最善のケアを提供したいと思っている他社にとっても、理想的なソリューションとなっています。ドレーゲルはこの点を久しく理解しており、当社は長年にわたる提携と、ドレーゲルが一貫して当社に寄せる信頼に感謝します。」



@MasimoInnovates | @DraegerNews



マシモについて



マシモ(NASDAQ: MASI)は世界的な医療技術企業として、革新的な測定法、センサー、患者モニター、自動化ソリューション、接続ソリューションを含め、業界をリードする多様なモニタリング技術の開発・製造に当たっています。当社の使命は、患者転帰を向上させてケアのコストを削減することです。1995年投入のMasimo SpHb® Measure-through Motion and Low Perfusion™(体動時・低灌流時モニタリング可能)パルスオキシメトリーは、他のパルスオキシメトリー技術より性能面で優れていることが100件を超える独立した客観的研究で示されています1。またMasimo ORi™は医師が新生児における重度の未熟児網膜症を減らし2、新生児におけるCCHDスクリーニング値を改善し3、術後の病棟におけるマシモ・ペイシェント・セーフティーネット(Masimo Patient SafetyNet™)での連続的モニタリングで使用した場合、救急対応チームの実動、ICUへの移動、コストを削減する4-6ことが示されています。Masimo ORi™は世界各国の主要な病院やその他の医療現場で推定1億人以上の患者に使用されており7、USニューズ&ワールド・レポート誌の2019-20年全米優良病院ランキング8によれば上位10病院中の9病院で最重要のパルスオキシメトリーとなっています。マシモはSET®の改善を続けており、2018年には体動時の状態におけるRD SET®センサーのSpO2精度が大幅に改善されたことを発表し、医師らが頼りにしているSpO2値は患者の生理状態を正確に反映しているとの信頼感を高めることとなりました。2005年、マシモはrainbow® Pulse CO-Oximetry技術を発表し、それまで侵襲的な手段でのみ可能であった血液成分モニタリングを非侵襲的、連続的なものとすることを可能にしました。測定できるのは、トータルヘモグロビン濃度(SpHb®)、酸素含量(SpOC™)、カルボキシヘモグロビン濃度(SpCO®)、メトヘモグロビン濃度(SpMet®)、脈波変動指標(PVi®)、RPVi™(rainbow® PVi)、予備酸素摂量指数(ORi™)です。2013年、マシモは患者モニタリング&コネクティビティ・プラットフォームRoot®を導入しました。本プラットフォームは可能な限り柔軟で拡張可能なものとなるようゼロから構築し、その他のマシモ製モニタリング技術やサードパーティー製モニタリング技術の追加を容易化しました。マシモの重要な追加技術には、次世代SedLine®脳機能モニタリング、O3®リージョナルオキシメトリー、NomoLine®サンプリングライン付きISA™カプノグラフィーが含まれます。マシモの連続モニタリング/スポットチェック製品ファミリーPulse CO-Oximeters®には、Radius-7®やRadius PPG™などのテザーレスなウエアラブル技術、Rad-67™などのポータブルデバイス、MightySat® Rxなどのフィンガーチップパルスオキシメーター、Rad-97®などの病院と自宅の両方で使用できる装置を含め、様々な臨床/非臨床シナリオで使用できるようデザインした装置があります。マシモの病院自動化/接続ソリューションはIris®プラットフォームを中心に構成されており、Iris Gateway®、Patient SafetyNet、Replica™、Halo ION™、UniView™、Doctella™を含みます。マシモと当社製品の追加情報については、www.masimo.comをご覧ください。マシモの製品に関して発表済みの臨床研究の結果はwww.masimo.com/evidence/featured-studies/feature/でご覧いただけます。



ORiおよびRPViはFDA 510(k)承認を取得しておらず、米国では販売されていません。Patient SafetyNetの商標の使用は、ユニバーシティ・ヘルスシステム・コンソーシアムからのライセンスに基づいています。



References




  1. パルスオキシメトリーおよびMasimo SET®の利点に関して発表済みの臨床研究は当社ウェブサイト(http://www.masimo.com)で確認可能。比較研究には、学会で発表されたアブストラクトや査読誌の論文から成る独立した客観的研究が含まれる。


  2. Castillo A et al. Prevention of Retinopathy of Prematurity in Preterm Infants through Changes in Clinical Practice and SpO2 Technology. Acta Paediatr. 2011 Feb;100(2):188-92.


  3. de-Wahl Granelli A et al. Impact of pulse oximetry screening on the detection of duct dependent congenital heart disease: a Swedish prospective screening study in 39,821 newborns. BMJ. 2009;Jan 8;338.


  4. Taenzer AH et al. Impact of pulse oximetry surveillance on rescue events and intensive care unit transfers: a before-and-after concurrence study. Anesthesiology. 2010:112(2):282-287.


  5. Taenzer A et al. Postoperative Monitoring – The Dartmouth Experience. Anesthesia Patient Safety Foundation Newsletter. Spring-Summer 2012.


  6. McGrath SP et al. Surveillance Monitoring Management for General Care Units: Strategy, Design, and Implementation. The Joint Commission Journal on Quality and Patient Safety. 2016 Jul;42(7):293-302.


  7. 推定値:マシモの社内資料


  8. http://health.usnews.com/health-care/best-hospitals/articles/best-hospitals-honor-roll-and-overview.



ドレーゲル、Technology for Life.®



ドレーゲルは医療と安全の技術分野における国際的リーダー企業です。当社の製品は命を守り、支え、救っています。1889年設立のドレーゲルは、2018年に約26億ユーロの売上高を計上しました。ドレーゲルグループは現在、190カ国以上に展開し、世界中で1万4000人以上の従業員を擁しています。詳細情報についてはwww.draeger.comをご覧ください。



将来見通しに関する記述



本プレスリリースは、1995年民事証券訴訟改革法との関連で、1933年証券法第27A条および1934年証券取引所法第21E条で規定された将来見通しに関する記述を含みます。これらの将来見通しに関する記述には、特にMasimo SedLine®、O3®、NomoLine®、Root®の潜在的有効性などに関する記述が含まれています。これらの将来見通しに関する記述は、当社に影響を及ぼす将来の出来事についての現時点での予測に基づいており、リスクおよび不確実性に左右され、これらのすべてが予測困難で、これらのすべてが当社のコントロールを超えており、種々のリスク要因の結果として、将来見通しに関する記述で表明された内容とは不利な形で著しく異なる結果が生じる場合の原因となり得るものです。これらのリスク要因には、臨床結果の再現性に関する当社の仮定に関連するリスク、Masimo SedLine、O3、NomoLine、Rootを含むマシモ独自の非侵襲的測定技術が良好な臨床結果と患者安全性に貢献するという当社見解に関連するリスク、マシモの非侵襲的医療技術のブレイクスルーがコスト効率に優れたソリューションと独自のメリットを提供するとの当社見解に関連するリスクに加え、米国証券取引委員会(SEC)に提出した当社の最新報告書のセクション「リスク要因(Risk Factors)」で指摘したその他の要因が含まれますが、これらの要因に限定されません。これらの報告書はSECのウェブサイト(www.sec.gov)から無料で入手できます。当社は将来見通しに関する記述に反映された予測が合理的であると考えるものの、当社はこれらの予測が正しいと判明するかどうか判断できません。本プレスリリースに含まれる将来見通しに関する記述はすべて、全体として前記の注意書きによる明示的条件の下に成立するものです。読者の皆さまは、本日の時点についてのみ言及しているこれら将来見通しに関する記述に過度の信頼を寄せないようお願いします。当社はこれらの記述または当社がSECに提出した直近の報告書に含まれる「リスク要因」について、新規の情報、将来の出来事、その他の結果に関係なく、適用される証券法で求められる場合を除き、更新・修正・説明する義務を何ら負いません。



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 マシモとドレーゲルがライセンス契約を拡大し、マシモの脳機能モニタリングとカプノグラフィーの技術を追加