シティ・プライベートバンクが「アウトルック2020」を発行：世界経済は来年も成長を維持

シティ・プライベートバンクが2020年の投資テーマを発表

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- シティ・プライベートバンクは本日、「Staying Positive in a Negative (Yielding) World（マイナス（利回り）の時代にプラス思考を維持する）」と題した2020年のアウトルック・レポートを公表しました。年2回発行されるアウトルック・レポートでは、翌年の世界経済と金融市場の見通しに関する詳細にわたる分析が明らかにされ、顧客ポートフォリオのための複数年にわたる重要な投資テーマが取り上げられます。

このレポートでは、企業利益の着実な成長が続くと予想されることから世界経済が成長を維持し、世界の株式市場は一段と上昇する可能性があり、世界の債券利回りが史上最低水準にあるため2020年も債券市場の低迷が続くと予想されるとの、シティ・プライベートバンクの見解が解説されています。

シティ・プライベートバンク最高投資責任者のデビッド・バイリンは、次のように述べています。「来年は投資家にとって材料の多い年となることが予想されます。当行の『アウトルック2020』は、不要な情報を排除してお客さまの資産にとって真に重要なことに焦点をあて、トータルリターンの強化につながる可能性のあるセクター推奨を行っています。当行は、世界経済が来年も成長を維持できると考えており、エクスポージャーを最大限に維持することや、止められないトレンドがますます投資に影響を与えていることに留意することを助言しています。」

現在、世界的に過度に悲観的なセンチメントとマイナス利回りが広がっていることを踏まえ、シティ・プライベートバンクは「アウトルック2020」において、プラスの利回り成長を目指してさまざまな資産クラスを組み入れた世界的に分散化された強固なポートフォリオを構築するための重要な変革を提唱しています。これには、投資家がポートフォリオで収益を上げる手法の変化が含まれ、2つの大きな投資テーマが示されています。

まず、シティ・プライベートバンクは、インカムを求める場合、債券以外に目を向けることを推奨します。具体的には、利益成長と増配の実績を持つ特定の株式で一部の債券を置き換えること、金利上昇が緩やかであることからバリュー株式と景気敏感株式への配分を増やすこと、また、リスク・プロファイルを高めることに前向きな投資家はポートフォリオにおいて資本市場戦略とプライベート・マーケット投資を実行することを提言しています。

またシティ・プライベートバンクは、今後の世界経済を形作り、経済に何が起きても続いていくと予想される大きな長期的な潮流である「止めることのできないトレンド」を提示しています。このトレンドは3つあり、一段とデジタル化が進む日々の生活を守るためのサイバーセキュリティーの緊急の必要性、金融サービス業界を変革する革新的なテクノロジー、よりクリーンで持続性のあるエネルギー源へのシフトです。

レポートの全文、要約版、紹介動画、その他の資料は、シティ・プライベートバンクのウェブサイト（こちら）でご覧いただけます。

シティ・プライベートバンクについて：

シティ・プライベートバンクは、世界で最も急速に成長しているプライベートバンクの1つです。世界の富裕個人層・家族向けのサービスを専門としており、世界中でカスタマイズされたプライベートバンキング・サービスを提供しています。運用資産は世界で約4600億ドルに上り、48カ所のオフィスを通じて116カ国で顧客サービスを展開しています。シティ・プライベートバンクは、客観的な助言と真に開かれたアーキテクチャーの投資プラットフォームを通じてお客さまの富の蓄積・保管、資産のファイナンス、キャッシュの効率的な活用、遺産管理をお手伝いし、家族およびファミリービジネスのニーズに応えています。シティ・プライベートバンクは、資本市場、資産運用、ポートフォリオ運用、信託およびエステート・プランニング、投資ファイナンス、銀行サービスおよび航空機ファイナンス、アートやスポーツに関する助言およびファイナンスなどに関連した商品・サービスをお客さまに提供しています。

シティについて：

シティは、約2億の顧客口座を有し、世界の160以上の国・地域で事業を営む世界有数のグローバルな銀行です。個人向け銀行・クレジット業務、法人向け銀行業務、投資銀行業務、証券仲介、トランザクション・サービス、富裕層向け財産管理など、さまざまな金融商品・サービスを、消費者、企業、政府、各種機関向けに提供しています。

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