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(「ASUS」)とDSLデジタル加入者線に関する特許ライセンス契約を締結したことを発表しました。シズベルが保有するITU-T
DSL規格に必須の特許ポートフォリオを利用する企業の数は世界的に増加しており、今回の契約締結によりASUSもこれら企業の一員となります。
このたびのASUSとシズベルの契約は、シズベルのDSL特許をASUSが侵害しているとする係争を解決するものであり、DSL機能を持つ特定のASUS製品の世界的な販売、流通を複数年にわたってカバーする特許ライセンスを提供するものです。
シズベルのDSL特許ポートフォリオは、パナソニック株式会社の関係会社であるパナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社がかつて保有していた100件の特許及び特許出願から成り、ITU
G.994.1 (G.hs)規格を実施する際必須となります。ITU
G.994.1規格は、DSL技術のスタートアップ手順に現在不可欠な部分であり、そのバリエーションはADSL, Splitterless
ADSL, ADSL2, Splitterless ADSL2, ADSL2+, VDSL, VDSL2, SHDSL and
G.fastなど多岐に渡ります。
シズベルテクノロジーのマネージングディレクターであるDavide Felice
Ferriは今回の契約に関し、次のように述べています。「ASUSとのこの度の契約締結を嬉しく思います。この契約は、私たちの優れたDSL特許ポートフォリオを反映させるものであり、増加するライセンシーファミリーの一員としてASUSを迎えられたことを大変喜ばしく思います。」
シズベルについて
シズベルインターナショナル
S.A.はシズベルグループの持株会社です。知的財産権管理と特許価値の最大化で世界をリードするシズベルグループは1982
年に設立され、その拠点をイタリア、米国、中国、日本、ドイツ、ルクセンブルク、英国に置き、技術、法律、ライセンスの専門家を有します。特許管理において長年の実績を誇るシズベルがこれまでに手掛けた特許ポートフォリオには、MP3やMPEG
Audioとして知られる音声圧縮規格関連特許などがあります。シズベルは現在、DVB-T2、DVB-S2X、MCP、LTE/LTE-A、3G、Wi-Fi、DSLやレコメンデーションエンジンの特許プールと共同ライセンスプログラムに加え、シズベルワイヤレスライセンスプログラムを運営しています。
詳細な情報は www.sisvel.comをご覧ください。
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