ハイブリッド・クラウドとマルチクラウドのアーキテクチャーがユースケースの多くを占める


東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- データ仮想化リーダーのDenodoが実施した2回目の年次クラウド利用調査では、クラウドの導入が勢いを増していることが明らかになりました。36%の組織が現在クラウドへの移行を進めており、20%近くは自組織が実装の進んだ段階にあると考えています。データの保存方法が多様であり、情報源をクラウドに移行させるために多くの時間が必要であることから、ハイブリッド・クラウドが最も一般的で人気の高いアーキテクチャーになっており(46%)、それにプライベート・クラウド、マルチクラウド、パブリック・クラウドが続いています。多様な技術的背景を持つ経営幹部とIT担当者201人の集団を調査した結果、アジリティーの強化、ITコストの低減、規模拡大能力の確保を目指した努力の中で組織によるクラウド・コンピューティングの採用が進んでいることが分かりました。




2018年の最上位のクラウド・プロバイダーはこれまでと変わらず、AWSがトップとなり(67%)、続いてMicrosoft
Azure(60%)、Google
Cloud(26%)となっています。企業は、このようなプロバイダーを利用することでBIやアナリティクスを実現しており、続いて、AWSでのデータレイクの形成やハイブリッド統合、Azureでのデータ・ウェアハウスやハイブリッド統合が利用されています。



提供サービスの点では、データ・ウェアハウスの近代化とデータレイクは、移行のユースケースとして一般的であり、データの重心は徐々にクラウドに向かって移動しつつあります。補完的な報告書全文は、こちら(英語資料)でご覧いただけます。



クラウドは採用が拡大していますが、課題も存在しています。セキュリティーが引き続き最上位の懸念事項であり(52%)、クラウド支出の管理と追跡(44%)、クラウド・スキルの欠如(32%)がそれに続いています。このような懸念にも関わらず、40%がクラウド・コンピューティングを活用するためにアプリケーションの再編や再設計を行うと回答しました。コンテナも重要性を増しており、Dockerコンテナが最も利用され(31%)、それにKubernetes(21%)が続いています。またさらに、クラウド・マーケットプレイスへの関心は継続的に高まっており、6割近くが利用料方式の加入モデルに関心を示し(59%)、続いて、自己管理機能(48%)、導入コストの少なさ(40%)への関心も示されました。



オンプレミスとクラウドベースのデータソースとデータタイプが混在しているため、多くの企業は、クラウドが提供するアジリティーと柔軟性を利用するためにデータ仮想化(DV)ソリューションに目を向け、このような増えつつある混在環境で見つかるデータをビジネス担当者が利用できるようにしています。DVは、リアルタイムのアジャイルなデータ統合手法であり、企業全体のデータの論理的構成を把握することができ、物理的なレポジトリに情報を複製する必要がありませんので、組織の時間、資金、リソースを節約することが可能です。



DenodoのCMOのRavi
Shankarは、次のように述べています。「現代の複雑なビッグデータ環境が原因となり、組織による急速なペースでのクラウド・ソリューションの導入が継続する中で、組織は間もなく最重要企業情報リソースの移行が課題であることを認識するでしょう。データ仮想化を利用することで、企業は困難を低減することができます。自社のデータの価値を最大に引き出し、クラウドの最新化、アナリティクス、ハイブリッド・データの集まりを有効活用できるデータ・サービス・アーキテクチャーが構築できます。」



参考情報



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調査について



2019年のクラウド採用調査の結果は、企業がクラウド採用の道程のどの位置にあるかを明らかにします。最新調査は、2019年1月にオンラインで実施され、エンタープライズ・アーキテクト、データ・アーキテクト、IT部門責任者(アナリティクス責任者やBI担当取締役など)を含む多様な技術的背景を持つ経営陣とIT担当者201人が対象となりました。対象者には、VPやCTOレベルの人々も含まれます。



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#クラウド導入 の最大の障害がセキュリティーと個人情報保護であることが明らかに - #データ仮想化 が移行をスムーズにして
#データ・ガバナンス に貢献 https://bit.ly/2HGYdyk



Denodoについて



Denodoは、データ仮想化のリーダー企業であり、アジャイルな高パフォーマンスのデータ統合、データ抽象化、リアルタイム・データ・サービスを、企業、クラウド、ビッグデータ、非構造化データソースにわたって幅広く、従来的アプローチの半分の費用で提供しています。あらゆる主要産業にわたるDenodoの顧客は、アジャイルBI、ビッグデータ・アナリティクス、ウェブ、クラウド統合のための統合されたビジネス情報、一元管理アプリケーション、エンタープライズ・データ・サービスを迅速かつ容易に利用できるようにすることで、高いビジネス上の機敏さとROIを実現してきました。Denodoは、十分な資金を持つ黒字経営の非公開企業です。詳細情報については、www.denodo.comをご覧いただくか、+1
877 556 2531 / +44 (0) 20 7869 8053にお電話をお願いいたします。



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 組織が運営管理コストの効率化を目指す中でクラウドの統合と採用が大きく進んでいることが新たな調査で明らかに