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eSIM対応のデバイスが着実に伸びていることは、今日の消費者が多種多様なデバイスを介してネットワーク接続を維持できる自由と柔軟性を得ていることを意味しています。またそれは、企業の従業員がかつてないほど、生産性を高め、自社と連絡が取れることも意味しています。
マイクロソフトはWinHEC
2018でウィンドウズ10がeSIMをサポートすることを発表しました。それ以来、消費者市場をターゲットにSIMを組み込んだタブレットやPCを発売するOEMが増えていますが、企業向け市場には独自の困難を抱えており、その困難をマイクロソフト、モバイルアイアン、アイデミアが協力して解決しようとしています。
通常、eSIMプロファイルやセルラー接続の管理の責任は企業のITチームに降りかかりますが、その多くは統合エンドポイント管理(UEM)やモバイルデバイス管理(MDM)のプラットフォームを使用しています。
アイデミアとモバイルアイアンは本日、モバイルアイアンのUEM/MDMプラットフォームにeSIMおよび接続管理の機能を導入するための提携を発表します。アイデミアのスマートコネクトハブはモバイルネットワーク事業者(MNO)のシステムと一体化され、eSIMのプロファイルやサブスクリプションプランの管理をモバイルアイアンのポータルの中で行えるようにします。こうした管理項目には、サブスクリプションの確認と選択、MNOネットワーク上でのプロファイルのプロビジョニングやアクティベーション、デバイスへのプロファイル割り当てや再割り当てなどがあります。
モバイルアイアンの製品管理担当シニアバイスプレジデントを務めるブライアン・フォスター氏は、次のように語っています。「マイクロソフトは最新デバイスをスムーズに使えるようなユーザー体験を生み出すべく、常に最前線に立ってきました。マイクロソフトおよびアイデミアとの協力により、eSIM接続管理の恩恵が拡大して、当社のUEMソリューションに、最終的には当社の顧客にまで及ぶことに、満足しています。」
アイデミアの予測では、消費者向けeSIMデバイス(スマートフォン、ノートPC、タブレット、ウエアラブル)の出荷台数は2025年までに年14億台に達する見込みです。市場シェア獲得を目指すモバイル通信事業者にとって、企業向けeSIMなど、多種多様な使用例に対応するよう安定性と柔軟性を備えたシステムが決定的に重要です。
マイクロソフトのプラットフォームエンジニアリング担当コーポレートバイスプレジデントであるエリン・チャップル氏は、次のように語っています。「マイクロソフトとアイデミアは連携し、モバイル通信事業者が容易に、成長中の企業市場を取り込み、またeSIMで実現するシームレスなユーザー体験の利点を生かせるようにしています。アイデミアのスマートコネクトハブは、関係者すべての間の統合作業を簡素化し、広範なエコシステムがこの新技術を採用できるようにするものです。」
アイデミアのスマートコネクトプラットフォームはネットワークやベンダーの違いに左右されないよう、また今日および将来のモバイル通信事業者のニーズを満たしてそれに適応できることを優先に設計されています。スマートコネクトには、サブスクリプションマネジャー(SM-DP+)、エンタイトルメントサーバー、オーケストレーションハブが含まれ、完全なeSIMライフサイクル管理ソリューションを構成しています。
アイデミアのデジタルドメインコネクティビティーおよびIoTセキュリティー担当バイスプレジデントのEmir
Aboulhosnは、次のように語っています。「アイデミアはモバイル通信事業者がeSIMをサポートする際に直面する困難を十分理解しています。当社の手法はこの間、既製製品に合わせるよう通信事業者に迫るのではなく、通信事業者のニーズに適応する接続性ソリューションポートフォリオを創出するというものです。当社のスマートコネクトハブは、通信事業者が既存のシステムを全面的に変更することなく、事業者のネットワーク上でeSIMプロファイルのプロビジョニングやアクティベーションを行えるよう、専用に作られています。こうして企業向けeSIMや将来の使用例をサポートする上での複雑さが解消されます。」
2月25~28日にバルセロナで開催のモバイル・ワールド・コングレスに出展するアイデミアのブース(#6H30)にお立ち寄りください。詳細については、http://mwc.idemia.comをご覧ください。
アイデミアについて
拡張された本人確認技術の世界的リーダー企業であるアイデミアは、市民や消費者が日常の重要行為(支払い、つながり、旅行、投票など)を物理的な世界でもデジタル空間でも行えるよう、信頼のおける環境を提供しています。私たちが暮らす現代の社会において、アイデンティティの保護は、今や欠くことのできない重要な事柄となっています。拡張された本人確認(個人情報保護と信頼を確保してセキュアで真性で検証可能なトランザクションを保証する本人確認)を支持する立場に立ちながら、当社は個人が対象かモノが対象かを問わず、セキュリティーが重要となる場合は時間と場所に関係なく、私たちの最大の資産の1つである本人確認情報を思考、生産、使用、保護する方法のあり方を塗り替えます。当社は、金融、通信、本人確認、公共セキュリティー、IoT分野の国際的顧客に対して拡張本人確認を提供しています。売上高が30億ドル近くに上り、世界で1万3000人の従業員を擁するアイデミアは、180カ国の顧客にサービスを提供しています。
詳細については、www.idemia.comをご覧ください。ツイッターで@IDEMIAGroupをフォローしてください。
モバイルアイアンについて
モバイルアイアンは今日的な新しい働き方のためのセキュアな基盤を提供します。詳細については、www.mobileiron.comをご覧ください。
マイクロソフトについて:
マイクロソフト(Nasdaq “MSFT” @microsoft)は、モバイル ファースト&
クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person
and every organization on the planet to achieve
more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
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