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赤外線カメラで可能となる自動緊急ブレーキ機能を搭載した自動運転試験車を公開
米オレゴン州ウィルソンビル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
フリアーシステムズ(NASDAQ:FLIR)は本日、自動車産業向けの赤外線イメージングカメラ2機種、自動走行車の開発のための次世代赤外線ビジョン自動車開発キット(ADK™)、自動車ファンや自動車業務従事者のための診断用ハンドヘルド赤外線カメラFLIR
TG275を発表しました。
またフリアーは赤外線カメラ搭載の自律走行試験車も発表しました。これは赤外線カメラが先進運転支援システム(ADAS)の安全性を向上させ、今後の自律走行車(AV)に求められる性能とのギャップを解消する様子を示すものです。カメラの新機種と赤外線自律走行試験車のデモを、ラスベガス・コンベンション・センターで今週開催される2019年コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で実施します。サウスホールの31166番ブース)。
次世代FLIR ADK
次世代赤外線ビジョンADKは、高解像度の赤外線カメラコアFLIR Boson®を搭載しており、自動車メーカー、自動車部品の一次供給企業、自動車関連の革新的企業によるADASや自律走行車の安全性向上に資するようデザインされています。ADKは物体分類向け機械学習アルゴリズムの併用により、電磁スペクトルの遠赤外部分からの重要なデータを提供することで、暗さ、影、まぶしい太陽光、霧、煙、霞など、他のセンサーでは困難が伴う一般環境で、自律走行車の意思決定を向上させます。赤外線ビジョンADKは、一連のセンサー全体の機能を高め、自律走行車の安全性向上に必要な冗長性を確保します。
新しいADKはIP67認定を取得済みでヒーテッドウインドウも搭載するようになり、全天候試験において性能向上が認めらました。また、ギガビット・マルチメディア・シリアル・リンク(GMSL)、USB、イーサネット接続にも対応し、搭載がより容易になっています。FLIR
ADKはwww.flir.com/adkで購入可能です。
フリアーの自律走行試験車
フリアーは今回、複数のFLIR
ADKカメラを搭載して360度の路面視界を実現する業界初の赤外線カメラ搭載商用試験車も展示します。この試験車は、今日の自律走行試験車に採用されているレーダー、LIDAR、可視カメラの機能と統合できるADKの実例となります。この試験車は赤外線カメラで強化した自動緊急ブレーキ(AEB)機能を備えており、赤外線イメージングと機械学習による分類を併用することでAEB機能が向上する様子の実証に役立ちます。
フリアーのジム・キャノン社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「路上での自動意思決定にとって、赤外線イメージングカメラと機械学習機能の併用が、特に混雑時や視界が悪い状況で歩行者を検知し人命を守る最も上で、効果的な手段となります。さらに、フリアーの赤外線カメラ搭載自律走行試験車は、赤外線カメラが都市部やハイウェーでの性能、AEBの性能、自律走行車の全体的な安全性を大幅に向上できる様子を実際に示すものです。」
赤外線カメラ搭載試験車の詳細に関心のある自律走行車開発関係者は、www.flir.com/adasをご覧ください。
FLIR TG275
TG275は、自動車技術者やホームメカニクスのためのフリアー初の専用赤外線カメラです。自動車修理において、熱は問題発生の可能性を示す場合が多々あります。TG275を使用すると、故障や最終的には路上での機能停止につながる前に、技術者が問題カ所を特定しやすくなります。赤外線マイクロカメラFLIR
Lepton®を搭載したフリアーの特許取得技術MSX®により、車載可視光カメラで撮影された画像からハイコントラストで細部を抽出し、赤外線画像の上に重ねて表示します。また、TG275では自動車修理技術者がより短時間で診断を下し、潜在的問題の発生前と発生後の画像により、問題の証拠を顧客に提示することができます。
TG275は今春に提供可能となります。詳細については、www.flir.com/tg275をご覧ください。
フリアーシステムズについて
1978年に設立され、オレゴン州ウィルソンビルに本社を置くフリアーシステムズは、世界をリードするセンサーシステムメーカーであり、これらのシステムは検知と認知を向上させることで、救命支援、生産性向上、環境保護に貢献しています。3500人近くの従業員を擁するフリアーのビジョンは「世界の第六感」となることであり、そのために赤外線イメージングと隣接技術を活用し、セキュリティーおよび監視、環境/状況モニタリング、屋外レクリエーション、マシンビジョン、ナビゲーション、高度な脅威検知のための革新的でインテリジェントなソリューションを提供しています。詳細については、www.flir.comをご覧になり、@flirをフォローしてください。
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