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コールセンター向け音声セキュリティー/アイデンティティーのリーダー企業が傾注対象を拡大し、国際事業の拡張、IoT機器、電気通信の分野に対応
アトランタ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- 音声セキュリティー/認証のリーダー企業であるピンドロップ(Pindrop®)は本日、Vitruvian
Partnersが主幹事を務めたシリーズD資金調達を完了し、9000万ドルを確保したと発表しました。新たに戦略的投資企業として、アリージョン・ベンチャーズ、クロス・クリーク、ディメンションデータ、シンガポールに拠点を置くEDBI、ゴールドマン・サックスが加わりました。CapitalG、IVP、アンドリーセン・ホロウィッツ、GV(旧グーグル・ベンチャーズ)、シティ・ベンチャーズも本ラウンドで投資しました。
ピンドロップの共同設立者で最高経営責任者(CEO)兼最高技術責任者(CTO)のVijay
Balasubramaniyanは、次のように述べています。「音声が音声チャンネルにとどまらず音声対応機器へと向かう中、当社の広範な投資企業すべてがピンドロップを未来の音声のセキュリティーを確保できる定評ある業界リーダーだと見なしています。当社はこの投資により、消費者向けIoT/音声技術の発展を迅速に推進すると同時に、当社の市場有数の世界的企業向け不正防止/認証ソリューションを継続的に強化できます。」
ピンドロップは、セキュリティー、信頼性、利便性を備えた音声取引の未来を先導しています。当社はその取り組みの中で、音声生体認証セキュリティーの優れた技術を開発しました。ピンドロップは市場浸透を拡大しながら、新たな製品を開発し、グローバルチャンネル、電気通信分野のリーダー企業、消費者向けIoT組織との提携関係を今後も発展させていきます。
当社は下記の通り、大きな成長とけん引力を達成しています。
またピンドロップは下記の通り、経営陣に世界クラスの人材を迎えました。
成長の勢いを弾みに、国際市場に拡張
ピンドロップの今回の投資ラウンドは、欧州最大の成長資金投資ファンドの1社で、ロンドンに本社を置くVitruvian
Partnersが主幹事を務めました。これは、当社が英国を含む欧州市場で、より強固なプレゼンスを確立したいと考えていることを反映しています。
Vitruvian
Partnersのシニアパートナーのデビッド・ナハマ氏は、次のように述べています。「当社の重要な目標の1つに、ピンドロップのように高成長の有力企業が、欧州と国際市場で成長できるように支援することがあります。同社はエンジニアリングの深い専門知識を持ち、機械学習技術に先駆的に取り組み、特許ポートフォリオを抱えているため、大規模な拡張の準備が整っていると確信しています。」
技術分野の世界的な投資会社EDBIも、アジア市場におけるピンドロップの前進を後押しすべく、本ラウンドに参加しました。EDBIのAPJネットワークにより、ピンドロップは当社の市場参入能力を世界へと拡張し、世界規模の顧客基盤にサービスを提供できるようになります。
今回のラウンドには、日本のNTTグループ傘下の世界的な技術統合/マネージドサービス大手ディメンションデータも投資企業として参加しました。ピンドロップと提携し、同社のシステムインテグレーターおよび付加価値再販業者の世界的ネットワークを活用します。ディメンションデータは、世界的顧客基盤に対する統合ソリューションの提供で豊富な経験を持っているため、この提携によりピンドロップの市場参入戦略を世界的企業を対象に大幅に加速・拡大することができます。
コールセンターを超えて:IoT
また今回の新たな資本注入により、グーグル・ホームからスマートロック、コネクテッドカーまで、音声支援型スマート機器にセキュリティー/アイデンティティーソリューションを提供することに向けて、ピンドロップの発展が促進されます。ピンドロップの技術は、コールセンターのセキュリティー確保に深く根ざしているため、当社は高度な深層学習技術を応用し、音声を音声対応デバイスの信頼できる生体認証手段にすることができます。
ピンドロップはアリージョン・ベンチャーズとも協力します。アリージョン・ベンチャーズは、セキュリティー製品/ソリューションを世界的に提供するアリージョンの企業ベンチャーファンドで、今回の融資で戦略的投資に参加していますが、ピンドロップの専有技術によって、物理的セキュリティーとデジタルセキュリティーの格差を埋めることができると考えています。
アリージョン・ベンチャーズのロブ・マーテンズ社長は、次のように述べています。「音声対応インターフェースは、消費者が日常生活でIoTデバイスとやり取りする方法に加え、よりスマートで強力なソリューションを提供するIoTメーカーの能力を拡大しています。当社は音声技術の未来に大きな期待を寄せており、ピンドロップはこの分野のパイオニアだと見なしています。Balasubramaniyan氏およびそのチームと力を合わせ、新市場での音声技術の採用を加速させていきたいと思います。」
電話のエコシステムでプレゼンスを拡大:電気通信企業
ピンドロップとベライゾン・エンタープライズ・ソリューションズはつい先月、ベライゾンのネットワークを利用する企業のコールセンター向けに、認証と不正防止の新しい統合ソリューションを発表しました。ベライゾンVoIPインバウンド不正防止/認証サービスは、音声認証と多要素認証を統合した市場初のソリューションです。企業は、迅速かつコスト効率よく着信コールの相手の身元情報を確認しつつ、消費者のセルフサービス体験を簡素化できます。
関係者の発言:
EDBIチーフエグゼクティブ兼社長のChu Swee
Yeok氏は、次のように述べています。「音声は次世代のヒューマンユーザーインターフェース(UI)として急速に台頭し、消費者向け/商業アプリケーションで幅広い用途を持っていますが、いまだにセキュリティーが大きな問題です。ピンドロップの世界クラスのAI音声セキュリティー技術は、コールセンター以外で音声UIの採用を実現するための重要な要素になるでしょう。当社のピンドロップへの投資は、アジア有数の世界的な金融の中心地、また人間中心の新しいデジタルサービス開発の中心地として信頼されているシンガポールの立場とも軌を一にしています。当社は、同じ考えを持つ革新的企業としてのピンドロップとシンガポールの活気あふれるAIエコシステムで緊密に協力し、同社のアジア拡張を支援したいと思います。」
ディメンションデータの顧客体験担当グループエグゼクティブのNemo
Verbist氏は、次のように語っています。「ディメンションデータは世界各地に顧客を持っているため、市場の全体像を明確に把握できます。当社はコールセンターと音声エコシステムで、セキュリティー確保の非常に大きな機会があることを認識しています。ピンドロップのソリューションは、音声におけるセキュリティーとアイデンティティーを取り巻く重要な問題群を解決できます。私たちは同社に投資できることをうれしく思うとともに、当社顧客にソリューションを提供するための提携に期待しています。」
ピンドロップの共同設立者で常勤会長のポール・ジャッジ博士は、次のように述べています。「従来の音声ベースシステムは、電話ベースとIoTベースのいずれも、アイデンティティーとセキュリティーの安定した技術がないため、さまざまなセキュリティー上の脅威と不正行為に対して脆弱でした。ピンドロップは、音声ベースのやり取りに信頼性とセキュリティーをもたらし、音声を次なるコンピューターインターフェースとして進化できるようにします。」
ピンドロップについて
ピンドロップのソリューションは、音声によるすべてのやり取りのために、アイデンティティー、セキュリティー、信頼性の標準を確立することで、音声の未来を先導しています。ピンドロップのソリューションは、耳に入るあらゆる通話と音声から比類なき量の情報を抽出する特許取得技術を使い、世界で最大規模の銀行、保険会社、小売店を保護しています。ピンドロップのソリューションは、不正行為者を検出して、本物の顧客を認証することで、不正行為と運営費を削減すると同時に、顧客体験を向上させ、ブランドの評判を保護します。非公開企業のピンドロップはジョージア州アトランタに本社を置き、2011年にVijay
Balasubramaniyan博士、ポール・ジャッジ博士、Mustaque
Ahamad博士が設立しました。アンドリーセン・ホロウィッツ、シティ・ベンチャーズ、フェリシス・ベンチャーズ、CapitalG、GV、IVP、Vitruvian
Partnersのベンチャー投資会社から、資金を得ています。詳しい情報については、pindrop.comをご覧ください。
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Melissa Garrett
Pindrop@thehatchagency.com