デジタルワークフローを自動化し、成功したプロジェクトの手法を再現


英国ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --The Year in Infrastructure 2018カンファレンス – Bentley
Systems, Incorporatedは、ProjectWise 365 ServicesとMicrosoft
365の統合の一般公開を発表しました。Microsoft TeamsとMicrosoft Flowのコラボレーション機能とMicrosoft
SharePointとMicrosoft Power
BIの解析を、ProjectWiseの主な自動デジタルワークフローで利用できるようになりました。この統合によって、インフラストラクチャ設備投資プロジェクトのデリバリにおいてシステム間を横断した共同作業型デジタルワークフローが実現されます。それにより、確実に標準のプラクティスとベストプラクティスを各プロジェクトへ伝達し、再現性、拡張性、品質、予測可能性を向上できます。実質的にプロジェクトデリバリが工業化されることになるため、成功したプロジェクトの手法をプロジェクトチームが再現できます。




Mott MacDonaldのアプリケーション担当ITディレクターNeil
Lee氏は、次のように述べています。「ProjectWiseとMicrosoft Office
365の統合は、現在取り組んでいるプロジェクトデリバリのデジタル戦略を実現する大きな推進力になるでしょう。プロジェクトチームの典型的なニーズに対して統合機能を評価したところ、望んでいたように、プロジェクトチームがOffice
365またはProjectWiseにあるプロジェクト情報にアクセスできる、よりシームレスで自動化されたデジタルワークフローを実現できることが証明されました。プロジェクトチームは、今よりも多くの情報を基に迅速な意思決定を下せる能率的なコラボレーションによって、プロジェクトの成果を高めて行けるでしょう」



また、ProjectWise 365
Servicesでは、MicrosoftのAzureクラウドサービスとBentleyの新しいWebベースの統合PDFレビューおよびマークアップ機能を利用して、プロジェクトの関係者全員がプロジェクト情報にアクセスできます。Bentley独自のAzureベースのConnected
Data
Environment(CDE)が、プロジェクトおよび資産ライフサイクル全体をカバーするデジタルワークフローを実現します。中核チーム以外の関係者も含めて全員が、正確で最新のプロジェクト成果物に確実かつ安全にアクセスできるようになり、その結果、たとえば、自動デジタルワークフローによるコラボレーションが可能になります。



ProjectWise 365 ServicesにはProjectWise Project
Insightsが含まれ、予知保全的なプロジェクト管理が可能です。"適時"にプロジェクトステータスを自動的に通知するダッシュボードを使って、早期にトレンドや潜在的な問題を発見してリスクを緩和できます。Project
Insightsは、プロジェクトの実施状態を理解し、次の行動を起こすことができる詳細な情報を提供します。ユーザーはMicrosoft Power
BIを活用して、設計の状態と財務、スケジュール、その他のプロジェクト情報とを組み合わせて、総合的にプロジェクトのパフォーマンスを把握できます。



世界最大手の総合インフラストラクチャ企業の1社であるAECOMは、ProjectWise
365を全社に展開している早期導入ユーザーです。AECOMの高速道路交通情報マネージャーのNorris
Spencer氏は、次のように述べています。「ProjectWise Project
Insightsでは、ダッシュボードを使って情報管理の状況やCDE全体のBIMの正常性について確認でき、経営幹部やプロジェクト管理者が新しい切り口で状況を把握できています」また、AECOMの情報マネージャーのElizabeth
Berna氏は、「プロジェクトマネージャーもダッシュボードを使ってプロジェクトのパフォーマンスのトレンドを把握し、プロジェクトの正常性を評価する新たな手段をお客様に提供しています」と述べています。



Bentley Systemsのプロジェクトデリバリ担当シニアバイスプレジデントのNoah
Eckhouseは、次のように述べています。「ProjectWise 365
Servicesの早期導入ユーザーの皆様に、アドバイスやフィードバックを頂戴し、深く感謝しています。このMicrosoft
365との統合によって、中核チーム以外の関係者も自動デジタルワークフローに参加できるようになりました。また、チームの各プロジェクトで、ベストプラクティスを再現する上でも役立ちます。さらに、ProjectWiseユーザーがBentleyの新しいAzureベースのiTwin
Servicesを追加して、ProjectWise内で自動デジタルワークフローを利用し、プロジェクトのデジタルツインを調整、同期することで継続して総合的に状況を確認できるようになったことも重要です」



Microsoft Corp.の法人向けMicrosoft Office 365担当コーポレートバイスプレジデントのRon
Markezichは、次のように述べています。「ProjectWiseとMicrosoft Office
365のさらなる統合によって、プロジェクトデリバリ組織のデジタル化が促進されます。デジタル化により、組織はプロジェクトの生産性を高め、よりよい成果を上げることができます」



Microsoftのパートナーコミュニティ向けの年次カンファレンス「Microsoft Inspire 2018」において、Bentley
Systemsは"2018 Microsoft CityNext Partner of the Year"を受賞しました。BentleyのSYNCHRO
4D建設モデリングソフトウェアが、Mixed Reality and the Cloudセッションで紹介されました。SYNCHROのデジタルワークフローを使うと、3D建設モデルを始めから作成し直す必要がなく、設計中に作成されたBIMモデルを取り込むことができます。ProjectWiseとTeamsおよびFlowの統合で、建設計画のデジタルワークフローが自動化され、BIMインテリジェンスを活用できます。建設のパスとシーケンスを把握できるこの没入型の環境には、
プロジェクトデリバリの関係者全員を取り込むことができます。MicrosoftとBentleyは、今年中にProjectWiseとSYNCHRO向けのHoloLensアプリケーションを提供できるよう、現在協力して開発を進めています。



ProjectWiseについて



ProjectWiseはデジタルプロジェクトデリバリの業界標準であり、Engineering News-Recordのランキングで上位250社の設計会社の70%が採用し、あらゆるタイプのインフラストラクチャ資産の設計とエンジニアリングに利用されています。



ProjectWiseでは、Microsoft Azureの拡張性、信頼性、セキュリティと、Microsoft
365のコラボレーション機能を活かして、プロジェクトデリバリのライフサイクルの全期間を通じて、プロジェクトの中核チーム以外の関係者もプロジェクト情報に安全にアクセスできます。また、BIMワークフローを自動化してワークシェアリング、設計レビュー、問題解決、契約上の成果物の作成を行うことや、パフォーマンスに関する詳しい情報を入手し、より多くの情報を基に適時に意思決定を下すこともできます。詳細については、www.bentley.com/ja/products/brands/projectwiseを参照してください。



Bentley Systemsについて



Bentley
Systemsは、エンジニア、建築家、地理空間のプロフェッショナル、建設業者、オーナーオペレーターにインフラストラクチャの設計、建設、運用のためのソフトウェアソリューションを提供する世界的リーダー企業です。BentleyのMicroStationベースのエンジニアリングとBIMアプリケーション、およびデジタルツインクラウドサービスは、輸送やその他の公共事業、公共設備、製造プラントおよび資源プラント、商業施設や業務施設のプロジェクトデリバリ(ProjectWise)と資産パフォーマンス(AssetWise)を推進します。



Bentley
Systems、170カ国以上に3,500人以上の従業員を擁し、年間売上高は7億ドルにのぼります。また、2012年以来、研究、開発、企業買収に10億ドル以上を投資してきました。1984年の会社創設当初から、5人のBentleyの創設メンバーが同社の過半数を所有しています。Bentleyの株式は、招待を受けてNASDAQ
Private Marketで取引されています。戦略的パートナーのSiemens AGは、議決権なしの過半数未満の株を累積しています。www.bentley.com



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ProjectWiseの新しいブラウザベースの共同作業型のPDFレビューおよびマークアップ機能では、ほぼリアルタイムでコメントやマークアップの送信や応答、問題の報告や解決が可能です。



Bentley、Bentleyのロゴ、AssetWise、Connected Data
Environment、iTwin、MicroStation、SYNCHRO、ProjectWiseは、Bentley Systems,
Incorporated、またはその直接または間接の完全所有子会社のいずれかの登録商標、未登録商標、または商標です。その他すべてのブランドおよび製品名は、それぞれの所有者の商標です。




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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 Bentley、ProjectWiseとMicrosoft 365の統合により、インフラプロジェクトデリバリの工業化を推進