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世界全体で遅延のないスポーツ実況のライブ配信が望まれる
東京、日本--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
世界最大規模のプライベート・ネットワーク経由で配信されるコンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)を提供するライムライト・ネットワークスの日本法人であるライムライト・ネットワークス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表:田所
隆幸)は、2018年8月にグローバルが発表した報告書「オンラインビデオの状況に関する調査 – 2018年」の日本調査結果を発表しました。
本調査結果は、「オンラインビデオの状況」について、日本、フランス、ドイツ、インド、イタリア、フィリピン、シンガポール、韓国、英国、米国の約5,000人を対象とした調査から、日本の回答に焦点を当て、グローバルの結果と比較を行ったものです。
■主な調査結果
世界ではSOVDサービスを解約する理由の第1位は価格だが、日本人はコンテンツにこだわる
年々リバッファリングに対して寛容でなくなる傾向に
今回の調査では、日本人のテレビ離れが加速している状況が明らかとなりました。一方で、オンラインビデオの視聴については、今後2020年に向けてスポーツの視聴を中心にさらにニーズが高まってくることが予想されます。
ライムライト・ネットワークスでは、世界中どこでも配信可能な遅延1秒未満のライブ動画ストリーミング・ソリューション「Limelight
Realtime Streaming」の提供を9月に発表しました。同ソリューションの提供により、ストリーミングの遅延が解消され、テレビ放送と同等の視聴体験が可能となります。
■日本人のテレビ離れが加速、オンラインでのビデオ視聴が伸びる可能性も
テレビ(テレビ放送、ケーブルテレビ、衛星放送)の視聴に毎週どのくらいの時間を費やすかについて尋ねたところ、日本は「全く見ない」と回答した人が22.2%でグローバル各国の中で最も多いという結果が得られました。日本では、週に4時間未満しか見ないと回答した人が全体の6割を占め、テレビ離れが世界一進んでいることがうかがえる結果となりました。
オンラインでビデオを視聴する時間は、世界的にみると年々長くなっています。2018年のグローバル平均は6時間45分/週で、これは昨年よりも1時間長く、2016年と比較すると約2時間半長くなっています。
オンラインビデオの平均視聴時間を比較してみると、日本人のオンラインビデオの平均視聴時間は5.17時間とドイツに次いで2番目に短いという結果となりましたが、昨年の世界平均時間に近づいてきています。日本人のオンラインビデオ視聴時間は増加傾向にあり、今後も伸びていく可能性がうかがえる結果となりました。
■スポーツ実況のリアルタイムストリーミングに強い関心
「遅延がなければスポーツのオンラインストリーミングを視聴するか」を尋ねたところ、グローバル全体で約6割(59.5%)の回答者が「視聴する」と回答しました。日本では44.4%が「視聴する」と回答し、スポーツ実況のオンラインストリーミングに対して、遅延対策へのニーズが高いことが分かりました。
■スマートテレビでオンラインビデオを視聴するのが世界の主流だが、日本では多様なデバイスを活用
オンラインビデオを視聴するためのデバイスとしてグローバルで最も多かったのは、スマートテレビ(ネット対応テレビ)でした。日本では、スマートテレビでオンラインビデオを視聴していると回答したのは11.0%にすぎず、グローバル各国と比較すると突出して低い値となりました。一方で、Fire
TV、Apple
TVやゲーム機で視聴していると回答した人はグローバルの平均よりも多く、多様なデバイスを活用していることがうかがえる結果となりました
■日本人の半数以上がSOVD(サブスクリプション型ビデオオンデマンド)サービスに加入
世界ではSOVDサービスを解約する理由の第1位は価格だが、日本人はコンテンツにこだわる
世界的にSVODサービスが成長しており、グローバル平均では6割近くがSVODサービスを契約しています。日本の契約率は世界各国の中で最も低い数値となりましたが、それでも半数以上が1つ以上のSVODサービスを契約していると回答しています。
さらに、SVODサービスを解約するとしたら、どのような理由によるかを尋ねたところ、グローバルでは「サービスの提供価格が高くなりすぎた場合」を挙げた回答者が55.0%と最も多かった一方、日本では「コンテンツに魅力がない場合」が39.6%と最も多く、価格よりもコンテンツを重視していることが分かりました。また、「視聴したいと思っているデバイスの全てがサポートされていない場合」を挙げた回答者がグローバル平均よりも高くなる傾向にありました。
■ビデオ視聴における最も大きな不満は「リバッファリング」
年々リバッファリングに対して寛容でなくなる傾向に
オンラインビデオの視聴に際して最も不満を感じる点を聞いたところ、グローバル平均ではリバッファリングにより再生が途中で止まることを挙げた回答者が最も多く、日本も同様の傾向でした。「リバッファリングが何回起きたら視聴をやめるか」という質問に対しては、グローバル平均で2.2回という値が出ました。この値は年々減少しており、視聴者はリバッファリングに対して寛容でなくなっていることが明らかになりました。
日本の視聴者はオンラインビデオの視聴時間は世界と比較すると短い一方で、テレビ離れは進んでおり、視聴に際しては遅延や中断に厳しいという結果が明らかになりました。ライムライトからの提言は以下の通りです。
日本調査レポートのサマリはこちらからご参照いただけます。
また、調査レポートの全文(英語)は、こちらからご覧いただけます。
【ライムライト・ネットワークス・ジャパン株式会社について】
ライムライト・ネットワークス・ジャパン株式会社は、ビジネス、エンターテイメントの新しい形を実現するコンテンツ配信パートナーである米国ライムライト・ネットワークス社(本社:米国アリゾナ州
NASDAQ上場証券コード:LLNW)の日本法人として2007年に設立されました。実績のあるライムライト・ネットワークスの独自アーキテクチャーは、お客様が配信を希望される様々なフォーマットのコンテンツをPC、各種モバイルデバイスに対し最も効率の良い方法で配信いたします。https://jp.limelight.com
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