ジェットクラフトが第4回年次10年市場予測を発表

次の10年間は過去10年間を機数と売上高の両方で上回ると予測

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- ビジネス航空機の販売・取得の世界的リーダーであるジェットクラフトは本日、第4回年次ビジネス航空機市場10年予測を発表します。

この年次市場予測では、プライベートジェット機業界の着実な成長が続く見込みであることが確認されました。今後10年間の引き渡し予測は8736機で、売上高は2710億ドル（2018年の価格に基づく）に上ると予測されます。北米が再びリードし、予測期間の新規引き渡し予想機体数の60%（5241機）を占め、欧州が18%（1572機）、アジア太平洋が13%（1136機）となる見込みです。

ジェットクラフトのオーナーで取締役会長のJahid
Fazal-Karimは、次のように述べています。「私たちが業界の最も困難な時期をうまく切り抜ける中で、2018年はビジネス航空機の転換期でした。今年の予測では、富の創出の増加とより大型でより高価な航空機への需要に支えられて、安定的で健全な成長という現在の景気循環の継続が予想されています。」

過去10年間の富の創出の増加は、現在ビジネス航空機を含む幅広い専門サービスを提供しているファミリーオフィスの成長を加速しています。ブロック・チャーターやフラクショナル・プログラムの増加に伴い、これまで以上に多くの超富裕層（UHNWI）がこの業界に接しています。

しかし、継続的な経済成長にもかかわらず、フォーチュン500企業は、株式買戻しや借金返済などの他の財務上の優先事項に焦点を当てているため、過去の航空機取引の水準には戻っていません。この顧客セグメントは、そのサイクルに十分に入るまで航空機購入プログラムを再開することはなさそうです。

この予測では、超大型、超長距離、転換型の航空機セグメントから成る大型ジェット・カテゴリーは、今後10年間で総機体数（2778機）の32%、総売上高の64%を占めると見込んでいます。予測期間中の新規航空機モデルのプログラムは、発表済みのものも予想のものもすべて広胴機です。

Fazal-Karimは、次のように述べています。「大型ジェット・カテゴリーの予想引き渡し機体は、業界の総売上高の大部分を占め、今日の世界のビジネスニーズを支えるためにより大型で長距離の航空機が好まれる傾向を示しています。」

業界はかなりの成長期に入る見込みですが、以前の厳しいビジネスサイクルにおいて示された底堅さにより、拡大に向けた準備は十分にできています。

Fazal-Karimは、次のように結んでいます。「過去10年間に私たちが学んだ教訓により、今後のビジネス航空機の持続可能な成長が確保されると確信しています。私たちの業界は永続的な業界であり、明るい未来が待っています。」

ジェットクラフトの2018年ビジネス航空機市場10年予測の全文は、https://www.jetcraft.com/knowledge/market-forecastでダウンロードできます。公表に利用可能な図表についてはお問い合わせください。

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