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OLEDはテレビ/モバイルアプリケーション向けディスプレーの市場を席捲しようとしています。しかしOLED技術の可能性をフルに生かすには、ディスプレー向けの高効率の深青色発光材料が不可欠です。これまで長年の間、今日において最新の材料や技術でも、そうした深青色発光材料は実現できませんでした。サイノラは、新しい技術であるTADFの開発で先頭に立っています。サイノラは、OLEDディスプレー向けの高効率の深青色材料として、現状の青色発光の問題を解決可能な材料を実際に提示できる最初の企業です。
この革新的なTADF技術は幾つかの方式で使用でき、自己発光方式や、ハイパーフルオレッセンス(超蛍光)などを取り入れた組み合わせ発光方式が幾つかあります。OLEDワールドサミットでは、それらの方式についてアンドレアス・ハルディが講演します。
サイノラのトマス・バウマン最高戦略責任者(CSO)は、次のように語っています。「OLEDディスプレーには特定の深青色材料が必要です。この深青色はスカイブルーや緑、赤など他のどんな発光材料よりも、難易度がはるかに高くなっています。サイノラはあらゆる方式の深青色TADF材料に取り組んでおり、自己発光方式にも組み合わせ発光方式にも使用することができます。」
サイノラのアンドレアス・ハルディ最高マーケティング責任者(CMO)は、次のように語っています。「当社は戦略として、OLEDディスプレー向けの材料として最も困難な深青色発光材料から着手しています。そして次に、青色材料に関する当社のノウハウを使用し、青色材料よりも容易な高効率の緑色発光材料と赤色発光材料を短期間で開発していきます。」
アンドレアス・ハルディはディスプレー向け深青色TADF材料開発の最新状況について、OLEDワールドサミットで2018年9月19日(水)に発表します。
サイノラについて
サイノラはTADF技術のリーダー企業です。当社の主眼は高効率のOLED発光システムにあります。110人以上のTADF専門家から成る学際的チームを擁するサイノラは充実した知的財産戦略を築いて150件の特許を取得しており、今後2年以内に1000件の特許ポートフォリオを達成できると見込んでいます。サイノラは韓国と中国に事務所を開設し、材料やデバイスの開発に関し、顧客企業と密接に協力しています。
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