香港--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
インターコネクト・ソリューションの大手プロバイダーであるマルテックは本日、すでに発表されていた中国蘇州に本社を置く多角的製造企業の蘇州東山精密製造(DSBJ)(SZSE:002384)による買収が完了したことを発表しました。本取引は、マルテックの以前の親会社であるフレックス(NASDAQ:FLEX)により、事業売却という形で2018年3月に発表されていました。本取引は、株主と監督当局から必要なすべての承認を得たことで完了しました。







所有権の変更の完了に伴い、マルテックはDSBJの間接的な完全所有子会社となります。マルテックのフランク・リゼ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「本取引が完了したことをうれしく思います。DSBJの一員としての未来を大変期待しています。Multekは、事業拡大を継続し、統合後の新組織の繁栄に貢献すると同時に、お客さまの将来的なニーズを支援するための体制が一段と強化されました。」



DSBJの袁永剛会長兼社長は、次のように述べています。「本取引は、DSBJの38年に及ぶ歴史の新たな章を開くものであり、重要な節目となります。マルテックの買収により、2万5000人超の従業員、総面積5百万平方フィートを超える製造施設を有する部品技術分野の強力なグローバル企業が誕生し、米国、欧州、アジアの著名ブランドを含む300社を超える顧客が加わります。DSBJは、マルテック買収前の大型買収取引として、マルテックと同じ業界に属し、事業規模もほぼ等しかったMFLEXを2016年に買収しており、同社の売上高の大幅な拡大を実現したDSBJの実証済みの手法を活かして、合併完了後のマルテックの急速な成長を促していきます。また、マルテックの対象市場は規模が大きく、スマートフォン、ウェアラブル、IoT、自動車、医療機器、通信インフラ、コンピューティング、コンシューマー・エレクトロニクス、工業、機器など多岐にわたっており、DSBJの既存の所有企業との間で極めて大きな相乗効果が期待できます。」



1978年に設立されたマルテックは、中国蘇州に総面積160万平方フィートの製造拠点を有し、リジッドプリント基板(PCB)、フレキシブルプリント基板(FPC)、リジッドフレックス基板および組み立てのためのワンストップのエンジニアリング・製造サービスを提供しています。マルテックの工場と研究所には、最新の機材が備えられています。



マルテックについて



DSBJ(SZSE:002384)の完全所有子会社のマルテックは、プリント基板の高付加価値メーカーで、高密度相互接続(HDI)、リジッド、フレキシブル、リジッドフレックスの各プリント基板および組み立てソリューションを含むプリント基板のエンジニアリング・製造に関する多岐にわたる専門的知見を提供しています。モバイル、自動車、IoT、医療機器、ウェアラブル、通信、コンピューティング、工業、コンシューマー・エレクトロニクスの各業界を顧客とするマルテックは、初期エンジニアリングから、先進技術による新製品の投入、大量生産に至るまで、顧客による迅速な新製品の商品化に貢献しています。詳細情報については、www.multek.comをご覧ください。



DSBJについて



1980年に中国蘇州で設立されたDSBJは、2010年に深圳証券取引所に上場されました(銘柄コード:002384)。DSBJは、IoTによるインテリジェントな世界に欠くことのできない部品の最先端のテクノロジー・プロバイダーとなることを目指しており、コンシューマー・エレクトロニクス、通信および自動車業界で広く採用されているFPC、PCB、リジッドフレックス、LEDパッケージング、ディスプレイモジュールおよび通信機器のワンストップの研究開発、製造、販売およびサービスに従事しています。DSBJの2017年の売上高は23億7000万米ドルでした。



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 マルテックが蘇州東山精密製造(DSBJ)による買収の完了を発表