米テキサス州オースティン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
ステークホルダーへの透明性を確保するため、本発表によりバイキングによるテクノツリーの破産手続き申請の背景と事情を説明します:



すでに多くの方がご存知の通り、バイキング・コープは先日、テクノツリーの破産手続きの申請を余儀なくされ、その後、6月19日にその申請を撤回しました。ステークホルダーへの透明性を確保するため、この行動の背景と事情を説明するために本発表を行います。



まず、当社がテクノツリーならびにそのすべてのステークホルダーとの提携を試みた最近の経緯について説明します。バイキングは、テクノツリーの取締役会ならびに当社顧問との詳細にわたる協議を経て、テクノツリーに対する株式公開買い付けを実施しました。この協議に基づき、当社は1株当たり10セントの買い付け価格は株主に真に優れた価値をもたらすものであると確信していました。このことをテクノツリー取締役会も確信していたことは、当社による公開買い付けへの応募を全会一致で推奨したことで証明されており、また、このことは現在の市場価格によっても裏付けられています。



この公開買い付けは、当社公開買い付け案の価値を示すための大規模なPR活動、公開市場での集中的な株式購入、株主へのアプローチを含め、極めて精力的な形で後押しされてきました。こうしたさまざまな努力にもかかわらず、当社による公開買い付けはテクノツリーの発行済み株式の90%の取得という目標を達成できませんでした。



公開買い付けの終了後、バイキングはテクノツリーおよび同社取締役会と協力関係を結ぶことを模索しました。同社取締役会は、バイキングの2名の幹部がテクノツリーの取締役に就任することを全会一致で推薦し、当社はそれがテクノツリーが直面する重大な状況(これについてはテクノツリーが詳細を公表しています)の打開策を共に策定するための重要な手段であると考えていました。残念ながら、先に開催された株主総会でこうした協調と連携の機会が閉ざされ、当社の取締役候補者は選任されませんでした。



こうした状況に鑑み、必然的に当社は当社が保有するテクノツリーの債権と株式の価値を保護することを試みました(当社はテクノツリーの最大の債権者であり、株主でもあります)。法的に有効な支払い期日を明確かつ詳細に示した64万5530ユーロの延滞債務と遅延利息の支払い催告が行われました。支払いが履行されなければ同社の破産手続きが取られることについても、詳細な説明が行われました。設定された期日内に支払いはなく、そもそも何の返答もなかったため、バイキングは破産手続きの申請に踏み切る以外の手段はほとんどないと判断しました。当社が破産手続きの申請を行った翌日、テクノツリーから支払いがあったため、即座に申請を撤回しました。



しかしながら、破産手続きの申請を行わなければ、本来2017年の事業再編計画の下で返済されることになっていたこの比較的少額の延滞債務の支払いを受けることができなかったことは、残念なことです。こうした一連の経緯(今では公式の記録に残っています)に加えて、テクノツリー自身が行った情報開示を踏まえ、当社は、テクノツリーの財務内容が極めて危機的な状況にあるのではないかと懸念しています。さらに、事業再編計画に基づき、2018年6月30日に次の支払期限が到来します。



こうした目前の課題を考慮し、テクノツリーの最大の債権者および株主として当社はテクノツリーの取締役会に最後の提案を行い、当社が有する権利を行使することにより、この件について議論し、必要に応じて決議を行うための臨時株主総会の開催を求めます。現在公式記録となっている出来事や情報から判断して、テクノツリーの大半のエコシステム、特に同社の顧客、ソフトウエアIPその他の資産に資する現実的な解決策を見出すために、これが最後の機会になると当社は確信しています。



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 テクノツリーに関するバイキング・コープの発表