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-- 新バージョンのWELLビルディング・スタンダードはカスタマイズ可能で利用しやすく、手頃な価格ですべての人の健康的な未来を促進
ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 国際WELLビルディング協会(International WELL Building Institute、IWBITM)は、当協会の先駆的なWELLビルディング・スタンダード(WELL
Building StandardTM)の新バージョンであるWELL
v2™パイロット版を発表しました。本日から世界的に利用可能となり、ニューヨーク、北京、ロンドン、シドニーで盛大に披露されました。これは、建物が人の健康とウェルネスに及ぼす影響に焦点を絞った初めての評価制度です。
この第2版には、すべての人のためにより健康的な未来を築くというIWBIの世界的目標を促進する一連の強化策が含まれています。WELL
v2には、世界34カ国で登録または認定された約1,000件のプロジェクトから学んだ重要な教訓が生かされています。利用者のWELL
v2への登録は、本日始まりました。
IWBIのレイチェル・ガター最高製品責任者は次のように述べています。「私たちは、2014年にWELLを開始して以来、建物によってすべての人に健康とウェルネスのメリットを提供する手段としてWELLを採用した何千ものWELL利用者、実務者、研究者から多くを学びました。WELL
v2は、最新の知識、最先端の研究、新技術、先進的な建築の実践を統合し、WELLビルディングの利点をより多くの場所でより多くの人々に広げる私たちの努力の1つです。」
真にグローバルな評価システムであるWELL
v2の目的は、プロジェクトチームが、WELLの包括的な証拠に基づくアプローチと性能検証の取り組みを損なうことなく、プロジェクトと地域社会にとって最も重要な介入を行えるようにすることです。この評価システムの改良点と強化点は次のとおりです。
IWBIのリック・フェドリジー会長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「IWBIチームは、たゆまぬ努力で、利用者、研究者、オピニオンリーダーの世界的コミュニティーによる専門家としての意見を集約しました。細部に至るまでWELl
v2に実践的に関わっている方々の意見です。その成果として、よりシンプルで明快で、最も大きな影響を持つ要素に焦点を当て、あらゆる評価項目での利点を向上させるように設計された評価システムが生まれました。特に、大幅なコスト効率化が組み込まれていることをうれしく思っています。これにより、より多くの市場セクターでWELLの採用が増え、WELLを利用しやすくなるでしょう。」
フェドリジー会長はさらに次のように述べています。「このような変更を組み込んだWELL
v2により、人々が目標を達成できるように建物と地域社会の広範な変革を推進する私たちの能力がさらに高まります。このパイロット段階を進める中で、市場のフィードバックを楽しみにしています。」
WELL v2の詳細は、https://v2.wellcertified.comをご覧ください。
IWBIについて
国際WELLビルディング協会(IWBI)は、人々が目標を達成できるように建物と地域社会を変革する世界的な活動を主導しています。WELL
v2パイロット版は、普及しているWELLビルディング・スタンダード(今後も市場に提供)と、WELLコミュニティー・スタンダード(健康的な地域社会の新たな世界基準を定める地域規模の評価システム)の最新版です。WELLは、建物と地域社会、またその中のすべてが快適性を向上させ、より良い選択を促進し、健康とウェルネスを損なうのではなく、これを全体的に高める方法に特に焦点を当てています。IWBIは、WELL
AP資格の管理、適用可能な研究の遂行、教育資源の開発、そしてあらゆる場所で健康とウェルネスを促進する政策の提唱を通して、ウェルネス・コミュニティーを作り上げて活動しています。
付録
WELLに関するコメント
北米
ストラクチャー・トーンのシニアバイスプレジデントのロブ・レオン氏は、次のように述べています。「ストラクチャー・トーンでは、お客さまを最優先することを社是としています。従業員のウェルネスと生産性から患者のケアに至るまで、人間中心の空間の利点を直に感じてきました。そのため、私たちは自社の空間を再設計する際に、経験からWELLが最高の選択であることが分かっていました。その結果、1日を通して健康、ウェルネス、生産性を促進する空間を従業員に提供できています。」
「TD銀行においては、従業員、お客さま、地域社会のウェルビーイングは常に最優先事項です。米国およびカナダのリテール部門とコーポレート部門で早期にWELLを採用した銀行として、私たちは、健康とウェルネスを促進する空間を設計・運営することに大きな価値があることを認識しています。立地や建物のタイプを問わず、TDのWELL認証空間はそれぞれ、その空間を利用する人達にプラスの影響を及ぼしています。WELLの活動に参加し、健康と環境のイニシアチブを推進できることを誇らしく思っています。」
- ジャクリーン・ヘンケ氏(TD銀行、持続可能性・イノベーション担当取締役)
「テクニオンでは、常に継続的改善を提唱しており、人のパフォーマンスと成果をさらに向上させる取り組みを続けています。健康的な設計慣行の先駆的企業として、現在5つのプロジェクトをWELLプログラムに登録しており、会社の目標のあらゆる場面でWELLを活用しています。WELLは、当社の製品設計と開発を指導し、私たち自身および当社がサービスを提供するお客さまにとってより良い空間を作る上での助けとなります。」
- トレーシー・バッカス氏(テクニオン、持続可能なプログラム担当取締役)
「私たちは自社の職場でWELL認証を検討しました。それは、仕事と学習のためのスタジオをできる限り健康的な環境にしたいと思ったからです。研究と成果に基づくこの規格は、当社のウェルネス設計目標の成功を評価する上で重要なツールです。」
– リック・クック氏(クックフォックス・アーキテクツ共同創設者)
欧州
HROフランスのバージニー・スカグリア氏は、次のように述べています。「WELL認証は、健康的な職場を提供し、建物の設計、建設、運営において最高の環境基準を順守する当社の取り組みを伝える優れたプラットフォームです。プロジェクトを開始した時、私たちはSCENEOを最先端建築科学技術の最前線に立たせたいと思っていました。WELL認証により、当社はパリの不動産市場において競争力を高め、持続可能性活動でのリーダーシップを強調し、また、最も重要なこととして、テナントと従業員の健康とウェルビーイングを向上させています。WELLは当社に最適です。」
ランドセックの持続可能性インサイト担当取締役のエド・ディクソン氏は、次のように述べています。「ロンドン中心部の新しい職場に移った時、従業員の体験を以前とは大きく異なるものにしようと考えました。私たちは、健康を促進し、身体活動を円滑にし、協働を増やす環境を作り出すための広範な戦略の一環としてWELLを活用しました。その結果、組織が変革され、従業員の満足度と生産性が向上し、持続可能性の取り組みを実現することができました。結果として、ランドセックの職場は、WELLシルバー認証とBREEAM最優秀の2つの認証を獲得した世界初の商業オフィスとなり、健康的で持続可能なオフィス空間の世界基準を確立しました。」
ランディッドの取締役のクリス・ハイアット氏は、次のように述べています。「WELLコア&シェル認証を取得した英国初の建物として、ポーター・ビルディングはオフィスの設計と開発の新たな基準を確立しました。この職場は、従業員の維持と引き付け、ウェルビーイングおよび生産性を通して営業業績にプラスの影響を与え、最高の人材の意欲に応えるでしょう。近年、ウェルネスは職場戦略においてますます重要な役割を果たすようになっており、これには、より健康的なライフスタイルへの広範な文化的変革が反映されています。5年後には、現在、建物が最高の持続可能性基準を順守しようとするのと同じように、すべての新しいオフィスビルはWELL認証を目指すことになるでしょう。ウェルビーイングはオフィス設計の要素の一部となるでしょう。このような変革で主導的役割を果たせることを大変誇らしく思っています。」
グリーン・ビルディング・パートナーズの上級コンサルタントであるコンスタ・トゥオッコ氏は、次のように述べています。「北欧では、屋外の空気と自然は最もきれいで、ライフスタイルはアクティブですが、私たちはドアを閉めて室内で1日22時間を過ごしています。北欧で初めてのWELL認証オフィスとして、グリーン・ビルディング・パートナーズは、北欧で活動を主導し、環境とエネルギーに優しいだけでなく人にも優しい室内空間を設計することが重要であることを示したいと思っています。WELLビルディング・スタンダードの強みは心身一体的なことです。このコンセプトにより、従業員のウェルビーング、創造性、生産性を総合的に向上させるオフィスを設計し、その方法を確立することができます。」
アジア
ポリ・リアル・エステート・グループ(保利地産)の製品研究開発部門責任者のWuzhao
Qiu氏は、次のように述べています。「中国ではこの3年で、あらゆるセクターのプロジェクトがWELL認証を取得しようと努めてきました。地球の持続可能性と人の健康のために環境にやさしい建物を建築する保利の取り組みは、WELLの人の健康を中心とした理念に完全に沿ったものです。」保利は中国でWELLを早期に導入した企業の1つであり、合計50万平方フィートの空間を有する5つのプロジェクトが現在WELL
v1認証を目指しています。Qiu氏によれば、保利はWELLと共に発展することを楽しみにしており、より多くのプロジェクトでWELL認証v2の取得を目指しています。
オーストラリア
ミルバックのスーザン・ロイド・ハーウィッツ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「ミルバックの持続可能性戦略である、「This
Changes
Everything」(これがすべてを変える)により、当社は建物の設計・建築方法の限界を押し上げ続け、持続可能な開発のリーダーとなっています。私たちは、オーストラリアにおいてWELL認証の最前線に立っていることを大変誇らしく思っており、今後も、国内全体で革新的で持続可能な健康的職場の基準を定めることを目指しています。オーストラリア大手不動産グループとして、未来の健康的な職場を構築するお客さまの目標をより適切にサポートすることができます。」
レンドリースの不動産担当最高責任者のカイリー・ランパ氏は、次のように述べています。「環境面でも社会的にも、性能の高い建物は、投資家およびテナントに多くの直接的な経済的利点をもたらします。これには、すべての人により大きな価値を生み出すより生産的な職場や区域が含まれます。都市の物理的環境、その経済基盤、住民の社会的経済的条件を向上させることは、レンドリースの重要な目標であり、WELLによって当社はこの目標を達成することができます。」
「会社として、当社は従業員、テナント、投資家のために次世代の職場を開発することに最大の努力を払っています。このような職場では、健康的な成果が長期的価値を生み出します。」
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