大阪--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
大阪ガス株式会社(社長:本荘武宏、以下「大阪ガス」)(東証:9532)の100%子会社である大阪ガスエンジニアリング株式会社(社長:山脇武志、以下「OGE」)は、台湾の国営エネルギー事業者である台湾中油様(以下「CPC」)の第三LNG受入基地(2023年運転開始予定、台北桃園空港近郊)の第一期工事と、台湾電力様(以下「TPC」)が計画している台中LNG基地(2023年運転開始予定、CPC台中LNG基地近郊)について、LNG受入基地建設に係るコンサルティング業務を受注しました。








近年、台湾では電力需要の増加及び2025年までに原子力発電所を全施設停止するという政府方針に伴いLNGの輸入量が大幅に増加しており、その受け入れのための基地建設が進んでいます。
こうした中、CPC様は第三LNG受入基地(受入能力600万トン/年)の建設を計画しており、第一期工事として、受入能力300万トン/年の基地建設を計画しています。OGEは2017年3月に地上式PC(プレストレスト-コンクリート製)-LNGタンク(4基)の設計・建設コンサルティングを受注しており、今回、気化設備の基本設計と技術コンサルティング業務を受注することで、第一期工事全体のコンサルティングを行うことになりました。
また、TPC様は台中地区に新設の発電所とともに専用のLNG基地(受入能力410万トン/年)の建設を計画しており、OGEは地上式PC-LNGタンク(5基)と気化設備の基本設計と技術コンサルティング業務を受注しました。TPC様からの業務受注は初めてのこととなります。
これにより台湾で現在具体的に計画が進行中の、LNG基地の基本設計をすべてOGEが行うことになります。



大阪ガスは、1972年のLNG輸入開始以来、国内2ヵ所のLNG受入基地の運営を通じて、プラントの建設、オペレーション、メンテナンスを安全かつ効率的に行うノウハウを蓄積してきました。また、OGEはCPC様の第一永安LNG受入基地や第二台中LNG受入基地をはじめ、10か国23件でLNG受入基地の建設や運転、保守に関するコンサルティング業務を実施してきました。これらの豊富な経験に基づくOGEの技術力が評価され、今回の受注に至りました。今後も、こうしたノウハウの海外展開に積極的に取り組んでいきます。



Daigasグループは、長期経営ビジョン「Going Forward Beyond Borders
2030」において、海外エネルギー事業を成長事業領域の一つとしており、今後も国内で培ったノウハウやこれまでに構築した海外事業基盤を最大限活用し、上流から中下流まで海外エネルギー事業の拡大を進めることを目指していきます。
































 

 

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記事名:「 大阪ガスエンジニアリング株式会社:台湾におけるLNG受入基地建設に係るコンサルティング業務の受注について