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過去のコンテスト参加者は賞金なしでもルナー・プライズ・コンテストを支援、Xプライズ財団は新たな賞金提供スポンサーを募集
ロサンゼルス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Xプライズは本日、月面着陸に焦点を当てたコンテストを再び開始して、ルナーXプライズのミッションを継続する計画を発表しました。
ルナーXプライズは本日付で、賞金なしのコンテストとして運営します。Xプライズは今から数カ月間に、企業が賞を競うための新たな諸条件を定めます。
さらにXプライズは本日より、過去10年間ルナーXプライズ・コンテストを支援してきたグーグルの後継となる新しいタイトル・スポンサーを募集します。
Xプライズ創立者で執行会長のピーター・H・ディアマンディス博士は、次のように述べています。「グーグルが2007年9月から2018年3月31日まで、賞金3000万ドルのグーグル・ルナーXプライズに資金を提供してくださったことに、この上なく感謝しています。そのコンテストは終了しましたが、打ち上げ契約を持つ少なくとも5つのチームが、今から2年以内に月面に着陸したいと考えています。この驚異的な進歩と近々実現する可能性を考慮して、Xプライズは自社のロゴをこれらのチームと月面に表示したい、先見性に富んだ次のタイトル・スポンサーを募集することにしました。」
Xプライズのプライズ担当シニアディレクターを務めるチャンダ・ゴンザレスマウラーは、次のように述べています。「グーグル・ルナーXプライズのチームは過去10年間に、企業の後援、政府との契約、ベンチャーキャピタルを通じて、3億ドル以上の資金を調達しました。これらの宇宙分野の起業家は、月面輸送を取り巻く長期的なビジネスモデルを開発中のため、それを今になって中断することはできません。これらの企業の1社が近い将来、月面着陸に成功すると確信しており、この新たな宇宙レースの次章に大きな期待を寄せています。」
グーグル・ルナーXプライズの多数の主要チームから、賞金の有無にかかわらず、コンテストを継続してほしいという支援の声が、Xプライズに多数寄せられました。
ルナーXプライズの新しいタイトル・スポンサーは、受賞者のために1つ以上の賞金を用意することが求められます。タイトル・スポンサーはコンテストで、また着陸に成功した暁には月面で、自社の社名とブランドを表示することができます。タイトル・スポンサーになるための詳細については、xprize.org/lunarxprizeをご覧いただくか、sponsorship@xprize.orgまでメールでお問い合わせください。
Xプライズについて
Xプライズは、第501(c)3条非営利団体であり、世界の最重要課題の解決に向けた革新的コンテストモデルの考案・実施における世界的リーダーです。Xプライズはゲームやクラウドソーシング、報奨的賞理論、指数関数的に発展する技術を独自に組み合わせて定式化し、私たちの世界が直面する大問題の分野に(10%ではなく)10倍のインパクトを与えようとしています。Xプライズの理念では、適切な状況下で行う限り、大問題に対する指数関数的なインパクトとソリューションの推進には、多種多様な観点からの迅速な試行を促すことが、最も効率的で効果的な方法です。現在実施中のコンテストには、ルーナーXプライズ、賞金2000万ドルのNRG
COSIAカーボンXプライズ、賞金1500万ドルのグローバル・ラーニングXプライズ、賞金1000万ドルのANAアバターXプライズ、賞金700万ドルのシェル・オーシャン・ディスカバリーXプライズ、賞金700万ドルのバーバラ・ブッシュ財団アダルト・リテラシーXプライズ、賞金500万ドルのIBMワトソンAI
Xプライズ、賞金175万ドルのウオーター・アバンダンスXプライズ、賞金100万ドルのアヌ&ナヴィーン・ジャイン・ウィメンズ・セーフティーXプライズがあります。詳細情報については、www.xprize.orgをご覧ください。
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