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カタール・ドーハ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 中東・アフリカ(MEA)地域最大の銀行であるQNBグループは、2017年9月30日締め9カ月間の業績を発表しました。この業績は、QNBグループで過去最高となりました。
2017年9月30日締め9カ月間の純利益は103億カタール・リヤル(28億米ドル)で、前年同期比6%増となりました。これは、QNBグループが堅調な成長の維持に成功すると同時にコストを管理していることを示しています。
総資産は、2016年9月から11%増加して7920億リヤル(2180億米ドル)となり、当グループで過去最高となりました。資産増加の要因は、貸出金が14%増加して5790億リヤル(1590億米ドル)となったことです。また、QNBグループの預金動員活動により、顧客預金は2016年9月から15%増加して5740億リヤル(1580億米ドル)となりました。その結果、預貸比率は、2016年9月の101.3%から100.8%に低下しました。これは、資金源を多角化するQNBの戦略が成功したことを明確に示しています。
慎重なコスト管理と強力な収益創出力により、当グループの効率比率(費用収益比率)は30.1%から29%に低下しました。
当グループは、ローン総額に占める不良債権ローンの割合を1.8%に維持し、カバレッジ比率は111%に達しました。これは、当グループのローン資産の質の高さと堅実な信用リスクの管理による成果を示しています。
2017年9月、QNBグループは、ユーロ・ミディアムタームノート(EMTN)プログラムに基づき、宝島債(フォルモサ債)の発行を無事完了し、台北証券取引所に上場させました。このプログラムに基づき、当グループは、5年ごとに償還可能な30年満期、6億3000万米ドルのトランシェを発行しました。この債券発行は、タイプ、期間、地域において資金源の多角化を図るQNBグループの継続的戦略の一環です。
また、これは、通貨、期間、商品構成において、さまざまな地域にわたり高度に多角化された国際的・地域的資金源基盤の一例でもあります。
7月に、QNBグループはインドの経済主要都市であるムンバイ市で事業を開始しました。このネットワークの拡大は、2020年までに中東・アフリカ・東南アジアにおける主要銀行になるという当グループのビジョンを支えるものであり、また、競争の激しい市場での基盤を確立するものです。
2017年9月30日時点の総資本は2016年9月時点から2%増加し、770億リヤル(210億米ドル)に達しました。1株当たり利益は、2016年1~9月期の10.3リヤル(2.83米ドル)に対し、2017年1~9月期は10.7リヤル(2.95米ドル)となりました。
カタール中央銀行(QCB)およびバーゼルIIIの要件に従って計算された自己資本比率(CAR)は、2017年9月30日時点で15.4%で(2017年9月30日までの利益を含むと18.0%)、カタール中央銀行およびバーゼル委員会が定める規制最低基準を上回りました。
また、注目すべきこととして、QNBは中東・アフリカ地域で最も価値の高いブランドとなり、そのブランド価値は38億米ドルに高まり、世界第60位に上昇しました。また、ブランド力では最高のAA+の格付けを獲得し、カタールの銀行で唯一世界トップ100に含まれる銀行ブランドとなりました。
QNBグループのスタッフは2万7800人を超え、1230箇所の拠点と4200台のATMを通じて2100万人を超えるお客さまにサービスを提供しています。
*配信元: AETOSWire
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