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リオ・ティント傘下のUSボラックスは、農業の重要問題である土壌のホウ素欠乏の特定・対処で農学者、農家、研究者を支援すべくモバイル作物ガイドを立ち上げました。
ホウ素は、植物の生育に必須の微量栄養素です。近年、ホウ素や亜鉛などの微量栄養素が多量栄養素の適切な吸収に果たす役割への注目が高まっています。
マルコム・カー商業担当副社長は、次のように述べています。「ホウ素欠乏は、全世界で2番目に広く見られる微量栄養素欠乏の問題です。販売代理店や研究パートナーと協力する中で、私たちは高品質作物の収量増大に向けて土壌や植物の健康におけるホウ素の役割への理解を高める必要があると気づきました。」
https://agriculture.borax.comで利用可能なモバイルに最適化された作物ガイドには、次のことが含まれます。
耕作過多、過度の暑さや寒さ、干ばつ、降水・灌漑過多、砂質土壌は、作物が利用するホウ素量を減らし得る要因です。
他のものよりホウ素欠乏の影響を受けやすい作物もあります。例えば、リンゴやブロッコリーは、バナナや大麦より影響を受けやすい傾向があります。
ホウ素の溶解度が効果的な吸収の主な要素
1940年代に遡るUSボラックスとサードパーティーによる研究では、精製ホウ酸塩製品は高品質作物の生産に関して原鉱より優れていることが示されています。
USボラックスのジョルディ・ブルー世界市場開発担当取締役は、次のように述べています。「当社の研究では、生育の重要段階におけるホウ素の溶解度と植物の吸収量の間に直接的な相関関係が示されています。不純物を含まない100パーセント水溶性精製ホウ酸塩は、社会の環境基準を満たすバランスの取れた作物栄養素です。」
モバイル作物ガイドと関連リソースは、ホウ素欠乏に関する世界最大の土壌データベースを構築するための複数年プロジェクトの第1段階です。今後のリリースでは、アジアや欧州などの地域向けにカスタマイズされたコンテンツを提供します。
リオ・ティント・グループの一員であるUSボラックスは、ロサンゼルスの東約100マイルのカリフォルニア州ボロンにある世界クラスの鉱山から世界1700カ所以上の供給拠点に向けて、世界の精製ホウ酸塩の約30パーセントを供給しています。詳細については、agriculture.borax.comをご覧ください。
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Rio Tinto
John Brown, 303-713-5022
john.brown@riotinto.com