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東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 株式会社ファインデックス(東証一部:3649
本社:東京 代表取締役:相原輝夫、以下ファインデックス)は、全国の訪問看護事業所へ「在宅アセスメントシステム
※1」のサービス提供を開始いたします。このサービスを通じて全国の訪問看護データを集積しAIなどを活用して分析を行っていきます。
ファインデックスの在宅アセスメントシステムは、アセスメントによる客観的な状態把握と根拠に基づく看護計画の立案を支援するクラウド型サービスです。このサービスを通じて集められる全国の訪問看護のデータをAIで分析することにより、異常の早期発見や重症化の予測を行い治療の変更や観察の強化を行うことで病気や介護の予防へとつなげていくことができます。訪問看護だけでなく医療や介護も含めた在宅ケア全体の評価をシステムとデータが支援することで、国の抱える在宅ケアの充実や医療費及び介護保険費用の削減にも貢献できると考えます。
団塊世代が75歳以上となる超高齢社会を迎えるにあたり、在宅ケアの充実や医療・介護に係る費用削減は喫緊の課題となっています。国民一人一人の自立と尊厳を支えるケアを将来に渡って持続的に実現する為には、医療及び介護の一体化を図り切れ目のない提供体制を構築することが必要不可欠です。既に地域包括ケアシステムなどの新たな仕組みが構築され始めていますが、在宅ケアにおける連携をより強固にしていく為にはICTを活用して医療と介護のデータを集積し活用していくことが重要になります。
在宅ケアにおいては、医師、ケアマネージャー、ヘルパーなど様々な関係者が療養生活を支援しています。その中にあっても、医療の専門知識を持ち頻繁に患者宅を訪問して医療と介護の両方にわたる幅広いケアを提供しているのは訪問看護師です。ICTを利用して訪問看護のデータを集めることができれば、訪問看護だけでなく在宅ケア全体の基礎データとして様々な用途に活用していくことができます。
現在、訪問看護の現場においても、質の向上や均等化を図るために訪問看護計画の重要性が問われていますが、在宅アセスメントシステムで集められる客観的なデータをAIが学習することで、最適な看護計画の自動立案と自己成長を図り、訪問看護事業所における業務の効率化と質の向上を支援することも可能になります。
今後は在宅アセスメントシステムを全国へと広めていくことで、訪問看護事業所の業務を支援するだけでなく各事業所のサービス向上や国の施策にも役立てられる有益なデータを集めていきます。連結子会社のイーグルマトリックスコンサルティング株式会社はAIなどを活用したデータ分析の実績を多く有していることから、双方の強みを活かして価値あるデータの集積と分析を行うことで、超高齢化社会を迎える国の課題解決を支援していきます。
※1 在宅アセスメントシステム
ITを利用した定期的なアセスメント、客観的な評価を根拠とした訪問看護計画の立案、評価により、訪問看護における業務の効率化と質の向上を支援するシステムです。
詳しくはファインデックスHPのプレスリリース資料および製品紹介ページをご覧下さい。
〇2016年11月11日 在宅アセスメントシステム開発に関するプレスリリース発表
http://findex.co.jp/news_release/2016/nr_20161114.html
〇在宅アセスメントシステム製品ページ
http://findex.co.jp/products/medical/assessment/index.html
株式会社ファインデックスについて
ファインデックスは、医療システムのスペシャリストとして常に革新的なソリューションを創り出し、診療の効率化やデータ活用による研究や病院経営を支援してきました。ファインデックスの医療ソリューションは、全国の大学病院から診療所まで幅広い医療機関で利用されており、国立大学病院の70%以上、大規模病院の50%以上という高いシェアを獲得しています。医療以外の分野においても文書管理を中心とした業務効率化ソリューションを展開しており、AIを利用したデータ活用ビジネスにも取り組んでいます。
株式会社ファインデックス
事業戦略室 横田千明
089-947-3388
chiaki.yokota@findex.co.jp