テクノロジーの融合により、従来のサイズ排除クロマトグラフィーの5倍のスピードで重要情報の取得を可能に


マサチューセッツ州、ミルフォード--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
ウォーターズコーポレーション(NYSE:WAT)は、合成ポリマーおよびバイオ医薬品タンパク質の分析を前進させるためにWyatt
Technologyと共同マーケティング契約を結んだことを発表しました。Waters ACQUITY UPLC システムおよびWaters
ACQUITY Advanced Polymer Chromatography(APC)システム
をWyattのµDAWN®多角度光散乱(MALS)検出器と組み合わせることにより、研究開発においてさらに高い品質の情報とデータをこれまでの5倍のスピードで得ることができます。




これまでSEC分析において、高分離とスピードは相容れないものでした。しかし、ウォーターズのUPLCシステムの画期的な低拡散システムデザインが溶媒を選ばない微小粒子のカラムケミストリーと組み合わされることにより、これまでにない高い分離能のSEC/GPC分析が実現します。UPLCシステムの高速/高分離のメリットは、Wyatt
Technologyの低拡散のµDAWN多角度光散乱(MALS)検出器を用いることにより最大限に発揮されます。これらのシステムを組み合わせることにより、ユーザーは較正曲線や標準試料のみに頼ることなく、ポリマー、ペプチド、またはタンパク質の絶対分子量やサイズを直接決定することができます。



「ウォーターズは、複雑な分子特性解析の問題に取り組むために、Wyatt
Technologyのような革新的企業と提携することを非常に誇りに思っています。これは、それぞれの分野をリードする2社が科学者の分析目標を達成するために、両社の技術統合を最適化することを目的に連携する手本となります」と、ウォーターズのGlobal
Markets担当Senior Vice PresidentであるMike Harringtonは述べています。



「研究目的がポリマーの材料特性の理解や予測であっても、生物製剤の特性解析における絶対分子量やサイズの特定であっても、今回のパートナーシップによりSEC-MALS実験から正確かつ信頼性の高い結果を得られる確信が高まります。µDAWNは、ウォーターズのUPLCシステムに相補的な検出技術を提供します。ACQUITY
APCシステムにµDAWNを加えるだけで、お客様は面倒で不正確なこともある標準試料による較正曲線に頼ることなく、絶対分子量を得ることができます。両社共、我々のお客様の分析の正確さとスループットを向上するためにこのようなクラス最高の製品で提携できることをうれしく思っています」と、Wyatt
TechnologyのExecutive Vice PresidentであるCliff Wyattは述べています。



ウォーターズコーポレーションについて(www.waters.com)



ウォーターズコーポレーション(NYSE:
WAT)は、分析機器を専門とした世界をリードする会社であり、60年近くにわたりライフサイエンス、材料科学、および食品科学に役立つクロマトグラフィー、質量分析、および熱分析のイノベーションを開拓し続けています。世界中で約7,000名の従業員を擁するウォーターズは、15の製造施設を含め31カ国に支社を構え、100を超える国々で製品を販売しています。



Wyattについて



多角度・動的光散乱検出器の開発において40年を超える経験を持ち、バイオテクノロジー、化学、石油化学、製薬、学術、および行政の分野に顧客を持つWyatt
Technologyは、その起業家精神と提供する製品の独自性を誇っています。その画期的なテクノロジーと妥協を許さない顧客対応により、Wyatt
Technologyはその事業分野における世界的基準となりました。詳細については、http://www.wyatt.comをご覧ください。



Waters、ACQUITY、Advanced Polymer Chromatography、APC および The Science of
What's Possible は ウォーターズコーポレーションの商標または登録商標です。




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この記事に関するお問い合わせ先
日本ウォーターズ株式会社
マーケティングサービス
福田真樹、長谷川千寿子
TEL
:03-3471-7982
FAX :03-3471-7215



情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 ウォーターズとWyattがポリマー解析とバイオ医薬品特性解析研究を前進させるために提携