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パリ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 金融コミュニティー向け電子取引・接続ソリューションの世界的プロバイダーであるULLINK(ユーエルリンク)は、UL
PUBLISHERという名称で完全自動化ポストトレード・データ管理ソリューションの提供を開始しました。このソリューションにより、市場参加者は、トランザクション・データを関係規制当局への報告、予定されているMiFID
II規制への対応、複数の資産クラスとフロントオフィス電子取引システムにわたるポストトレード・データの集中的把握が可能になります。
MiFID
IIが2018年1月に始まるため、各社は、複数の資産クラスやフロントオフィス取引システムにまたがる注文や取引のデータを収集、検証、補充、提出、追跡する上で、新たな課題に直面しています。トランザクション・レポーティングについては、MiFID
IIでは、60項目を超えるデータを新たに報告することが要求され、レポーティングに新たなロジックが課され、さまざまなレポーティング・シナリオにおいてレポートを行う責任がバイサイドとセルサイドの両方に課されます。新たな報告先として認定報告機関(ARM)が設定されることも、新たな接続と統合の必要性をもたらしています。
これに対応するため、ユーエルリンクのUL
PUBLISHERでは、複数のフロントオフィス取引システムにわたってデータの統合と標準化を行うポストトレード・データ管理の集中的ソリューションを提供します。これにより、フロントオフィスのさまざまな注文管理、リスク、執行システムにまたがって行われたあらゆる注文処理を完全に追跡することが可能になります。トランザクション報告については、UL
PUBLISHERは各社を幅広いARMに結びつけて適格なクロスアセットクラスMiFID
II商品の規制的報告を可能にし、ARMによって要求される個別の書式でレポートを生成します。UL
PUBLISHERが捕捉して正規化したポストトレード・データは、最良執行、取引監視、注文記録を含む多様なコンプライアンス・ワークフローでも利用できます。
ユーエルリンクの最高商品責任者のRichard Bentleyは、次のように述べています。「ポストトレードのワークフローに対するMiFID
IIの影響の多くはデータ関係です。つまり、多様なフロントオフィス・システムにまたがる大規模なデータを収集、標準化、補充することが必要になります。UL
PUBLISHERは、複数の資産クラスにわたるこのプロセスを完全自動化された形で集中化する手段を提供することで、既存の取引プラットフォームへの影響を最小化し、その後の処理で利用できる一貫性のある単一のデータを提供します。ARM経由でのトランザクション報告のために注文と取引の情報をまとめることは、この新たなソリューションを利用できる可能性の一つに過ぎません。」
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