第3四半期累計の力強い実質的な成長:売上収益+7.4%、コア・アーニングス+23.5%、コアEPS+31.7%
実質的なコア・アーニングスの年間マネジメントガイダンスを「10%台後半の成長」に上方修正




大阪--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 武田薬品工業株式会社 (東証:4502):




タケダ成長ドライバーが力強い第3四半期累計実績を牽引




  • 売上収益の実質的な成長は、タケダ成長ドライバー(消化器系疾患領域、オンコロジー、中枢神経系疾患領域、新興国事業)の+15.5%の伸長により、対前年同期+7.4%を達成。すべての地域で増収(米国+14.4%、日本+5.0%、欧州およびカナダ+4.6%、新興国+4.9%)。
    財務ベースでは、為替影響(△8.4ポイント)や事業等の売却影響(△4.5ポイント)により対前年同期△5.6%




  • コア・アーニングスの実質的な成長は、対前年同期+23.5%となり、売上収益に対するコア・アーニングス比率は2.1ポイント上昇。財務ベースの営業利益は為替や事業等の売却による減益影響を吸収し、実質的な成長およびテバ社との合弁会社にかかる事業譲渡益(第1四半期に計上)が貢献して対前年同期+29.8%


  • コアEPSの実質的な成長は、コア・アーニングスの力強い成長や、税金計上タイミングによる税率低下等により対前年同期+31.7%。財務ベースのEPSは前年同期の145円から46.3%増加し212円


  • 営業フリー・キャッシュ・フロー(調整後)は、+9.3%の1,200億円



タケダ成長ドライバーは+15.5%の実質的な売上成長




  • 消化器系疾患領域は「エンティビオ」や「タケキャブ」が牽引し対前年同期+37.9%の実質的な成長


  • オンコロジーは「ニンラーロ」や「アドセトリス」が牽引し対前年同期+6.3%の実質的な成長


  • 中枢神経系疾患領域は「トリンテリックス」の力強い伸長により対前年同期+28.3%の実質的な成長


  • 新興国事業は主要市場であるブラジル(+9.5%)、中国(+8.0%)およびロシア(+7.3%)での伸長により対前年同期+4.9%の実質的な成長



当社
代表取締役社長CEOのクリストフ・ウェバーは、「良好な累計実績により、戦略的な変革の実行が利益成長を牽引していることが示されました。タケダ成長ドライバー(消化器系疾患領域、オンコロジー、中枢神経系疾患領域、新興国事業)は、特に「エンティビオ」と「ニンラーロ」の継続的な伸長に支えられ、力強いモメンタムを維持しており、当社は2016年度の年間見通しを上方修正しました。さらに戦略的な変革を推し進めていくなかで、当社は2016年12月に和光純薬株式の譲渡、2017年1月にはARIAD社の買収を公表しました。ARIAD社の買収は、当社のオンコロジーポートフォリオをさらに拡大し、株主価値をもたらすものと期待しています」と述べています。
































































































 


2016年度第3四半期累計(4-12月期)の財務ベース連結業績



(億円)

 

2015年度

 

2016年度

 

成 長

 


第3四半期累計


第3四半期累計


財務ベース

 

実質的な成長率2

売上収益


13,933


13,158


△5.6%


+7.4%

コア・アーニングス1


2,679


2,283


△14.8%


+23.5%

営業利益


1,675


2,174


+29.8%


N/A

当期利益3


1,136


1,657


+45.8%


N/A

EPS


145 円


212 円


+46.3%


N/A

コアEPS

 

240 円

 

229 円

 

△4.4%

 

+31.7%



























1



 

コア・アーニングスは、売上総利益から販売費及び一般管理費、および、研究開発費を控除して算出します。



さらに、非定常的もしくは本業に起因しない(ノン・コア)事象であり、かつ、金額の大きい影響を調整します。


2




実質的な成長率とは、持続的な事業活動のパフォーマンスを実質的に把握する目的で、当期と前年同期の業績を共通の基準で比較したものであり、為替影響および事業等の売却影響を除いています。


3




親会社の所有者帰属分

 


2016年度の年間マネジメントガイダンス:
実質的なコア・アーニングスの年間マネジメントガイダンスを「10%台後半の成長」に、実質的なコアEPS は「10%台半ばの成長」に上方修正













































 

 

 


前回公表マネジメントガイダンス
2016年10月28日



 


今回公表マネジメントガイダンス
2017年2月1日



実質的な売上収益


1桁台半ばの成長(%)


1桁台半ばの成長(%)

実質的なコア・アーニングス


10%台半ばから後半の成長(%)


10%台後半の成長(%)

実質的なコアEPS


10%台前半から半ばの成長(%)


10%台半ばの成長(%)

1株当たり年間配当金

 

180円

 

180円

 


2016年度財務ベース年間公表予想: コア・アーニングスの成長(160~170億円)が研究開発体制の変革にかかる導入費用の前倒し影響1
およびARIAD社の買収影響2 を吸収                
                       
























































 

(億円)

 


前回公表予想
2016年10月28日



 


今回公表予想
2017年2月1日



売上収益


16,700


17,000

研究開発費


3,100


3,150

営業利益


1,350


1,350

当期利益3


910


930

EPS


116円


119円

為替レート(年間平均)

 

1米ドル=104 円


1ユーロ=117 円



 

1米ドル=109 円


1ユーロ=120 円























1

 

2016年度470億円(前回公表400億円)を想定。導入費用の総額見込みは750億円から変更なし(2017年度は280億円を想定)。

2


ARIAD社買収に伴う2016年度営業利益へのマイナス影響は約90~100億円を想定。

3


親会社の所有者帰属分

 


2016年度第3四半期累計の連結業績の詳細およびその他の決算関連情報については、当社ホームページをご覧ください。http://www.takeda.co.jp/investor-information/results/



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本プレスリリースは、情報提供の目的のみで開示されるもので、いかなる証券に関する買付けの申込みや売却の勧誘を構成するものではありません。本プレスリリース記載の公開買付けは、当社(武田薬品工業株式会社)とKiku
Merger Co., Inc.が2017年1月19日にSECに申請しましたSchedule
TOに基づく公開買付説明書(買付申出、譲渡証フォーマットや公開買付けに関するその他書類を含む)及びその改訂版に従い行われているものです。また、ARIAD
Pharmaceuticals, Inc. (ARIAD社)も2017年1月19日に本公開買付けに関するSchedule
14D-9に基づく意見表明書(その後の改訂版を含む)をSECに申請いたしました。当社、Kiku Merger Co.,
Inc.およびARIAD社は、ARIAD社の株主様にこれらの書類を郵送する予定です。これらの書類及びその改訂版には本公開買付けに関する重要な情報が含まれておりますので、投資家の皆様および株主様におかれましては、これらの書類を注意深くお読みいただきたく存じます。これら書類はSECのウエブサイト(www.sec.gov)でも無料で入手可能です。本公開買付け申込みおよび関連資料は、本公開買付けの情報エージェントと連絡をお取りいただければ無料で入手可能です。



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不知の債務;
本買収に関連する訴訟および/または規制指令のリスク;業界・市場・経済・政治または規制の状況の影響を含むその他の事業上の影響;将来の為替および金利;税法またはその他の法規制、料率およびポリシーの変更;将来の事業の統合または処分;競争・償還・経済上のチャレンジが増大する中でARIAD社製品の売上成長率を維持・増大させる能力を含め、研究開発に内在する不確実性;ARIAD社の製品またはパイプラインに関して医薬品申請をいかなる国・地域においていかなる効能・追加効能について行うか否か、またいつ行うか;FDAまたはその他の規制当局が上記申請を許可するか否か、またいつ許可するか(これらは、総合的な有効性と安全性に対するベネフィット・リスクに関する提出書類の評価に左右される);ラベリングおよびその他の事項に関するFDAまたはその他の規制当局の決定が、ARIAD社の製品およびパイプラインの市場への流通、または販売ポテンシャルに影響し得ること;他社との競争状況。実際の結果が著しく異なる原因となり得るその他の事項には、当社とKiku
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これら事項の多くは当社のコントロールの及ばないものです。適用される法が命じる場合を除いて、今後、新しい情報・将来の出来事・進展等があった場合でも、当社は、本資料に含まれる見通し情報の更新を行う意図や義務を負うものではありません。




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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 武田薬品: 2016年度第3四半期(4‐12月期)の連結業績と年間見通しの上方修正について