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新開発の調光セルを内蔵、従来比600倍の高コントラストを実現
放送、映像制作、医療、車載などBtoB向けに展開
大阪--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- パナソニック(東証:6752):
| パナソニック液晶ディスプレイ株式会社は、従来型液晶の600倍※2のコントラスト[1]100万対1以上を実現する新型IPS液晶パネル(以下、本開発品)を開発しました。広視野角、高輝度、高信頼性が特長のパナソニック独自のIPS[2]液晶技術をベースに、画素ごとにバックライト光量を制御できる新開発の調光セルを内蔵することで、コントラスト100万対1以上の高コントラストの実現に成功しました。これにより眩い光から漆黒の黒まで忠実で高品位な映像表示が可能となります。 | |
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| 放送局や映像制作スタジオで使用されるプロ向けの、HDR(High Dynamic Range:人間が目にする眩い光から漆黒感までを忠実に再現)対応モニターを実現できます。また、忠実な映像表示が求められる医療モニター用途や、黒浮き[3]がなく明瞭な視認性が求められる車載用モニターなどに適しています。 | |
| 本開発品は以下の特長を有しております。 | |
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| 従来の液晶パネルは、BtoCからBtoBまで幅広い分野で実績がありながらも輝度を高めるためにバックライト光量を増やすと暗部で黒浮きが発生し、暗部を見えやすくするためにバックライトを減光すると明所の煌きが損なわれるという課題がありました。 | |
| 放送、映像制作、医療、車載向けなどのハイエンドモニター | |
| 2017年1月サンプル出荷開始 | |
【特長】
【用語説明】
[1] コントラスト
画面の白い(明るい)部分と黒い(暗い)部分の輝度の比率
[2] IPS(In Plane Switching)液晶
液晶分子を基板と平行な面内で回転させて、光の透過率を変えることで画像を表示させる液晶駆動方式
[3] 黒浮き
暗室環境で表示画面を見た際に、黒い部分がわずかに白っぽく見える現象
[4] 第8.5世代(G8.5)
2,500mm x 2,200mmのガラス基板を用いる生産ラインの呼称
【報道関係者 お問合せ先】
オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社
広報2課
電話06-6904-4732
ホームページURL:http://www.panasonic.com/jp/corporate/ais
または
【開発品のお問合せ先】
パナソニック液晶ディスプレイ株式会社
e-mail:ips-m@ml.jp.panasonic.com
ホームページURL:http://www.panasonic.com/jp/company/pld.html