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ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
GSMAは本日、マダガスカルのモバイルマネープロバイダーすべて、すなわちエアテル・マネー、エムヴォラ、オレンジ・マネーの3社が、相互運用性のあるモバイルマネーサービスをマダガスカル全土で本格展開すると発表しました。今回のサービス開始により、マダガスカルはアフリカでタンザニアに次いで、すべてのモバイルマネープロバイダーがサービスを相互運用化し、全プロバイダー間で円滑なトランザクションを実現する2番目の市場となります。
このスマートニュースリリースにはマルチメディアが含まれています。リリース全文は下記でご覧ください。
http://www.businesswire.com/news/home/20160912005393/en/
GSMAのジョン・ジュスティ最高規制責任者(CRO)は、次のように述べています。「生活を向上させる金融サービスを消費者へ提供することにモバイル業界が真剣に取り組んでいますが、マダガスカルとタンザニアの両国が全ネットワークで相互運用性のあるモバイルマネーサービスを開始することは、こうした取り組みを浮き彫りにしています。金融包摂の拡大は、十分なサービスを受けていない人々に力を与え、マダガスカルの経済成長を促すことになるでしょう。マダガスカルとタンザニアでは、モバイルマネー口座が銀行口座の数を上回っています。伝統的な『実店舗型』の銀行インフラは比較的貧しい地域社会にとっては遠い傾向があり、従って相互運用が可能なマネーサービスは市民に多大な長期的恩恵をもたらし、デジタル金融サービスの提供の幅が広がり、最終的には日常取引の決済手段として現金に取って代わり、安全性と信頼性を高めることに貢献します。」
安全性と利便性
発展途上国の10億人以上の人々は、正規の銀行口座を持たないものの、携帯電話は使うことができます。モバイルマネーは、携帯電話の遍在性と広範な通信エリアのモバイルネットワークを活用して、金融サービスへのアクセスをより安全でセキュア、便利なものにします。
GSMAモバイルマネー・プログラムは、モバイルマネーの普及拡大を促進するためのツールおよび詳細な情報を提供するとともに、デジタル金融包摂の拡大を実現する規制環境の構築を支援することで、しっかりしたモバイルマネーエコシステムを推進すべく、モバイル通信事業者や業界ステークホールダーと緊密に連携しています。また当プログラムは、サードパーティーのモバイルマネースキームへの参画を促進することにより、モバイルマネー事業者によるモバイルマネーサービスの相互運用化とデジタルエコシステムの拡大という努力をサポートしています。
編集者への注記
別途記載がない限り、市場データの数値は世界のモバイル普及状況に関する年次業界報告書を含め、GSMA独自の報告書からの引用です。直近の報告書の全文は、http://www.gsma.com/mobilefordevelopment/programme/mobile-money/state-of-the-industry-2015でご覧いただけます。
GSMAについて
GSMAは世界中のモバイル通信事業者を代表する団体で、モバイル事業約800社を結集しています。そのうち250社は携帯電話機および端末メーカー、ソフトウエア企業、機器プロバイダー、インターネット企業など、広範囲なモバイル・エコシステムを構成する企業であり、関連業界セクターの組織も参加しています。GSMAはモバイル・ワールド・コングレス、モバイル・ワールド・コングレス上海、モバイル360シリーズといった業界を主導するイベントの開催も行っています。
詳細情報については、GSMAのウェブサイトwww.gsma.comをご覧ください。GSMAをツイッターでフォローしてください:@GSMA
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