OTがアクシス銀行と提携し、インドで初のRuPay対応EMV非接触スマートカードを提供

仏コロンブ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --
組み込みセキュリティーソフトウエア製品／サービスを提供する世界一流企業のOT（オベルチュール・テクノロジーズ）は本日、インド第3位の規模の民間銀行アクシス銀行と提携し、インドの都市として第3位の人口密度があるバンガロールの公共交通で使用する初のオープンループ型EMV非接触スマートカードを提供すると発表しました。

アクシス銀行は公共交通で使用するオープンループ型スマートカードをインドに導入する初の銀行となります。エンドユーザーはバンガロールの交通機関を利用するたびに切符を購入するかわりに、このカードでタップして料金を支払うことができます。インド決済公社が企画して開始したインド国内向けカードスキームのルペイ（RuPay）をベースにしたEMV非接触スマートカードによって、デジタル決済の新たなページが刻まれようとしています。

この枠組みの下で、OTは非接触EMVスマートカードを提供します。このカードには、数多くの小売／運輸／通行料／駐車場チェーンに対応する複数のサービス区画があり、1枚のカードで種々の決済ニーズに応えるという利便性をユーザーに提供します。しかもこのカードは、インド国内のさまざまな運輸システム間で相互運用性があります。

OTの金融サービス機関向け業務担当マネジングディレクターを務めるエリック・デュフォレストは、次のように述べています。「先陣を切って初のRuPay対応のオープンループ型EMV非接触スマートカードを導入するアクシス銀行と提携でき、私たちは喜んでいます。アクシス銀行と協力できるおかげで、この新しい決済プラットフォームは公共交通における便利な決済方法を何百万人ものエンドユーザーに提供できるようになります。このカードはインドの決済の未来を変える可能性があり、OTはこの技術的成功の一端を担えることに感激しています。」

アクシス銀行のカード＆加盟店アクワイアラー事業担当ヘッドであるサングラーム・シング氏は、次のように述べています。「私たちはバンガロールにおけるアクシス銀行BMTCスマートカードプログラムによって、インドでさらに多くのオープンループ型EMV非接触決済の取り組みが実施される方向に道が拓かれると考えています。このモデルは1枚のカードで複数の決済ニーズに対応するという他に類を見ない利便性を提供して、もっとも好まれる選択肢となっています。今回のバンガロールにおけるパイロット運用での提携を通じて、OTとの関係をさらに深められることをうれしく思います。OTの決済カード業界における専門力およびリーダーシップとデジタルセキュリティーにおける経験は、この提携にとって極めて価値のある能力です。」

オベルチュール・テクノロジーズについて

OTはネットワーク接続、認証、決済を保護する組み込みデジタルセキュリティーの世界的リーダー企業です。

OTは高成長市場で戦略的位置を占めており、「エンドポイント」デバイス向け組み込みセキュリティーソフトウエアソリューションのほか、関連のリモート管理ソリューションを銀行や金融機関、モバイル通信事業者、政府や政府機関、コネクテッドオブジェクト／デバイスのメーカーなど、膨大な数の国際的顧客に提供しています。

OTは700人近い研究開発者を含む6500人以上の従業員を世界各地で雇用しています。世界に4カ所のセキュアな地域製造拠点と39カ所のセキュアサービスセンターを構えるOTの国際ネットワークは、140カ国の顧客にサービスを提供しています。詳細については、www.oberthur.comをご覧ください。

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