4Gライセンスに先立ち、政府とモバイル業界はさらなる対話が必要


ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)--
GSMAは、エジプトの当局とモバイル業界が密接に連携して、4Gサービスを首尾よく導入するためのロードマップを作成するよう呼び掛けます。エジプトは数週間のうちに4Gを支える周波数帯のライセンスに乗り出す計画ですが、4Gのネットワークとサービスに対する迅速かつ大規模な投資を促進できる条件で、十分な周波数帯が利用可能になるかはまだ不明です。







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GSMAの最高規制責任者(CRO)のジョン・ジュスティは、次のように述べています。「非常に重要な成功要因が幾つかあり、エジプトで4Gライセンスを開始する前にこれらを明確にしておかなければなりません。GSMAは、4Gの本格展開に対応できる十分な周波数帯が、市場を反映して公正な価格で利用可能になるのか懸念しています。十分な周波数帯が提供される条件と時期について、通信事業者が理解できるように、明確な周波数帯ロードマップが必要です。提案されているライセンスプロセスに先立ち、政府と業界がさらに対話することで、世界レベルの4Gモバイルブロードバンドをエジプト各地の消費者と企業にもたらす計画を透明化できると、私たちは確信しています。」



GSMAの国際的な体験に基づけば、各通信事業者に割り当てる4G周波数帯は、広範な通信エリアと多様な容量に対応するため、全体で2x30MHzから2x60MHzの範囲となり、効率的なネットワーク経済を実現するには、各帯域で連続した帯域幅を少なくとも2x10MHz用意する必要があります。また、長期にわたってモバイルブロードバンドの社会・経済的恩恵を提供できるように、また強固なネットワークを提供するために必要な投資を考慮して、周波数帯の利用料金を設定することも不可欠です。



ジュスティは、次のようにつけ加えています。「確実に最低限のコストに抑え、最良の体験を消費者に提供するには、全国規模の4Gサービスを迅速に規模拡大できることが必要です。そのためには十分な周波数帯をすぐに提供し、今後の周波数帯の開放に関する計画を明確にする必要があります。事業と投資を計画する上で、周波数帯のロードマップは非常に重要です。」



GSMA、エジプト政府、国家電気通信規制庁(NTRA)は最近、モバイルサービスへの長期的投資を活性化する規制環境をエジプトで促進するために、了解覚書を交わしました1



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GSMAについて



GSMAは世界中のモバイル通信事業者を代表する団体で、モバイル事業約800社を結集しています。そのうち250社は携帯電話機および端末メーカー、ソフトウエア企業、機器プロバイダー、インターネット企業など、広範囲なモバイル・エコシステムを構成する企業であり、関連業界セクターの組織も参加しています。GSMAはモバイル・ワールド・コングレス、モバイル・ワールド・コングレス上海、モバイル360シリーズといった業界を主導するイベントの開催も行っています。



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1http://www.gsma.com/newsroom/press-release/national-telecommunications-regulatory-authority-of-egypt-and-gsma-announce-agreement/



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記事名:「 GSMAが4G周波数帯のロードマップ作成をエジプトに呼び掛け