ProjectWise ConstructSimが高度施工パッケージ化を通じて設備投資プロジェクト建設の実行を改善


米ペンシルベニア州エクストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
インフラ高度化のための包括的ソフトウエア・ソリューションを提供する世界的リーダー企業のベントレー・システムズ・インコーポレーテッドは本日、シェルとの新たな世界的枠組み合意を発表しました。この合意の目的は、ベントレーがマネージド・サービスとして提供する自動化4D/5D建設管理ソリューションを通じてシェルの設備投資プロジェクト建設の執行を改善することです。ベントレーのProjectWise
ConstructSim
に基づくこのソリューションは、シェルのProjectVantageプログラムの一部として導入されます。この革新的ソリューションは、エンジニアリング、建設、設置の作業パッケージを単純化しつつ、建設産業研究所(CII)の高度施工パッケージ化(AWP)手法に準拠します。




ベントレーとの世界的枠組み合意は、設備投資プロジェクトの施工のためのマルチベンダー統合データ中心アプローチであるシェルのProjectVantageプログラムの基礎となります。業界をリードするこのプログラムは、次のようにしてプロジェクトの完了を安全で迅速で優れたものにすることを目指しています。




  • 費用規律とサプライヤー協力の改善


  • 設備投資プロジェクトのライフサイクルを通じたデータ管理


  • 基準の適用と再現の実現



シェルは、次のことを目的として、その建設管理ソリューションの基礎としてProjectWise ConstructSimを選定しました。




  • 施工の安全性を視覚的に計画および実行する能力を拡大し、早すぎる人員配置や仕事のない時間を回避し、安全性、物流、資材、労働力確保、許可、文書化に影響を及ぼす制約を排除する


  • 施工性を改善する高度施工パッケージ化の適用を通じて効果的な「エンジニアリング準備態勢」を確保する


  • スケジュールの信頼性を最適化し、作業時間を最大化し、安全性を高め、リスクを低減し、大幅なコスト削減をもたらすように現場の生産性を改善する



ベントレー・システムズ最高経営責任者(CEO)で同社のシェル関係のエグゼクティブスポンサーであるグレッグ・ベントレーは、このように述べています。「シェルは、CIIの高度施工パッケージ化によって達成可能な効率化と予測可能性向上を通じて設備投資プロジェクトの費用を継続的に抑制できる革新的手法を見つけるためにエネルギー業界をリードしていることで、認知されるべき会社です。自社のプロジェクトのためにProjectVantageを通じてAWPを支持することで、シェルはまた、自社のEPCをプロジェクト施工上の画期的進歩に向けて前進させることができます。これには、ソフトウエア技術とクラウド・サービスが活用され、あらゆるプロジェクトが恩恵を受けます。シェルがこれまで主要プロジェクトで4Dおよび5Dイニシアチブを適用してきた経験が、AWPを通じて得られる生産性の向上やProjectWise
ConstructSimの効果についてのCIIの知見と組み合わされることになります。」



シェルの4D/5Dプログラムマネジャーのマーティン・スウェイン氏は、このように語っています。「シェルは、当社のプロジェクトでProjectWise
ConstructSimの利用を増やしたことによって見えてきたメリットの傾向に満足してきました。ベントレーと共に、当社はサプライチェーンのこのような改善を強化し、協力して安全で優れたプロジェクトを実行できるようにしていきます。」



ベントレーのProjectWise ConstructSimについて



高度施工パッケージ化のためのProjectWise
ConstructSimでは、プロジェクト実行チームが、建設の流れを視覚化することができ、施工パッケージのライフサイクル全体を管理できます。ユーザーはエンジニアリング、建設、設置の作業パッケージの構築を、情報豊富な3Dモデルを没入的に対話的に操作しながら行うことができ、スケジュールの優先度や現場での作業順序の必要性に基づいて工程を進めることができます。さらに、ユーザーは資材や人員の実際の利用可能性に基づいて作業を計画でき、作業が始まる前に設置プロセスを視覚化できるため、制約事項を発見してリスクを最小化できます。ProjectWise
ConstructSimは、プロジェクト・データを自動的に建設タスクに変換し、設計モデル、エンジニアリング管理システム、スケジュール、見積もり、ERPシステムからのデータの統合を容易にすることで要員の作業とスケジュールの管理を強化できます。レポート機能と直感的なダッシュボードでは、作業パッケージ、人員、そしてプロジェクト全体の進捗状況についての理解を得ることができ、モバイル端末を通じてエンジニアリング・オフィス、建設現場、現場のチームをつなぐことができます。



ベントレー・システムズについて



ベントレー・システムズは、建築家、エンジニア、地理空間専門家、建設業者、オーナーオペレーター向けにインフラの設計・建設・運用のための包括的なソフ
トウエアソリューションを提供する世界的リーダー企業です。ベントレーのユーザーは、広く諸分野とインフラのライフサイクル全体で情報モビリティーを活用し、パフォーマンスを向上させたプロジェクトと資産を提供しています。ベントレーのソリューションは、情報モデリングを行なうマイクロステーション(MicroStation)アプリケーション、統合プロジェクトを納入するためのプロジェクトワイズ(ProjectWise)協業サービ
ス、インテリジェントなインフラを実現するためのアセットワイズ(AssetWise)運用サービスを包含し、世界規模の専門サービスと包括的なマネージ
ドサービスで補われています。



ベントレーは1984
年に設立され、50カ国以上に3000人以上の従業員を擁し、6億ドル以上の年間売上高を上げています。2008年以来、研究開発および買収に10億ドル以上を投資してきました。



ベントレーに関する詳細情報については、www.bentley.comベントレーの年次報告書をご覧ください。ベントレーのニュースをいち早くご覧になるには、ベントレーのプレスリリースおよびニュースアラートのRSSフィードをご購読ください。ベントレーによるソートリーダーシップの一流イベントのハイライトは、イヤー・イン・インフラストラクチャー・カンファレンス(The
Year in Infrastructure Conference) 
のウェブサイトをご覧ください。毎年恒例のビー・インスパイアード・アワーズ(Be
Inspired Awards)から革新的なインフラプロジェクトのコレクションを検索してご覧になるには、ベントレーのインフラストラクチャー・イヤーブック(Infrastructure
Yearbook)
をご利用ください。インフラ業界の関係者が出会い、情報交換し、学び合うことを可能とする専門家ネットワーキングサイトをご利用になるには、ベントレー・コミュニティーズ(Bentley
Communities)
にアクセスしてください。



トップオーナーランキングのベントレー・インフラストラクチャー500は、インフラの累積投資額に基づいて公共部門と民間部門のインフラトップオーナーを掲載した独自の世界的リストです。BI
500
からダウンロード可能です。



Bentley、ベントレーの“B”ロゴ、Be、ProjectWise ConstructSim
、MicroStation、ProjectWiseは、ベントレー・システムズ・インコーポレーテッドまたは同社が直接もしくは間接に完全所有する子会社の登録商標もしくは未登録商標またはサービスマークです。その他すべてのブランド名および製品名は、各所有者の商標です。



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 ベントレーとシェルが世界的枠組み合意を発表