レノボがコネクテッドデバイスの可能性とビジョンを変革するスマートフォンをテック・ワールド2016で発表
Tango対応の拡張現実機能を搭載したスマートフォンのPHAB2 Proと、Moto Modsでモバイル機器を瞬時に変身できるMoto Z
サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- レノボ（HKSE：0992）（PINK
SHEETS：
LNVGY）はテック・ワールド2016で、スマートなコネクテッドデバイスに関する当社のビジョンを共有し、新たな可能性を実現した新製品を発表しました。世界初の消費者向けTango対応スマートフォンPHAB2
Proと、スマートフォンを全く新しいデバイスに変身させるMoto
Mods対応のMoto Zファミリーです。
このスマート・ニュース・リリースには、マルチメディア資料があります。リリースの完全版はこちらをご覧ください：http://www.businesswire.com/news/home/20160609006152/en/
レノボの製品ファン、報道関係者、業界の有力者、アナリストなど1300人以上が、当社と共にシリコンバレーのマソニックに集まり、第2回の年次世界カンファレンスに参加しました。レノボの会長兼最高経営責任者（CEO）の楊元慶（ヤン・ユァンチン）が基調講演を行い、その様子はレノボのユーチューブ・チャネル（https://www.YouTube.com/Lenovo）でライブ配信されました。製品発表に加え、インテル最高経営責任者（CEO）のブライアン・クルザニッチ氏、ジュニパー・ネットワークス設立者で副会長兼最高技術責任者（CTO）のプラディープ・シンドゥ氏、グーグルの技術リーダーが、IoT、スマートな接続、ビッグデータの威力、変革的なユーザー体験など、革新に関する最も有望な新しいテーマについて洞察を共有しました。レノボは、デバイスの革新、デバイスとクラウドの接続、柔軟性と信頼性を備えた安全なインフラ構築を通じて、次世代の技術の進歩を実現します。
基調講演のハイライト：未来の技術をけん引する接続性
楊最高経営責任者（CEO）が未来の技術を支えるレノボの3本の柱、すなわち機器の革新、機器とクラウドの接続、インフラストラクチャーを取り上げました。レノボは機器の革新で確固たる伝統を築いていますが、業界の急変によって、クラウドと接続に関する新たなコンセプトやカテゴリーが登場しています。これらのデバイスは、そのユーザー同様にモバイル性と柔軟性に富んでいますが、そのためさらに高レベルのシームレスな接続が必要です。このシームレスな接続は、人々、デバイス、ネットワーク、そして新種のサービスやアプリの参入を可能にするほか、ビッグデータが持つ威力やユーザーのパーソナルクラウド導入を促進します。例えば、虹彩スキャニングでデータを保護したり、ドアを解錠したりするなど、自然なユーザーインターフェースでデバイスとつながることができます。またデバイスが相互接続することで、カスタマイズした住環境や娯楽のオプションなど、シームレスに接続したスマートホームも実現します。レノボは包括的なユーザー体験を提供すべく、こうした分野に先駆的に取り組む計画です。
登壇したクルザニッチ最高経営責任者（CEO）は、インテルの技術によってゲーム、スポーツ、クラウドの分野で実現した驚異的な最新のユーザー体験を紹介しました。第6世代のIntel®
CoreTM i7プロセッサーを基盤とするLenovo
Y900と、オキュラスの仮想現実ヘッドセットを使ったデモを行い、人々が仮想現実の世界にどっぷりと浸り、臨場感あふれるゲーム体験を楽しめるようになったことを実演しました。さらにLenovo
Y900とIntel
360リプレイ技術によって、ファンがこれまで以上にスポーツ体験に没入できるようになったばかりか、間もなく試合のハイライトをほぼ全角度から視聴できるようになることを紹介しました。クルザニッチ氏は、これらの素晴らしい体験の基盤となるクラウドの重要性を強調して、プレゼンテーションを締めくくりました。レノボは最近、最新のデータセンタープラットフォームを発表しましたが、それは新しいIntel®
Xeon®プロセッサーE7
v4ファミリーを搭載し、拡張性に優れた大容量メモリー、業界屈指の性能、リアルタイム分析向けにハードウエアで強化したセキュリティーなどを特徴としています。
シンドゥ氏は基調講演で、デバイスを介して大規模なデータセンターを世界とつなげることで、次世代のデータセンターがいかにしてクライアントの変革を加速させることになるかについて語りました。この次なる段階のネットワーキングは、エンドユーザー向けデバイスにとって重要なばかりか、データセンター内部とデータセンター間の接続においても非常に重要です。
実現可能なことを大きく変える新製品
Moto Mods対応の新しいMoto Zファミリー：スマートフォンを瞬時に変身
レノボは本日、テクノロジー起業家でもあるアシュトン・カッチャー氏を交えて、Moto
Modsエコシステムを発表しました。スマートフォンの主力製品2機種と、交換可能な背面モジュールのコレクションから成っており、大容量バッテリー、大型スクリーンプロジェクター、スピーカーなどのモジュールで、ユーザーのモバイル体験をまさに必要な時に、必要なものに変えることができます。何を選ぶかはユーザー次第です。装着するだけで簡単に変身させることができます。
Moto ZとMoto Z
Forceは、フルメタルの設計を採用した最先端のスマートフォンで、暗い場所でのカメラ性能が優れているほか、クアルコムのSnapdragon
820プロセッサーとMoto TurboPower充電機能を搭載しています。Moto Zは世界最薄の高級スマートフォンで、Moto Z
Forceはディスプレーにヒビが入ったり、割れたりしないことを保証するMoto Shattershield技術も採用しています。
全く新しいMoto Modsと組み合わせることで、Moto Zを瞬時に必要なデバイスに変身させることができます。例えば、JBL(R)
SoundBoostでパーティを即座に盛り上げたり、Moto Insta-Share
Projectorで70インチの映像を映し出したりできます。さらに、スマートフォンの使用時間を直ちに22時間延長できるパワー・パックは、ケイト・スペード
ニューヨークやトゥミ（TUMI）などとの提携により、ファッション性に優れたデザインを取り揃えています。
接続方法は非常に簡単です。強力なマグネットがMoto Modsをスマートフォンに固定するので、必要に応じて装着できます。さらにMoto
Mods開発者プログラムにより、次世代のMoto Modsを開発できます。レノボ・キャピタル・ファンドはMoto
Modsプラットフォームでの革新を促進するために、シード資金を確保しています。2017年3月31日までに、Moto
Modsの最も優れた試作品を開発した個人または企業のために、100万ドルを用意しています。
世界初のTango対応ARスマートフォン
レノボは本日、Tango技術を搭載した初の消費者向けスマートフォンを発表しました。この技術は、一連のセンサーとグーグルのソフトウエアから成り、周囲の状況をマッピングすることで、多くの最新鋭スマートフォンで拡張現実（AR）体験を可能にしています。Tangoは、GPSのように一般への普及が期待されている技術で、この主力製品はTangoが広く一般に受け入れられるようにするための協業の成果です。PHAB2
Proは、周囲の環境におけるモバイル機器の相対的な位置を感知して、カスタマイズされたアプリを通じてAR体験を可能にし、私たちが周囲とやり取りする方法を変革します。PHAB2
Proは、モーション追跡、奥行き知覚、空間学習という3つの中核技術を使って周囲の状況を感知し、ARゲームから仮想オブジェクトの配置まで、さまざまな体験を実現します。例えばPHAB2
ProはTango技術によって、屋内空間のマッピングに対する人々の考え方を変えるきっかけとなり、将来はGuidiGOアプリによるAR博物館ツアーなど、新しい体験を生み出すことになるでしょう。
住宅所有者であれば、家のモデルチェンジをする際に、PHAB2
Proを使用して内装を自宅のリビングルームやキッチンで視覚化できます。住宅リフォーム会社のロウズは、Tango対応アプリケーションをいち早く開発した提携企業であり、Lowe's
Visionを提供しています。ロウズの最高開発責任者のリチャード・マルツバーガー氏が、リフォームDIY番組「Rehab
Addict」のニコール・カーティス氏と壇上でデモを行い、住宅デザインと改装を容易に行えるこのアプリの力を紹介しました。このアプリは、Tango技術を活用してスペースの寸法を測定し、電化製品や装飾品などの製品や、調理台や汚れよけタイルなどの材料が部屋の中でどのように見え、納まるのかを視覚化します。Lowe's
Visionを利用すれば、顧客は新世代のARツールを指先で操作できます。米国では、PHAB2
Proを全米の一部のロウズ店舗で販売し、年内にオンラインでも提供します。
PHAB2
Proは、ドルビー・オーディオ5.1キャプチャー技術も先駆的に採用し、ユーザーが豊かでクリアな深みのあるサラウンドサウンドを録音できるようにしています。またレノボはPHAB2ファミリーの製品として、写真機能が特徴のPHAB2
Plusと廉価なPHAB2の2つのスマートフォンも発表しました。
新しいPHAB2およびMoto Zファミリーの製品に関する詳細については、http://news.lenovo.com/presskits/techworld2016をご覧ください。
コンセプト・デバイス：2016年以降の革新
当社はさらに、レノボのエンジニアと設計者、そして世界中の開発者の創造性、実験、創意工夫を反映したいくつかの革新的なコンセプトを実演しました。これらのコンセプトは、将来の技術の様相を形作る力を秘めています。
Lenovo
CPlusとFolioのコンセプトでは、柔軟性のあるスクリーンや部品が、今まで存在しなかったデュアルデバイスやさまざまな用途を実現できる様子を紹介しました。また、ネットワーク接続したスマート・シューズ技術も、Intel®
CurieTMモジュールを基に改良し、ワイヤレス充電に対応させています。ユーザーはスマート・シューズによって、フィットネス・データを追跡したり、モーションコントロール機能のゲームを楽しんだり、アクティビティー・データに基づいてカスタマイズされたニュースや情報を、スマートフォンへのプッシュ配信で受け取ったりできます。
レノボが投資している新興企業もAR、仮想現実（VR）、生体認証の分野で有望な革新的なコンセプトを紹介し、以下を含むデモを行いました。
Continuse Biometrics：単一のセンサーを介して、心拍数などの生体パラメーターを遠隔的に識別・監視
Screenovate：教育分野で、複数の外部デバイスをつなぐ生産性ハブとして機能するVRゴーグル
Worldviz：VR周辺機器向けのVizMove Projection VRとVizMove Walking VRターンキープラットフォーム
Leap Motion：ユーザーによる仮想コンテンツの自然な操作を可能にする手追跡技術
Skyroam：パーソナルなグローバルWiFiホットスポット
EyeSmart Technology：虹彩認識ソフトウエアとハードウエアによるセキュリティー・ソリューション
TeLink：モノのインターネット向けの世界初オールインワン型システムオンチップ
関係者の発言
インテルのブライアン・クルザニッチ最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「インテルの最新プロセッサーと組み合わせたレボの最新世代のPCは、ますます強力で汎用性とモバイル性に優れており、驚異的な新しい体験を実現しています。インテルとレノボは、今後も革新で協業して仮想現実を向上させ、eスポーツをよりパーソナルで臨場感あふれる魅力的なものにしていきます。ゲーマーは目を見張る映像の世界に入り込み、ゲーム体験の一部になるという今までにない経験ができます。これはほんの始まりに過ぎません。将来Yoga
900とIntel
360リプレイ技術が、あらゆるスポーツに及ぼす影響を想像してみてください。私たちは、ファンがお気に入りのスポーツを観戦する方法を変革しています。またレノボとインテルは、スマートな接続された機器から成る世界で、リアルタイム分析を可能にするために、大規模なメモリー容量と優れた性能を提供して、最高のクラウド体験を実現しています。」
レノボのの楊元慶（ヤン・ユァンチン）最高経営責任者（CEO）は、次のように語っています。「接続がもたらす力が、PCをパーソナル・コンピューティングからコネクテッド・コンピューティング（CC）へと変革しています。当社は、革新的なハードウエアの専門技術を、バックエンドを支える重要なクラウドプラットフォームと組み合わせ、デバイスが世界を聴いて、見て、感じて、理解できるように支援することで、この変革を率先しています。シリコンバレーの中心で、グーグルのTango技術を備えるPHAB2
Proや、Mods対応の新しいMoto
Zシリーズといった画期的な製品を発表するのは、当社がこの戦略的な技術の方向に全力で取り組んでいることを示しています。」
ジュニパー・ネットワークス設立者で副会長兼最高技術責任者（CTO）のプラディープ・シンドゥ氏は、次のように述べています。「データセンターが、相互接続された世界の基盤になることは間違いありません。何十億ものデバイスやエンドポイントで生成されるデータは爆発的に増加しており、接続された世界がもたらす恩恵を実現するには、次世代のITが必要です。企業は普通、ビジネス目標を達成するためにITインフラを構築しようとは考えませんが、業務を簡素化し、本当の意味でのビジネスの機動性を実現するために、自動化され、ソフトウエアを活用したインフラを求める企業が増えています。」
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レノボについて
レノボ（HKSE：992）（PINK
SHEETS：LNVGY）はフォーチュン・グローバル500社に選ばれている460億ドル規模のリーダー企業として、消費者、商用、エンターテインメン
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YOGAブランド他）、ワークステーション、サーバー、ストレージ、スマートTV、そしてスマートフォン（Motoブランドを含む）、タブレット、アプリ
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原文はbusinesswire.comでご覧ください：http://www.businesswire.com/news/home/20160609006152/en/
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