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北アフリカ、西アフリカ、中央アフリカのシンクタンクの間で、経済・社会・環境問題を含む共通の問題の解決に向けた連携への機運が高まっています。
ペンシルベニア大学の「シンクタンクおよび市民団体プログラム」および国連アフリカ経済会議の協力の下、OCPポリシー・センターは2016年5月2日~4日の日程で第3回アフリカ・シンクタンク会議をマラケシュで開催します。会議のテーマは、「アフリカの人々と組織のための持続可能で安全な未来の構築」です。40カ国を超える国の70以上のシンクタンクが招待され、政策立案者への最良の働きかけ、より効率的な機構の構築、北アフリカ・西アフリカ・中央アフリカの人々のための未来の保証において果たすべき役割について議論します。
会議では、開発目標の設定、気候変動とCOP22への準備、現在進められているアフリカの大陸自由貿易圏(CFTA)の導入に向けた取り組みといった課題が取り上げられます。また、アフリカのシンクタンク間の関係改善およびシンクタンクと政策立案者間の連携の一段の強化も引き続き図られます。
ペンシルベニア大学のシンクタンクおよび市民団体プログラム(TTCSP)について
ペンシルベニア大学ローダー研究所のTTCSPは、世界各国の政府や市民団体において政策研究所が果たす役割に関する研究を行っています。しばしば「シンクタンクのシンクタンク」と呼ばれるTTCSPは、公共政策研究機関の進化し続ける役割と特性について調査・分析しています。
国連アフリカ経済委員会について
1958年に国連経済社会理事会(ECOSOC)により設置された国連の5つの地域委員会の一つであるアフリカ経済委員会(ECA)の任務は、アフリカ諸国の経済・社会的な発展の促進、地域内の統合の推進、アフリカ開発のための国際協力の奨励です。
OCPポリシー・センターについて
OCPポリシー・センターはモロッコの政策シンクタンクで、知識の共有を促進し、主要な経済・国際関係問題に関する豊かな考察に寄与することに力を注いでいます。南方からの視点により、OCPポリシー・センターは農業・環境・食糧安全保障、経済および社会発展、商品経済と金融、地政学と国際関係の4つの研究プログラムを通じて、政策立案に大きく貢献することを目指しています。
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OCP Policy Center
Khalid BERRADI
Khalid.BERRADI@ocppc.ma
または
UNECA
Houda
FILALI-ANSARY
HFilali-Ansary@uneca.org