~液晶パネルの解像度向上と2枚の液晶パネルへ同時表示を実現~


東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 株式会社東芝セミコンダクター&ストレージ社は、高解像度パネルに対応した車載向け2画面映像処理ICの新製品として「TC90195XBG」を開発し、2016年5月に量産を開始します。








近年カーナビに加えドライバーサポートのための情報表示など、車内で使用される液晶パネルの大型化に伴い高解像度化が進んでいく傾向にあります。



当社の従来製品では、表示できるパネルの最大解像度は水平800ドットx垂直480ラインのワイドVGAでしたが、新製品ではワイドXGA+(水平1920ドットx垂直720ライン)の高解像度パネルへの表示が可能になりました。
また従来は表示できるパネルは1枚でしたが、新製品ではワイドXGA+とワイドVGAパネルへ同時出力が可能です。



当社は拡大するニーズに対応するため今後も車載向け映像処理ICを積極的に展開していきます。



新製品の主な特長



1.HD解像度パネル接続を実現



ワイドXGA+(水平1920ドットx垂直720ライン)の高解像度パネルへ表示が可能です。



2.フレームメモリを内蔵することにより2画面合成・2画面分離を実現



入力フォーマットはLVDS(Open
LDI)およびLVTTLに対応しており、この2系統の信号を1画面に合成してワイドXGA+パネルへ表示ができます。
また入力信号を2分割して2枚のパネルへ同時に表示することが可能です。
1280x720(LVDS出力)と800x480(LVTTL出力)のパネルへ表示などが可能です。



3.HD解像度パネル向け画質補正回路の内蔵



低解像度の映像を高解像度パネルに表示するための新画質補正回路を内蔵しています。









































































 


新製品の主な仕様



入出力信号・機能

 

CH数

Analog Input: コンポジット(10bit ADコンバータ)


1

Digital Input: LVDS (Dual or single 2ch, up to 100MHz)


1

Digital Input: RGB (Up to 85MHz, 8bit x 3)


1

Digital Input: ITU-R BT.601:D1,D2 or ITU-R BT.656:D1


1

Digital Output: LVDS (Dual or single 2ch, up to 100MHz)


1

Digital Output: RGB (8bit x 3 max 54MHz)


1

Digital Output: YCbCr : D2 (8bit 54MHz)


1

マルチカラーデコーダ ( NTSC/PAL/SECAM )


1

画質補正 ( ダイナミックYCガンマ・カラーマネージメント・HVDエンハンサ )


3

タイミングコントローラ


1

電源電圧

 

1.2V / 3.3V

 


当社の車載ディスプレイ用映像処理ICについては下記ホームページをご覧ください。
http://toshiba.semicon-storage.com/jp/product/automotive/video-processor.html



お客様からの製品に関するお問い合わせ先:
ミックスドシグナルIC営業推進部 Tel:044-548-2826
http://toshiba.semicon-storage.com/jp/contact.html



*本資料に掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。




Contacts


報道関係の本資料に関するお問い合わせ先:
株式会社東芝 セミコンダクター&ストレージ社
長沢千秋
Tel:
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e-mail: semicon-NR-mailbox@ml.toshiba.co.jp



情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 東芝:高解像度パネルに対応した車載向け2画面映像処理ICの発売について