USB-IFがUSBデバイス設計における規格準拠のための指針を業界に提供
USB-IF規格への準拠はUSBシングルケーブルソリューション実現のための不可欠なステップ
スペイン・バルセロナ & 米オレゴン州ビーバートン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --
USB技術の発展と採用を支援する団体のUSBインプリメンターズ・フォーラム（USB-IF）は、USB仕様に準拠したUSB製品を開発するよう、業界の取り組みを呼びかけます。
IHSによれば、2019年までにモバイルデバイス、PC、その他の消費者向け電子機器の大部分にUSBタイプC（USB
Type-C™）が使用されるようになり、こうしたデバイスの数は20億台に達すると予測されています。USBシングルケーブルソリューションは、USBパワー・デリバリー（USB
Power Delivery）、スーパースピードUSB（SuperSpeed USB）
10Gbpsと共に、使いやすさ、充電の高速化、データ転送の高速化を実現します。これらの仕様の複雑さや給電性能、パフォーマンスを考えれば、メーカーが準拠製品を生み出すために必要なリソースを投入し、またそれらの製品を提出してUSB-IF準拠プログラムの試験でUSB-IF認定を達成することが重要となります。
USB-IF最高技術責任者（CTO）のアブドゥル・R・イスマイルは、次のように語っています。「USB-Cは、今後10年以上にわたる決定的なシングルケーブルソリューションをめぐって業界の足並みをそろえるため、業界横断的な連携で進められた根本的変革でした。技術ライフサイクルの進展に伴い、当組織は規格準拠と相互運用性を原則に繁栄するエコシステムのための枠組みの構築に必要な対策を取っていきます。」
USB-IFプレジデント兼最高執行責任者（COO）のジェフ・ラベンクラフトは、次のように語っています。「USB-IFは、相互運用性と消費者満足度を保証するため、規格準拠USB製品の重要性を小売業者、販売員、開発者、消費者に周知するための積極的なキャンペーンを行っています。消費者は、パッケージや説明書、ケーブルや機器それ自体にUSB-IF認定ロゴが表示されている規格準拠の製品を信頼できるところから購入することが求められます。」
USBタイプC、マイクロUSB（Micro-USB）、またはそれ以外の規格であっても、規格に準拠しないUSBケーブルはUSB製品の機能や相互運用性にリスクをもたらします。USB-IF規格への準拠は、高品質製品の開発に向けた前進となりますが、地域、国家、連邦、国際の安全規制に取って代わるものではありません。
USB-IFの認定ロゴと準拠プログラムの詳細を確認するには、www.usb.orgをご覧ください。現在、70種類のUSBタイプCケーブルがUSB-IFによって認定されています。認定ケーブルは公開の製品検索サイト（http://www.usb.org/kcompliance/view）に掲載しています。
モバイル・ワールド・コングレスでUSB-IFにお立ち寄りください
USB-IFは、バルセロナで開催されるモバイル・ワールド・コングレスにおいて、Pepcomの「モバイルフォーカス・グローバル」イベントでUSBタイプCとUSBパワー・デリバリーの相互運用性についてのデモを行います。日時は2月21日7:00-10:00pm、場所はPalau
de Congressos de Catalunyです。
USB-IFについて
非営利団体のUSBインプリメンターズ・フォーラムは、USB仕様で定義されているUSB技術の向上と導入に関する支援組織およびフォーラムとして設立されました。USB-IFは、そのロゴやコンプライアンスプログラムを通じて、世界中で認知された高品質の互換性のあるUSBデバイスの開発を促進し、USBのメリットや準拠テストに合格した製品の品質の周知に努めています。製品および技術に関する最新記事など、詳細についてはUSB-IFのウェブサイトwww.usb.orgをご覧ください。
USB Type-C™とUSB-C™は、USBインプリメンターズ・フォーラムの商標です。
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