ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
ムーディーズ・コーポレーション(NYSE:MCO)は、ムーディーズ・コーポレーション最高リスク責任者でムーディーズ・インベスターズ・サービス最高クレジット責任者のリチャード・カンター博士が、APEC(アジア太平洋経済協力会議)ビジネス諮問委員会の委員に任命されたと発表しました。カンターは、米国ビジネス界を代表する3人の1人として、2016年からビジネス諮問委員を務めます。




カンターは、次のように述べています。「APECビジネス諮問委員に任命されたことを光栄に思うとともに、APEC各国の健全で力強い成長を促進するため、他の著名な委員の方々と協力していくことを楽しみにしています。資本市場に関する深い知見を持つ大手金融サービス会社として、ムーディーズはビジネス諮問委員会を通じてAPEC地域の資本市場の一段の発展に関わる広範にわたる課題に取り組んでいきます。」



カンターは、他のAPECメンバー20カ国・地域の代表とともに、アジア太平洋地域の重要課題について、APEC首脳に提言を行います。1995年にAPEC首脳により設立されたAPECビジネス諮問員会(ABAC)は、APECに参加する21カ国・地域の各首脳がそれぞれの国・地域で指名した3名のビジネス界の代表者により構成されます。ABACは四半期ごとに会合を開き、政策提言について議論するほか、貿易と投資の奨励活動を行い、毎年秋に行われる「ABAC委員とAPEC首脳との対話」においてAPEC首脳に直接報告を行います。



カンターは、最高リスク責任者として、ムーディーズ・コーポレーションのグローバル・リスク管理業務を指揮しています。またカンターは、世界各国における信用格付手法を統括するムーディーズ・インベスターズ・サービスのクレジット・ポリシー・グループの責任者を務めています。



1997年にムーディーズに入社するまで、カンターはニューヨーク連邦準備銀行に勤務しており、資本市場グループ、ディスカウント・ウインドウ部門などで様々な役職を歴任しました。ニューヨーク大学およびコロンビア大学の大学院の非常勤教授も務めていました。また、カリフォルニア大学ロサンゼルス校とオハイオ州立大学で経済学を教えた経験もあります。タフツ大学で英語学と経済学の学士号、ジョンズ・ホプキンス大学で経済学博士号を取得しています。



ムーディーズについて



ムーディーズは世界の資本市場に不可欠な要素として透明で統合的な金融市場に寄与する信用格付け、リサーチ、ツールおよび分析を提供しています。ムーディーズ・コーポレーション(NYSE:MCO)は、ムーディーズ・インベスターズ・サービス(信用格付けおよび債券と証券を対象としたリサーチを提供)とムーディーズ・アナリティックス(信用・経済分析と金融リスク管理の最先端ソフトウエア、顧問サービス、リサーチを提供)の親会社です。ムーディーズ・コーポレーションの2014年度の売上高は33億ドルで、世界各地に約10200人の従業員を擁し、35カ国で事業を展開しています。詳細についてはwww.moodys.comをご覧ください。



本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。




Contacts


Moody’s Corporation:
Michael Adler, 212-553-4667
Senior Vice
President
Corporate Communications
michael.adler@moodys.com
または
Salli
Schwartz, 212-553-4862
Global Head of Investor Relations
sallilyn.schwartz@moodys.com





情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 ムーディーズ、APECビジネス諮問委員会委員へのリチャード・カンターの任命を歓迎