全米IR協会（NIRI）が初めての専門家資格プログラムを開始
第1回インベスター・リレーションズ・チャーター試験の出願を受付中
米バージニア州アレクサンドリア--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 全米IR協会（NIRI）は本日、初めての専門家資格であるインベスター・リレーションズ・チャーター（IRC℠）を開始したと発表しました。受験希望者は現在、第1回目となる2016年3月度IRC試験に出願することができます。出願書類はNIRIのウェブサイト（www.niri.org/certification）から入手できます。
NIRIが開発・運営する新しいIRC認定プログラムは、インベスター・リレーションズ（IR）という専門的職業を規定する一般的枠組を確立するだけでなく、IR専門家にとっては、この最高水準の試験を受けることで、自らの知識、専門技能、職業への取り組みを立証する機会が得られます。
NIRIの理事長であり、インパックス・ラボラトリーズのインベスター・リレーションズ・企業広報担当バイスプレジデントであるマーク・ドナヒューは次のように述べています。「これはNIRIにとって大きな成果であり、IRCの開発に自主的に無私無欲で多大な時間を割いてくれた多くの分野専門家の皆さまに祝辞を述べたいと思います。」
NIRIのジム・カダヒー会長兼最高経営責任者（CEO）は次のように述べています。「IRCは市場が示すニーズを満たし、インベスター・リレーションズの実務ならびにインベスター・リレーションズ専門家の能力と地位を高めるというNIRIの任務に則したものです。」
IRCを取得する方法
IRC認定プログラムの出願資格には特定の職務経験の要件があります。出願者は、知識、概念の応用理解、専門的職業での実践経験をバランスよく有していなければなりません。認定を受けるまでには3つの段階があります。
IRC試験の対策 – IR分野専門家が策定したIRCコンピテンシー・フレームワークおよびNIRIのインベスター・リレーションズ知識体系を含む学習関連資料を読みます。この知識体系はIRCの中核となる資料で、IR専門家の総合的なジョブ・タスク分析によって策定された180ページにわたる文書であり、コンピテンシー・フレームワークで特定された10項目の分野を中心に構成されています。
IRC試験に合格 –
IRCプログラムで出願者が最後に行うのは、総合的な4時間にわたる200問の試験で、これにより、インベスター・リレーションズの実務で基本的な知識と技能を適用する受験者の能力を審査します。NIRIは年に2回、世界各地のコンピューターベースの試験センターで、1週間にわたってこの試験を実施します。試験の受験資格、出願期限、受験料などの具体的な情報はNIRIのウェブサイト（www.niri.org/certification/FAQ）に掲載されています。
IRC専門的能力開発要件を維持 –
IRCはIR専門家の職務への取り組みを立証するものです。この取り組みには、IRCコンピテンシー・フレームワークで概説された知識と技能を継続的に維持することが含まれます。IRC資格を取得した後、IRC資格保有者は、3年ごとに教育的活動や継続的実務活動を認定する専門能力開発単位を少なくとも30単位取得しなければなりません。
第1回目の2016年3月度試験の出願方法を含むIRCの詳細は、NIRIウェブサイトにあるIRC出願者ハンドブックに記載されています。質問がある方は、NIRI認定スタッフに直接お問い合わせください（certification@niri.org）。
全米IR協会（NIRI）について
1969年に設立されたNIRI（www.NIRI.org）は、企業経営陣、株主、証券アナリスト、および他の金融業界関係者向けの広報を担当する企業役員およびインベスター・リレーションズ・コンサルタントの専門職協会です。NIRIは世界最大規模の専門的インベスター・リレーションズ協会であり、1600社以上、時価総額9兆ドルの公開会社を代表する3300人以上の会員を有しています。
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