年次報告書は、性能が依然として優れたウェブ体験の鍵を握るが、待ち時間に対する許容度は高まっていることを指摘


米アリゾナ州テンペ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)--
1週間のうち、仕事以外でオンライン状態にある時間が一番長いのは、どの年齢層でしょうか。ミレニアル層だと思うかもしれませんが、正解はもう少し上であり、実は0~30歳上の年齢層です。




デジタルコンテンツ・デリバリーの世界的リーダーであるライムライト・ネットワークス(ライムライト)(Nasdaq:LLNW)が本日発表した「2015
State of the User
Experience(2015年度ユーザー体験状況)」によれば、過去1年間で人々がオンラインで過ごす時間は急激に伸び、回答者の45パーセントが1週間に15時間以上ラップトップ、タブレット、携帯電話を利用していると答えました。



こうしたヘビーユーザーの多数を占めるのは、おそらく一般的な予想に反して、51~69歳のベビーブーム世代であるという驚きの結果が示されています。この世代では過半数(51パーセント)が1週間に15時間以上オンライン状態にあると答えたのに対し、18~33歳のミレニアル世代では41パーセントにとどまりました。



モバイルウェブと動画の台頭、パーソナルな体験の重要性



常にオンライン状態にある世界が拡大するにつれて、モバイルウェブに対する期待も上がっています。コムスコアによれば、モバイルウェブ利用はすでに、デスクトップによるウェブ利用を上回っています。昨年ユーザーに、ラップトップやデスクトップと比較した場合、モバイル機器の方がウェブサイトの読み込みに長い時間待てるかを尋ねたところ、44パーセントの回答者が待てると答えました。今年の結果は驚くほど異なり、モバイル機器の方が長く待てると回答したのはわずか35パーセントで、ほぼ40パーセントがウェブサイトには、ページにアクセスするのがモバイル機器からかラップトップ/デスクトップからかに関わらず、同じように速く読み込めることを期待するとしました。普及率が上がるにつれて、モバイルウェブへの期待も高まっていることは明らかです。



報告書には、以下に挙げる他の主な知見が示されています。




  • コンテンツがEコマースを凌ぐ:回答者は「ソーシャルメディアサイト」、「ニュースを読む」、「動画を観る」をそれぞれ、オンラインでのアクティビティーの1位、2位、3位として挙げました。2014年には、「ニュースを読む」が第1位でした。Eコマースは、商品のオンラインリサーチよりも低い第5位となりました。これは、ユーザーがオンラインショッピングよりもコンテンツ消費を好んでいることを明らかに示す結果です。


  • ミレニアル世代にとって重要なのは動画:オンラインでのアクティビティーで最も人気があるのはソーシャルメディアですが、ミレニアル世代は同等の時間を動画を観るのに費やしています。スポーツイベントの生中継が増えるなど、動画とストリーミングの選択肢が広がることで、この数も増えることが見込まれます。


  • 素晴らしいウェブ体験の鍵は依然として性能にあるものの、予想に反して待ち時間に対する許容度は向上:昨年、回答者の過半数(52パーセント)が最も重要な期待として高性能なウェブサイトを挙げ、ウェブサイトの読み込みに5秒以上待てるとしたのは、41パーセントにとどまりました。2015年でも依然として性能は重要な条件ですが、インターネット消費において待ち時間に対する許容度は高まる傾向にあり、今年は52パーセントが5秒以上待てると回答しました。さらに今年、読み込みが遅いとサイトを去り、競合他社から商品を購入すると答えたのは33パーセントで、昨年の37パーセントより低下しました。また、72パーセントが読み込みの遅いサイトをもう一度試すと回答し、昨年の69パーセントより増加しました。


  • パーソナルな体験を求めるユーザー:回答者の37パーセントが、以前のサイト訪問をウェブサイトに記憶してほしくないと指摘したことで、昨年の報告書は「ウェブ体験をパーソナライズする価値は現時点で不明」との見解を示しました。今年の結果は大幅に変わり、高度にパーソナルな体験を望まないとしたのは、わずか25パーセントとなっています。



ライムライトでマーケティング戦略担当シニアディレクターを務めるジェイソン・ティーボーは、次のように述べています。「特にモバイルウェブと動画がどこでも利用できる技術になっていくにつれて、消費者が最終的に望んでいるのは、オンライン体験からもっと多くのものを得たいということです。いま、かつてないほど多くの選択肢があり、コンテンツ、動画、ショッピングサイトがあふれています。待ち時間に対する許容度はわずかに向上したにせよ、ミレニアル世代、X世代、団塊世代に関わらず、ユーザーはパーソナルで、高性能なウェブ体験を期待しています。もし期待を裏切れば、他のサイトに目移りしてしまうでしょう。コンテンツ、ブランドエンターテインメント、動画、Eコマースの爆発的な増加により、このリスクはさらに高まっています。」



「2015年度ユーザー体験状況」報告書は、米国、英国、カナダ、シンガポールに住む無作為に選ばれた18~69歳の消費者で、仕事以外でオンライン状態にある時間が1週間に5時間を超える1302人を対象とする調査に基づいています。全文を閲覧するには、ここから報告書をダウンロードしてください。



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 ライムライトの「2015年度ユーザー体験状況」報告書により、オンライン時間が一番長い層、ユーザー体験、習慣、優先デバイスが明らかに