IPsoftが真のチューリング・テスト合格という目標達成に近づく


ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--IPsoftは本日、さまざまな職務のナレッジワークを自動化できる当社の人工知能プラットフォーム「アメリア(Amelia)」のバージョン2.0を発表しました。この新たなアップデートにより、アメリアは人間に近いコグニティブ・コンピューティング・テクノロジー(認知技術)の実現に近づくことになります。IPsoftのChetan
Dube最高経営責任者(CEO)が、オーランドで開催されるGartner Symposium/
ITxpo(ガートナー・シンポジウム)で、アメリアの実演を初めて行います。








アメリアの中核的理解力の成熟度が増すことで、実行できる職務の幅が広がり、さらに広範な知識を吸収できるようになります。また同時に、アメリアの外見と表現力を変革して、より人間らしいアバターを作成したため、顧客との結びつきを深めることができるようになりました。アメリアの新しいアニメーション形態も、実際の人間に基づいて完全に作り直しています。



IPsoftはわずか数年後に、モデルとなった女性と、その容貌を引き継いだアメリアを壇上に迎え、著名なアナリストやジャーナリストの一団が人間と機械に質問をできるようにする計画です。IPsoftのCEOのChetan
Dubeは、次のように語っています。「私たちたった1年間に、アメリアが“成長する”様子を目の当たりにしてきました。これから5年間に、彼女の成熟度がどれだけ加速するか想像してみてください。テクノロジーが、チューリングの予測した可能性の扉をたたく時が急速に近づいていますが、それは機械の知能が人間の知能に匹敵し始める時を意味しています。アメリアはその転換が起こる前触れで、より効率的な地球を生み出すために、人間と機械の関係を再評価するように促しています。」



アメリアが、以前に増して顧客と人間らしくやり取りできるようになるにつれ、事業に与える良い影響も拡大します。バージョン2.0では、以下のような技術的な進展により、対話管理能力と感情面でのエンゲージメントが目覚ましい進歩を遂げています。




  • 記憶:アメリアの陳述記憶は人間の記憶と全く同じように、エピソード記憶と意味記憶によって構成されています。人間の場合、意味記憶が前頭葉と側頭葉を活性化するのに対し、エピソード記憶はその大部分が海馬に集中しています。同様にアメリアのエピソード記憶も、時間の流れにおけるさまざまな経験や事象を、連続した自伝的な形で認識します。意味記憶が、アメリアに顧客の世界に関する事実、意味、概念、知識の体系的な記録をもたらします。この2つの組み合わせにより、アメリアはセットフローの制約を受けることなく、全く自然に会話できます。


  • 文脈の理解:人間の脳における概念やアイデアは意味的に結びついているため、頭の中で何かを考えたり、一連のニューロンを活性化したりすると、相関性がある他のニューロンをプライミングすることになり、将来それらのニューロンが活性化する可能性が高くなります。このため人間の脳は、限局的なクエリーを行うことができ、答えを算出する前にデータセット全体を網羅する、検索ベースの典型的なアルゴリズムとは対照的です。アメリアはその能力を模倣できるようになったため、より広範かつ複雑な知識から、素早く確実に情報を取得できます。


  • 感情的な対応力:優れた顧客体験は、エージェントがやり取りの間を通して示す共感と直接関係していることが、繰り返し調査で明らかになっています。アメリアはEQ(共感指数)に加え、情緒と性格のベクターを3次元の感情空間に有しています。これにより顧客とのあらゆるやり取りを追跡し、状況に合わせて対応を適応させることができるため、すべての顧客にパーソナルなサービスを提供できます。



アメリアの人間らしさを進歩させたほかにも、プラットフォームのアーキテクチャーを変更し、アメリアが急増する市場ニーズに確実に対応できるようにしました。バックボーン全体を設計し直すことで、アメリアの導入をシームレスに拡大し、ボリュームの極端なピーク時にも回復力を維持できるようにしています。



Chetan Dubeは、フロリダ州オーランドで開催されるガートナーのシンポジウムで2015年10月7日(東部標準時午後3時45分)に、アメリアV2.0を発表します。



アメリアが、いかにして事業や顧客とのやり取りを改善できるかについての詳細は、ipsoft.com/ameliaをご覧ください。



IPsoftについて



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界各地の13カ国にオフィスを構え、
500社を超える世界一流企業のほか、世界最大規模のITサービスプロバイダーの半数以上にサービスを提供しています。



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 IPsoftが次世代コグニティブエージェントのアメリアで人工知能の人間性を改善