同ツアーのファイナルシリーズ最後を飾ったのが、RoyzOnemanLIVE「FAMILY PARTY Final-Royz編-」と題し、1月10日(日)にZepp Tokyoの舞台に立ったRoyzだ。
この日の彼らのライブには、もの凄い気迫が漲っていた。むしろ、「やってやろうじゃねぇか!!」という喧嘩や戦いを挑む気持ちと言ったほうが正解か。その理由もわかる気がする。ヴォーカルの昴も何度となくMCで語っていたが、今回行った「FAMILY PARTY TOUR」の中、己龍もコドモドラゴンも凄まじい熱を持ったライブを毎回見せつけてきた。その様を身近で観ていたRoyzの4人は、「今の自分たちでは負ける」と危機感を覚え、ツアー序盤の時期は悩み続けていた。その中で改めて感じたのが、「他と比べるのではなく、もともと2バンドにはない魅力でRoyzは自分たちの地位を築きあげてきたのだから、有りのままの自分たちを全力で出し切れば良い」ということだった。その気迫に魅了された人たちも多かったのだろう、この日のRoyzのライブには、「FAMILY PARTY TOUR」を通してRoyzを好きになった己龍やコドモドラゴンのファンたちも足を運んでいた。もちろん、この日のライブを観たら、彼女ら彼らは間違いなく“Royzギャ”にもなったはずだ。