「建築を保存する本01工学院大学八王子図書館/武藤 章」


新2号館(バスロータリー側から望む)

工学院大学建築学部同窓会は、これまで36年間、八王子キャンパスでの学びを支えてきた八王子図書館の記憶を後世に受け継ぐため、『建築を保存する本01』を12月15日(火)に発刊しました。





1979年12月に竣工した八王子図書館は、本学の教授を務めた故 武藤 章氏(1931-1985)が設計した代表作品の一つです。武藤先生は20世紀の建築・デザイン界を代表するフィンランドの巨匠、アルヴァ・アールト氏(1898-1976)に直接学んだ唯一の日本人建築家で、八王子図書館には北欧の建築の特色が色濃く現れています。

現在、再開発が進む八王子キャンパスから姿を消すことになり、この度、武藤先生の設計思想を後世に伝える目的で記録保存のための本を発刊しました。





「建築を保存する本01工学院大学八王子図書館/武藤 章」

編著:NICHE(工学院大学建築学部同窓会NICHE出版会)





■2017年4月、図書館機能を有する新2号館が竣工予定

キャンパスに隣接する附属中高をつなぐシンボルとして、新2号館が竣工予定。図書館機能や情報教育など、学生の主体的な学びを促す「ラーニング・コモンズ」を中心とした新たな教育施設となります。



名称  :新2号館

階数  :地上7階建て

建築面積:1,297.09m2

延べ面積:8,596.53m2

構造  :鉄筋コンクリート造一部鉄骨造(FRASH工法)
情報提供元: @Press