過去に見たSF映画で未来において実現してほしい技術


インテル(R) Real Sense(TM) テクノロジー 1


インテル(R) Real Sense(TM) テクノロジー 2


3DMe開発元3D Systems

総合情報サイト「All About」を運営する株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:江幡 哲也)と、半導体素子メーカーのインテル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:江田 麻季子)は、20代~50代の映画好きの男性2,000名に対し、SF映画に出てくる未来の技術に対する実現意向調査を共同で実施しました。





映画好きの男性2,000名に、過去に映画でみたアイテムの中で実現してほしいと思う技術を聞いたところ、1位には公開30周年を迎え再び注目を集めている「バック・トゥー・ザ・フューチャー」などに登場する『空中走行型の乗り物』、2位には今年続編が公開となる「スター・ウォーズ」で人気の『多言語翻訳機能付きロボット』、3位には「アイアンマン」や「マイノリティ・リポート」などに登場する『空中に映像・写真を投影するプロジェクター』がランクインしました。その使い道を問うと、いずれも「仕事で使いたい」「時間を節約したい」「日常をより快適にしたい」など、SF映画で見た技術を使って仕事や日常の効率をあげたいという回答が目立ちました。



<過去に見たSF映画で未来において実現してほしい技術>

https://www.atpress.ne.jp/releases/82069/img_82069_1.png





これらの技術の実現性について、インテル広報室・荒木 義満 室長は次のように解説しています。



「第1位の『空中飛行が可能な乗り物』は物理的な課題が大きいこと、また道路交通法の観点からも日常に浸透するまでには時間がかかると考えられます。しかし、第2位以下については既に実現しているものも多く、生活に浸透するテクノロジーとして実現度が高いと考えられます。」



「最も私たちの生活に浸透しつつある技術は第4位の『ディスプレイに触れずにデバイスを操作する技術』です。最新のCPU、第6世代インテル(R) Core(TM)プロセッサーを搭載したPCなどに採用されている3Dカメラ技術「インテル(R) RealSense(TM) テクノロジー」(以下「Real Sense」)は、フルHD解像度に対応したカメラと、非常に高精度の深度センサーを組み合わせており、PCのフロントカメラに顔を向けるだけで、瞬時にPCへのサインインを可能にする顔認証機能に対応しています。またフロントカメラに映した対象物の奥行きを推測するほか、人の動作を追跡するため、マウスやスクリーンに触れずに、ジェスチャーや顔の表情でPC画面内のアプリケーションを操作することが可能になっています。」



「第2位の『多言語翻訳機能付きロボット』の鍵となるのは音声認識技術になります。今日開発されている音声認識技術は非常に高精度で、すでに携帯をはじめ様々な端末に搭載されており、その技術を活用した翻訳サービスも多く存在します。しかし口語への対応や、認識するスピード、周辺ノイズと多人数の同時会話の聞き取りなど課題も多く、実用化するにはもう少し時間がかかると考えられます。文部科学省が2020年の東京五輪に向けて、空港や観光地に多言語翻訳機能ロボットを設置する方針を明らかにしていますが、より高精度な技術が開発された際は、職場などで通訳をサポートしてくれる実用的な翻訳ロボットの登場も大いに考えられます。」



「第3位の『空中に映像・写真を投影する技術』は、AI(エアリアルイメージング)と呼ばれる空中に映像を表示するプレートが開発され、昨年「CEATEC JAPAN 2014」で展示され話題になりました。これに近いもので、透過型の液晶ディスプレイやスクリーンを用いて投影する技術は、コンサートなどの舞台演出として実用化されています。この技術を応用した3D映像での人物再現技術はコンサート他、ディスプレイ広告など様々なシーンで取り入れられています。また、透過した対物レンズへの投影技術は、個人レベルの研究も注目されており、今後に大きな期待が寄せられています。」



「他にも、第8位に挙がった『ミッション:インポッシブル』などのスパイ映画でよく出てくる『人の顔を完全に再現したマスクを作る3Dスキャナー』は、個人でも近い体験ができます。たとえば、「Real Sense」により、対応アプリケーションを使えば、高度処理360度のフェイススキャンが可能です。これにより、近い将来、頭から足まで完全に他人を再現するボディースーツを作るマシーンが登場することも夢ではありません。」





■調査概要

・期間   :2015年11月12日-11月13日

・調査地域 :全国

・有効回答数:計2,203件

・調査方法 :インターネットリサーチ

・性年代  :20代~50代 男性



* Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Core、RealSenseは、米国およびその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。

* Windowsは、米国 Microsoft Corporationの、米国およびその他の国における登録商標または商標です。

* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。



■解説者 インテル広報室 室長 荒木 義満



■インテル株式会社について URL: http://www.intel.co.jp

インテルは、コンピューティングの革新を世界でリードする企業です。世界で使用されるコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発、製造しています。



<近未来体験キャンペーン「第6世代インテル(R) Core(TM)プロセッサー搭載PC」があたる>

URL: http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/campaign/6th-gen-core-processors.html

インテルでは、2015年11月26日から12月20日までの期間において、このような近未来的なテクノロジーを実際に体感していただきたく、Intel Real Senseを採用した「第6世代インテル(R) Core(TM)プロセッサー搭載PC」が当たるキャンペーンを実施しています。





■オールアバウトについて URL: http://corp.allabout.co.jp/

大日本印刷株式会社を大株主とする株式会社オールアバウトが運営するAll Aboutは、約1,300のテーマごとに、専門の知識や経験を持った人=「ガイド」が、その分野に関する情報を提供する総合情報サイトです。





<参考資料>

■「介護」「労働」における課題をAll About専門家が、

 解決策となりうるテクノロジーの可能性についてインテル研究者が解説

日本は、テクノロジーの発展、高度先進医療、医学の進歩もあり長寿世界首位を誇りますが、一方で超高齢化社会であり少子化が進むなど、様々な課題があります。本レポートでは、我々の生活から切っても切り離せない「介護」「家事」「労働」における現状の課題をオールアバウトの各分野の専門家が、解決策として期待されるテクノロジーの進化の可能性についてインテルが、それぞれ解説していきます。



~介護編~

【課題(1)】認知症高齢者の徘徊

NHKが各都道府県の警察本部に取材した結果、徘徊のあった認知症高齢者の数は2012年の1年間でのべ9,607人にも上り、うち351人が死亡、208人が2012年末時点でも行方不明のままという実態が明らかになっています。こうした中、位置を特定するGPSの技術が注目されていますが、認知症の人にGPS端末を常に携帯してもらうことが難しいという現状があります。認知症高齢者の悲しい事故を未然に防ぐシステムの開発は喫緊の課題となっています。



【課題(2)】独居・老老介護・離れて暮らす親の見守り

65歳以上の独居世帯と、高齢者のみ世帯が増加すると見込まれています。しかし、働きざかりの世代の中には、離れた故郷で一人暮らしをしている老親を不安に思ってはいるものの、遠距離でなかなか帰郷できないビジネスパーソンも多く、こうしたケースにおいても子世代が負担なく親を見守ることができるシステムが今求められています。既にテレビを使った見守りサービスなどが販売されている中、今後テクノロジーが進化した未来では何が解決できるのか、期待されます。



介護福祉士試験 ガイド 小山 朝子(こやま あさこ)

http://allabout.co.jp/gm/gp/1351/



■インテル広報室・荒木義満室長の解説コメント

【テクノロジー×介護における未来予測】

第6世代Coreプロセッサーをはじめとする高性能PCでは、Real Senseといった3Dデータを入手するカメラが搭載されているので、在宅介護や在宅治療の一環として精度の高い遠隔診療へと進化することも十分期待できます。DroneにReal Senseを搭載し自動飛行できるロボットの開発や、ボタンサイズのコンピュータ(インテルCurie)を活用したウェアラブル製品(たとえば、パジャマやジャンパー、メガネ製品)などが今後登場すれば、遠隔地への通知や監視などに活用できる可能性があります。





~労働編~

【課題】介護離職

団塊世代が70歳代に突入するこれからは、親の介護に伴い働き方を変える人がますます増えていくと思われます。介護のために離職する人だけではなく、仕事を続けながら在宅介護をする人もかなり増え、子世帯が親世帯を呼び寄せる「呼び寄せ介護」も今後、都市部を中心に増えていくと思われます。

しかし、長年住み慣れた家や地域から、子世帯の住む都心部に越してきた親世帯の孤立や、環境の変化による体調の悪化などの問題が懸念されます。介護者である子供達は日中仕事のため、高齢化した親世帯だけが家に残ることになり、慣れない環境の中で外出もままならず、地域のコミュニティにも入ることもなく孤立してしまい、体調悪化に繋がるという可能性もあります。こうした「呼び寄せ介護」に対して、働きながら介護をする子世帯の日中の不安や負担を軽減したり、親世帯の日中の孤立化を防ぐために新たな地域コミュニティをもてるような仕組みをテクノロジーで解決できればと考えます。



女性の転職・女性のキャリアプラン ガイド 水野 順子 (みずの じゅんこ)

http://allabout.co.jp/gm/gp/850/



■インテル広報室・荒木義満室長の解説コメント

【テクノロジー×労働における未来予測】

Real Senseなどの技術によって、家でもオフィスと変わらずに仕事ができます。ホームオフィスで、電話会議システムを使って自宅から会議に参加したりできます。Real Senseの機能で会議中の背景を削除できるので、自宅にいることを気にせずに仕事が可能です。モバイルデバイスのコンテンツを大画面テレビに送信、リビングで快適に仕事ができる技術もあります。
情報提供元: @Press