島根・雲南のしめ縄、鎌倉・覚園寺に届く 須我しめ縄保存会が制作、長さ4メートル、重さ100キロ以上の作品も 花の彫刻家ダニエル・オストの展覧会は11月12日から
【作品】2013年 出雲大社 平成の大遷宮奉祝事業
【作品】2026年春 島根県松江市 由志園
2026年春 島根県松江市 由志園で生けるダニエル・オスト
画像 : https://newscast.jp/attachments/k9GvHbvmTjBuNi1x9NIn.jpg
【作品】2013年 出雲大社 平成の大遷宮奉祝事業
島根県雲南市でつくられたしめ縄の作品が、11月5日・6日ごろ、鎌倉に届きます。須我しめ縄保存会が、ベルギー王室御用達のフラワーアーティストで「花の彫刻家」と称されるダニエル・オストの展覧会のために制作しました。いちばん大きな作品は、長さ4メートル、重さ100キロ以上の編んだしめ縄です。
展覧会「ダニエル・オスト in 鎌倉 ― 花の彫刻家 覚園寺の秋をいける ―」の会場は、鎌倉・二階堂の覚園寺(かくおんじ)。会期は2026年11月12日(木)から17日(火)までの6日間で、鎌倉で初めての展覧会です。
島根は、2013年の出雲大社「平成の大遷宮」奉祝事業(来場者10,000人)、2018年と2026年春の松江・由志園と、花の彫刻家が作品を重ねてきた土地。そして、今回の鎌倉展には、島根の海岸の丸石の花器と、島根の庭師の手仕事も加わります。八百年の祈りを守り継いできた古刹 覚園寺の境内5か所に、30点以上の花の彫刻が並びます。
島根・雲南から届く、しめ縄の作品
作り手は、島根県雲南市の須我しめ縄保存会です。本展のために仕上げたしめ縄の作品は、11月5日・6日ごろ島根から鎌倉に届き、境内の②地蔵堂のそばにある六地蔵の上と前に置かれます。六地蔵の上には大中小の3本(いちばん長いもので3.4メートル)、前には長さ4メートル、重さ100キロ以上の編んだしめ縄。
島根でつくられたしめ縄が、鎌倉の聖域に迎えられます。
出雲大社から由志園へ、島根で重ねた13年
花の彫刻家ダニエル・オストにとって、島根は作品を重ねてきた土地です。2013年、出雲大社「平成の大遷宮」奉祝事業には、10,000人が訪れました。2018年10月には、松江の由志園で作品を発表。2026年春にも、枯山水庭園で、白砂の波に花が浮かぶような作品を手がけました。出雲大社から13年、島根で生けた春の先に、鎌倉の秋があります。
画像 : https://newscast.jp/attachments/HLJ7kyjkftoaXA0PvRVJ.jpg
【作品】2026年春 島根県松江市 由志園
島根の海岸の丸石は、本展で花器になります。島根の庭師も、制作の輪に加わります。海岸の丸石、庭師の手、そして雲南のしめ縄。島根から鎌倉へ、素材と手仕事が集まります。
熊本のい草と鎌倉の竹、各地の素材が集まる境内の5か所
島根からだけではありません。薬師堂(本堂)の壁面には、熊本のい草(畳)を束ねた作品。鎌倉からは、竹細工のグループが制作に加わります。季節の切り花とともに、日本各地の野山の植物、鎌倉の山で採集した落葉や木の実、枝が、花の彫刻の素材になります。作品は、主会場の旧内海家、愛染堂、地蔵堂、やぐら、そして薬師堂(本堂)と、境内5か所に飾られます。
画像 : https://newscast.jp/attachments/PbnixgeKikvUgO56QzDx.jpg
主会場の旧内海家は、名主を代々つとめた江戸時代の茅葺の農家。1706年の建築で、2026年で320年を数えます。1981年に覚園寺の境内へ移され、神奈川県の重要文化財に指定されています。竈(かまど)のある土間にも、畳の部屋にも、花の彫刻が息づきます。会場の覚園寺は、鎌倉幕府二代執権・北条義時が1218年に建てた薬師堂を起こりとし、八百年の祈りを守り継いできた鎌倉・二階堂の古刹。会期は11月12日(木)から17日(火)までの6日間、10時から18時30分まで(最終入場18時)。夕刻、16時30分からはライトアップ。島根、熊本、鎌倉など、各地の素材が、この秋、一つの聖域に集まります。
「花を結ぶ人」と、しめ縄をつくる手
画像 : https://newscast.jp/attachments/EtDcbwdXfLZDIDGXCAf1.jpg
2026年春 島根県松江市 由志園で生けるダニエル・オスト
ダニエル・オストは、ベルギー王室御用達。現国王フィリップ(1999年、当時は皇太子)とローラン王子(2003年)の婚礼の装飾を手がけました。「花の彫刻家」と称されますが、名刺の肩書に選ぶのは、古いフランドル語の「bloembinder(花を結ぶ人)」。日本との縁は1985年、初めての来日で生け花に出会ったことに始まります。師と仰いだのは、生け花の大家・栗﨑曻氏。重ねた来日は100回超、日本での来場者は累計20万人超。2015年には花の芸術家として旭日小綬章を受章しました。本人も会期中、作品の手入れのために毎日在廊する予定です。
島根でしめ縄をつくる手と、花を結ぶ人。二つの手仕事が、この秋、覚園寺の境内に重なります。前売券(4,000円、拝観料を含む・税込)は11月11日(水)まで。
展覧会 開催概要
画像 : https://newscast.jp/attachments/hQEaaUkmMbIVsSHFCxTr.jpg
【作品】出雲大社「平成の大遷宮」奉納
展覧会名:ダニエル・オスト in 鎌倉 ― 花の彫刻家 覚園寺の秋をいける ―
会期:2026年11月12日(木)〜17日(火) 6日間
時間:10:00〜18:30(最終入場18:00)。16:30から境内をライトアップ
会場:覚園寺(神奈川県鎌倉市二階堂421) 主会場・旧内海家、薬師堂(本堂)ほか境内一帯
入場料:前売券4,000円/当日券4,500円(拝観料を含む・税込)。中学生未満は無料(拝観料200円は別途)。入場料の一部を覚園寺に奉納し、文化財の護持に充てます
主催:ダニエル・オスト実行委員会
後援:公益財団法人鎌倉市芸術文化振興財団
アクセス:JR鎌倉駅東口5番乗り場からバス(鎌20系統「大塔宮」行き)で終点下車、徒歩約10分。タクシーで約10分。お車でのご来場はご遠慮ください。
公式サイト:http://www.danielost.jp/event/index.html
Instagram:https://www.instagram.com/danielostjapan/
展覧会チケットのご案内
前売券はイープラス、ファミリーマート店内のFamiポートでお求めいただけます。
イープラス : https://eplus.jp/danielost_kamakura
ダニエル・オスト実行委員会へのメール・FAX・電話でもお申し込みいただけます。チケットの送付先、お名前、電話番号、希望枚数をお知らせのうえ、代金をお振り込みください。入金を確認したのち、チケットをご郵送いたします。お振込先は、お申し込みの際にご案内します。
お問い合わせ
ダニエル・オスト実行委員会
〒104-0061 東京都中央区銀座2-12-4-702
TEL 03-6278-8145 FAX 03-6278-8146 E-mail info@danielost.jp