医誠会国際総合病院の谷川原 祐介 特任副院長、国際学会賞を日本人初受賞
IATDMCT 2026での受賞の様子
フランス・レンヌ大会で受賞講演を行う谷川原 祐介 特任副院長
医療法人医誠会(本社:大阪府大阪市、代表者:谷 幸治)は、医誠会国際総合病院のゲノム薬理担当・特任副院長 谷川原 祐介が、2026年9月27日から30日にフランス・レンヌで開催された国際学会IATDMCT 2026において、「C.E. Pippenger Award」を日本人として初めて受賞したことをお知らせします。同賞は、2年に1人、薬物治療の個別化に関する研究分野で顕著な貢献を果たした研究者に授与される賞です。谷川原特任副院長は現地で受賞講演を行い、これまでの研究成果とともに、医誠会国際総合病院におけるゲノム医療の取り組みも紹介しました。
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IATDMCT 2026での受賞の様子
薬物治療の個別化と国際学会IATDMCTの役割
同じ薬を同じ量で使用しても、効き方や副作用の現れ方には個人差があります。患者さんごとの体質や薬物濃度などを把握し、薬の種類や投与量を適切に調整することは、薬物治療の効果と安全性を考えるうえで欠かせません。
IATDMCT(国際治療薬物モニタリング・臨床毒性学会)は、治療薬物モニタリング(TDM)、薬物治療の最適化、薬物毒性の回避、ゲノム薬理学などを専門とする国際学術団体です。世界各国の研究者や医療関係者が集まり、個々の患者さんに適した薬物治療の実現に向けた研究や臨床応用について議論しています。2026年の国際学会は、フランス薬理学・治療学会(SFPT)との合同大会として開催されました。
2年に1人に授与されるC.E. Pippenger Award、日本人初の受賞
「C.E. Pippenger Award」は、IATDMCTが治療薬物モニタリング分野における卓越した貢献をたたえる賞で、学会を代表する栄誉ある賞の一つです。
受賞者は2年に1人選出され、同じ人物が複数回受賞することはできません。過去の受賞者一覧には米国や欧州の研究者が名を連ねており、今回、医誠会国際総合病院の谷川原 祐介 特任副院長が日本人として初めて受賞しました。
今回の受賞は、谷川原特任副院長が長年にわたり取り組んできた治療薬物モニタリングや薬物治療の個別化に関する研究への貢献をたたえるものです。
フランスでの受賞講演と医誠会国際総合病院のゲノム医療
谷川原特任副院長は、2026年9月28日にフランス・レンヌで開催された学会の表彰セッションで受賞講演を行いました。講演では、これまで取り組んできた一連の研究成果を紹介するとともに、医誠会国際総合病院におけるゲノム医療の取り組みについても触れました。
ゲノム薬理学は、遺伝子の違いによって薬の効き方や副作用の現れ方が異なることに着目する研究分野です。
医誠会国際総合病院では、薬の効きやすさや副作用のリスクに関係する遺伝子を調べる「ゲノム薬理学検査」を実施しています。検査から得られた情報を薬物治療の選択や投与量の検討に役立てるなど、患者さん一人ひとりの体質に応じた薬物治療の実現に向けて取り組んでいます。
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フランス・レンヌ大会で受賞講演を行う谷川原 祐介 特任副院長
谷川原 祐介 特任副院長のコメント
このたび、C.E. Pippenger Awardを受賞することができ大変光栄です。引き続き、医誠会におけるゲノム医療の推進に向けて鋭意努力するとともに、国内外への発信を続けたいと考えます。
関連情報
: https://iatdmct.org/iatdmct-awards/c-e-pippenger-award/
: https://www.iseikaihp.or.jp/pgx/
医療法人医誠会
医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立し、ホロニクスグループとして全国で医療・介護事業を展開しています。医誠会国際総合病院は46診療科、総職員数2,144名(2026年4月現在)を有する基幹病院で、2026年4月に大阪府がん診療拠点病院に指定されました。
病院独自の救急システム、医誠会「病院救急」搬送システムは直通の電話番号にご連絡いただき、症状により医師・看護師・救急救命士が同乗した病院救急車でお迎えに行く仕組みで、2025年度は9,761回の搬送を行いました。2024年度の公設救急受入数は15,118台で「断らない救急」を掲げ地域の高度急性期医療を担っています。