敷地14坪で叶えた、二人暮らしに特化した極小ゼロエネルギー住宅(ZEH)。LIXILメンバーズコンテスト2018の新築部門において、全国1172作品のなかから最優秀作品に選ばれた住まいです。YouTubeのルームツアー動画が17万回再生を突破するなど、狭小住宅の限界に挑んだ設計アイデアが大きな注目を集めています。

2018年竣工

東京都江戸川区篠崎町

工法/木造軸組工法

総建築費/非公開

建築面積/22.93㎡(6.9坪)

仕様/ZEH(ゼロエネルギー住宅)・低炭素住宅

BELS/☆☆☆☆☆

【LIXIL MEMBERS CONTEST 2018】新築部門大賞



外観



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敷地面積13.9坪、建ぺい率50%、容積率100%という厳しい制限がかかる条件のなかで、どんな暮らしが可能になるか、挑戦した住宅です。わたしたちが提供する「こんな暮らしがあったんだ」をカタチにしました。外壁はEPS(ポリスチレンフォーム)50mmの断熱材を下地とし、特殊なメッシュコートと左官(塗り壁工法)によって仕上げています。外壁材(塗り壁材)は世界シェアNo.1を誇るトップブランド「STO」社を採用。目地のない外壁は美しい仕上がりとなり、時間の経過とともに味わい深さを増していきます。アクセントに使っているメンテナンスフリーの外壁用木材・ウエスタンレッドシダー(米杉)もまた、経年美化を楽しめる素材となっています。



玄関



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土間で仕上げた玄関は造り付けのシューズボックスや、開放的な吊り階段が印象的な空間です。階段下は自転車やベビーカーも置けるスペースとして活用できます。吊り階段のアイアンに植栽をコーディネートすることで、日常に視覚的変化をもたらします。



バスルーム



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タイルと無垢材(ヒノキ)を組み合わせた、世界でたったひとつの洗面脱衣室と浴室。ヒノキの柔らかな素材感と香りが、1日の疲れを癒します。タイルで造るバスルームならではとなる2,400mmの天井高と、空間のつながりを演出したガラスの壁と扉による開放感が、ホテルで暮らしているような非日常感を生み出し、明日への活力につながります。洗面ボウルと壁のタイルをグリーンでコーディネートし、室内の植栽との調和を演出しました。



和室



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天井高2,200mmの設定には、日本人が和室で落ち着けるような空間を設計する意図があります。照明はスッキリとしたダウンライトを採用することで、生活をする上で邪魔にならないよう配慮。床が畳敷きになっているため、(畳を上げるだけで)その下の空間にアクセスしやすくなり、収納として有効活用できます。基礎の高さにあわせて500mmの床下収納を設計し、室内空間にモノが溢れずに暮らせるアイデアに満ちた和室が生まれました。壁は伝統的な漆喰仕上げとして、和室の雰囲気づくりを大切にしています。



リビング



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大工が手づくりした格子の壁とテレビボードに、こだわりの家具、そして観葉植物をコーディネートした心地良いリビングスペース。レッドシダーを使ったテレビボードは、ソファに対して少し角度をつけて斜めに設計することで、キッチンやダイニングスペース側からの視認性を高めました。二人掛けのソファ(関家具 Pool)はオリエンタルブルーのカラーを採用し、植栽のグリーンとのバランスを整えています。



ダイニングキッチン



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ダイニングはフリッツハンセンのアナログテーブル(ハイメ・アジョン)とセブンチェア(アルネ・ヤコブセン/1955)でコーディネート。限られた空間のなかでも流れるような動線を確保するため、デザイン・サイズ・形状にこだわって厳選した家具をチョイスしました。メラミンの天板を採用したGRAFTEKT(グラフテクト)のシステムキッチンは、家具のような洗練されたデザインが特徴です。また、キッチンにあわせて造り付けた背面のカップボードは、テレビボードと同様の素材(レッドシダー)で仕上げています。これにより、住まい手のなかにLDKが同じ空間であるという認識が生まれ、視覚的にも感覚的にも「つながり」を感じられる工夫をしています。さらに、カップボードの上と下をあえて空けることで、開放的に感じられるよう設計しました。あわせてカップボード上部にはハイサイドライト(窓)を配置し、十分な採光を確保している点も特長です。



ワークスペース



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限られた空間を最大限活用するため、デッドスペースが存在しない設計にこだわりました。そこで、生まれたのがこのワークスペース(スタディカウンター)。既製品では実現し得ない職人の手づくりによる「可能性」をカタチにした空間です。収納部は裏側にコルクボードを張り、メモやお知らせの紙類をピン留めできるようにデザインされています。



ロフト



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容積率に含まれない天井高1,400mmのロフトを設計することで、「+α」の居住スペースを創出。このロフトは、子ども部屋や納戸として利用することができます。建物の目の前に広がる河川敷の景色を、まるで風景画のように切り取ることのできる窓は、日常のなかに隠れていた「非日常」です。踏面を交互に重ねた階段は、ロフトに上りきるまでの奥行きを短くするためのアイデアで、多数の狭小住宅を施工するなかで生み出された当社のオリジナルデザイン。



中庭



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玄関ドアの前に設けた中庭エリアは、建ぺい率の算入対象外となる空間です。外部からの視線を気にせずに、家族だけに許された空(外)を楽しむことができます。夏場はプールを楽しんだり、子どものプレイスペースとしても活用可能で、さらにガーデニングや日曜大工など多目的に使える魅力があります。無機質なエコキュートのタンクは、イペのデッキ材とグリーンで装飾を施して、見た目の印象にもこだわりました。中庭の上部にあたるバルコニーに採用したFRP(繊維強化プラスチック)のグレーチング、階下に光と風を届ける役割を果たします。



「7坪のZEH」WEB見学会





YouTube動画 :

https://www.youtube.com/watch?v=3hvy6mTjR8M



YouTubeで17万回再生を突破し、多くの方にご視聴いただいているWEB見学会動画です。VRヘッドセット(スマートフォン再生)の利用やスマートフォンのフリック操作により、360°のパノラマで住宅の内部をリアルに体感いただけます。



Smallaについて詳しくはこちら : https://earth-official.net/smalla/?utm_source=mini-banner&utm_medium=hp&utm_campaign=smalla_cp





























情報提供元: @Press