太陽熱給湯機


災害時協力井戸と太陽熱給湯機

株式会社育暮家はいほーむす(静岡県藤枝市)は、2026年9月26~27日、当社内において太陽の熱を直接利用してお湯をつくる「太陽熱給湯設備」の新たなモデルを一般公開いたします。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/635487/LL_img_635487_1.jpeg

太陽熱給湯機

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/635487/LL_img_635487_2.jpeg

災害時協力井戸と太陽熱給湯機



太陽光発電が広く普及し、太陽のエネルギーを「電気」として利用することが当たり前になった今。あえてもう一度、「太陽の熱でお湯をつくる」ことに挑戦します。

その理由は、大きく二つあります。



1つ目は高齢化社会の中で、「入浴は暮らしの価値・豊かさ」であること。

高齢化が進むこれからの社会において、毎日の「入浴」が、単に体を清潔にするだけでなく、心と体を温める「暮らしのゆとり」になると考えているからです。



2つ目が「太陽のエネルギーを電気に変えるだけでなく、熱は熱として使う。」

温暖化対策として太陽熱の有効性を再認識したからです。





■「太陽光」か「太陽熱」か、ではない

今回の挑戦は、太陽光発電と太陽熱給湯のどちらが優れているかを競うものではありません。太陽光には、電気をつくる力があります。

太陽には、同時に熱を届ける力もあります。

ならば、その両方を暮らしの中で上手に活かしていく。

「電気が必要なところには電気を。熱が必要なところには熱を。」

太陽からいただけるエネルギーを、必要なところに、必要な形でシンプルに使う。

私たちは、これからのエネルギーを考えるとき、この「使い分ける」という視点が大切なのではないかと考えています。



【今回製作した太陽熱給湯モデルについて】

・太陽の熱を利用してお湯をつくる給湯モデル

・現在の住宅・暮らしへの導入を想定したモデル

・集熱部分を屋根の上だけでなくどこでも可能なモデル

・高齢者の入浴を心身とも豊かにすることを考えたモデル

・災害時の活用を考えたモデル

・見守り機能を付加したモデル

・日本の車部品メーカー株式会社マルヤス工業(本社岡崎)とのコラボモデル

太陽熱給湯システム ReTerra(リテラ)

※設備の具体的な仕様、設置条件等については、会場にてご確認ください。



【一般公開概要】

一般公開日: 9月26日(土)、27日(日)

: 10:00~16:00

場所 : 育暮家はいほーむす

静岡県藤枝市青南町2丁目8-7





■太陽熱給湯システム「ReTerra」について

ReTerraは、「お湯を気にしない毎日」をコンセプトに開発された太陽の熱を直接利用してお湯をつくる太陽熱給湯システムです。

日本の自動車部品メーカーとして培った熱交換技術と品質管理技術を活かして「使いながら備える防災」という新しい発想とともに開発されました。

太陽熱利用効率は約70%と高く、家庭で多くのエネルギーを消費する給湯エネルギーを約40%削減。光熱費やCO2排出量の削減に貢献しながら、「お湯を気にしない毎日」を支えます。



200Lの貯湯タンクを備え、断水時には生活用水として利用できるほか、市販のポータブル電源を活用することで、晴天時には太陽熱を利用したお湯づくりを継続できる点も特長です。さらに、お湯の使用状況を活用した見守りサービスなど、日常の快適さと安心を両立する機能を持たせています。





■かつて、日本には「太陽でお湯をつくる」暮らしがあった

日本で太陽熱を利用してお湯をつくる取り組みは、戦後の暮らしの中から始まりました。そして大きな転機となったのが、1970年代のオイルショックです。

オイルショックによって、石油に大きく依存していた日本では、エネルギーを安定して確保することが社会全体の大きな課題となりました。

その中で、太陽熱は石油に代わるエネルギーの一つとして注目され、太陽熱利用機器の普及が進みました。特に太陽の熱を利用して水を温める太陽熱温水器は薪を燃料としていた農村部を中心に普及していきました。

資源エネルギー庁によれば、太陽熱利用機器の普及は1970年代の二度のオイルショックを経て、1980年代前半にピークを迎えています。

一時期には、多くの家庭の屋根に太陽熱温水器が見られるようになりました。

しかし、その後、石油価格の低位安定や競合する給湯機器の台頭などを背景に、新規設置台数は減少していきました。

かつて大きな期待を集めた「太陽でお湯をつくる」という方法は、いつしか私たちの暮らしから少しずつ姿を消していきました。





■では、なぜ今、もう一度「太陽熱」なのか

ここが、今回私たちが一番考えたいことです。

今では、太陽光発電によって太陽のエネルギーを「電気」として利用することが広く普及しています。電気でお湯をつくるエコキュートの普及も進んでいます。

では、太陽の熱を直接利用することには、もう意味がないのでしょうか。

私たちは、むしろ、エネルギーについて改めて考える必要がある今だからこそ、何よりも効率のいい省エネで光熱費を抑える「熱が必要なら、熱として太陽を利用する」という、とてもシンプルな方法をもう一度見つめ直してみたのです。





■太陽の熱エネルギーを暮らしへつなぎ直す

私たちが目指しているのは、太陽熱温水器をそのまま復活させることではありません。誰でも活用できる太陽の熱を、今の住宅、今の技術、今の暮らし方の中にもう一度置き直してみる。

そこから、高齢化社会における暮らしの豊かさとつなぎ合わせる。ここが大きな目標で未来へつなぎ直すことを目指します。





■「お湯」から、エネルギーの使い方を考える

今回、私たちが「お湯」に注目したのには理由があります。

お湯は、家庭の中で毎日使う、とても身近なものだからです。

お風呂に入り、体を温める。一日の疲れを癒す。

気持ちを休める。一日を終え、暮らしをつないでいく。

そこを太陽で沸かしたお湯が支え

「太陽 → 熱 → お湯 → 入浴 → 健康 → 暮らし」とつながっていきます。

だから私たちは、「お湯をどうつくるか」という問いから、

「これから、どんなエネルギーの使い方をして、どんな暮らしをつくっていくのか」

を考えてみたのです。





■環境対策だけではなく、「暮らしのゆとり」へ

太陽熱を利用してお湯をつくることは、エネルギーの利用を考えるうえで一つの方法です。

けれども、私たちが大切にしたいのは、それだけではありません。

そして、毎日の「お湯」という暮らしの中に、自然とのつながりを感じられること。

それは、環境対策だけではなく、「暮らしのゆとり」にもつながるのではないかと考えています。





■育暮家はいほーむすと太陽

いつでも太陽と共にあります

育暮家は、これまでも住まいをつくる中で、自然の恵みを暮らしに取り入れることを大切にしてきました。

今回の挑戦も、その延長線上にあります。

太陽光だけではなく、太陽の熱も。

新しい技術だけではなく、かつての暮らしの知恵も。

それぞれを対立させるのではなく、もう一度つなぎ直してみる。

そこから、健康でいきいきと暮らすことが求められる高齢化社会にあって、これからの住まいと暮らしのあり方を考えていきます。



育暮家は、今回のモデルを一つのきっかけとして、「太陽でお湯をつくる」に再挑戦し、これからのエネルギーと暮らしを新たな視点と発想とで提案と実践を重ねてまいります。



【会社概要】

株式会社育暮家ハイホームス

所在地: 〒426-0063 静岡県藤枝市青南町2丁目8-7

Web : https://hihomes.co.jp/

情報提供元: @Press