生成AIと対話を始めた現代人の『しあわせ感』を調査 利用者760人の約4割が「しあわせ感の向上」を実感!
@Press 2026年09月15日 10:00:00
タイトル
しあわせ感の変化
充足を得るタイミング
このたび同プロジェクトでは、生成AIと月1回以上対話する760名を対象に「生成AIとの対話×しあわせ感に関する実態調査」を実施しました。
調査の結果、生成AI利用者の約4割が「しあわせ感の向上」を実感していることが判明。さらに、AIを単なる「道具」ではなく「相談相手」と捉える人ほどしあわせ度が高まったと感じており、現代人の新たなコミュニケーションの実態が浮き彫りになりました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/631587/LL_img_631587_1.png
タイトル
【生成AIと対話を始めた現代人の『しあわせ感』に関する実態調査の全編ダウンロードはこちら】
https://bit.ly/4xVQ0vz
▼調査結果のハイライト
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/631587/LL_img_631587_2.png
しあわせ感の変化
【しあわせ感の変化】
生成AIと対話するようになって「しあわせ感が高まった」は37.5%、「下がった」は4.6%
【AIの存在意義】
AIを「相談相手」と捉える層は52.8%、「便利な道具」と捉える層は29.0%と1.8倍の差
【利用の背景】
AIと対話する理由の最多は「人には相談しづらい内容だから」52.7%
【対人関係への影響】
「対面で人と話す機会が減った」は17.4%
■考察:なぜAIとの対話で「しあわせ感」を感じるのか
(1) 相談相手がいないのではなく、相談する【心理的】コストが高い
内閣府の世論調査によると、孤独や孤立を身近に感じている人は48.4%*1にのぼります。さらに国際比較では、悩みを「誰にも相談しない」と答えた人の割合が日本は19.9%と、調査対象7か国*2のなかでもっとも高い水準にあります。
今回の調査で、AIに話す理由の最上位が「人には相談しづらい内容だから」52.7%であったことは、この構図と重なります。人が話さない背景には、相手がいないことではなく、「評価される」「心配をかける」「話が広がる」といった、相談に伴う心理的コストを先に考えてしまうことがあります。
生成AIは、【心理的コスト】がほぼゼロの聞き手です。しあわせ感を左右しているのは、身近な「相手の数」ではなく、安心して言葉を出せる「場の数」なのかもしれません。
(2) 「否定されない心地よさ」よりも「納得感」という手ざわり
一方で、自由記述には「ほとんど肯定的だから、本当の現実とかけ離れてないか心配になる」という声も6件寄せられました。実際、AIがユーザーに過度に迎合する「シコファンシー(追従)」という現象は研究*3でも指摘されており、褒められるほど現実の人間関係から遠ざかるリスクも孕んでいます。
ここで注目したいのが、今回の調査でしあわせ向上率がもっとも高かったのは「会話が純粋に楽しい」との回答が50.6%に対して、「困りごとの解決」を挙げた層は36.7%にとどまった点です。
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充足を得るタイミング
人がAIとの対話に求めているのは、正しい答えや心地よい褒め言葉ではなく、「自分の考えを言葉にできた」という実感なのかもしれません。
(3) しあわせの感じ方の差は、AIとの対話の中で終わるか、AIとの対話をきっかけに外へ出て人と交わるか
AIへの依存を自覚する人は半年で27.5%から37.1%へ増えたという調査*4もあり、「AIが人との会話を奪う」という見方は世の中に広がっています。しかし今回の結果は逆でした。
「対面で人と話す機会が減った」は17.4%で5項目中もっとも少なく、「人との会話が弾むようになった」29.6%がそれを上回っています。
さらに、AIをきっかけに人との会話が豊かになったと感じている層では74.1%がしあわせ感の向上を実感し、感じていない層では19.9%にとどまりました。しあわせ感を分けているのは、AIを使う量でも、使い始めた早さでもなく、AIとの対話の中で終わるか、AIとの対話をきっかけに外へ出て人と交わるかにあるようです。
■しあわせ発掘プロジェクトからの提言
今回の調査で見えた「AIとしあわせ」の法則をふまえて、日常生活やビジネス活動に活かす方法とは?そのコツをまとめました。
<個人として心掛けたいこと>
答えを求めるのではなく、まずは気楽に話し、会話そのものを楽しむことが出発点になります。また、AIと話して整理したことを身近な誰かとも話してみる。肯定されたときこそ「反対の意見もちょうだい」と頼んで視野を広げる。そのひと手間でAIとの対話でしあわせを実感できるかもしれません。
<企業として生活者がAIに求めているものを理解するうえで考えたいこと>
1. 訴求するのは「効率」よりも「気楽さ」
AIを道具として使うだけの「未接続型」は411名(54.1%)と過半数。最大の伸びしろがここにある。
2. 正解を返す前に、まず受け止める
顧客が求めているのは解決の速さより、話を最後まで聞かれた実感である。
3. 対話をAIの中で終わらせないように設計
AIでの体験が人との会話に流れ出す設計が、生活者のしあわせと事業の成長を重ねる。
生成AIは、答えを出す機械であると同時に、人が自分の言葉を取り戻すための鏡でもあります。AIに話して整理したことを、AIの中に置いてこないこと。一度でも人に向けて話してみること。そのひと手間が、しあわせ感の分かれ目になっているのではないでしょうか
▼本文で引用した外部データの出典
*1 孤独や孤立を身近に感じる 48.4%:内閣府「孤独・孤立対策に関する世論調査」(令和7年10月調査)
https://survey.gov-online.go.jp/coexistence/202512/hutai/r07/r07-kodoku/
*2 「誰にも相談しない」19.9%で7か国中最多:内閣官房 孤独・孤立対策担当室
https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/yushikisha/jutenkeikaku/dai5/pdf/siryou2.pdf
*3 シコファンシーに関するスタンフォード大学の研究(2025年10月発表)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/93353
*4 AI依存の自覚 27.5%→37.1%:株式会社Awarefy こころの総合研究所(2026年2月調査)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000057374.html
■調査概要
調査名 :生成AIとの対話としあわせ感の深掘り調査
調査主体:株式会社ファースト しあわせ発掘プロジェクト
調査手法:インターネットアンケート調査
調査時期:2026年8月
調査対象:全国15~69歳の男女のうち、
生成AIをチャット形式で月1回以上「対話」利用している人
有効回答:760サンプル(男性380名 女性380名)
※事前スクリーニング調査 N=2,000
設問数 :スクリーニング5問+本調査13問(自由記述4問を含む)
調査内容:・生成AIを使い始めてからどのくらい経ちますか?
・主にどのような目的・場面で生成AIを使用しますか?
・人ではなく生成AIに相談・話をする理由を教えてください
・あなたにとって生成AIはどのような存在に近いですか?
・生成AIとの対話で満たされたと感じるタイミングは?
・生成AIと対話するようになってから、
日常の「しあわせ感」は変化しましたか?
・生成AIと話して「しあわせ」や「安心感」を感じた
具体的な体験・場面を教えてください
・AIと人間関係についての5項目(5段階評価)
■しあわせ発掘プロジェクトについて
株式会社ファーストは、人と商品のしあわせな出会いを創造するマーケティングカンパニーとして国内外の企業様に包括的なソリューションを提供するため、自社プロジェクトとして「しあわせ発掘プロジェクト」に取り組んでいます。
「しあわせ調査」を通して生活者の“しあわせ”の気持ちを分析。“しあわせ”とは何に起因し、どういった状態のことを表しているのかを見つけ、新たな価値や消費のカタチなど“しあわせ”を軸にしたマーケティングに役立つ生活者情報を発信しています。
■会社概要
株式会社ファースト
東京本社 : 東京都港区港南1丁目8番15号 Wビル8階
大阪本社 : 大阪市中央区常盤町1丁目3番8号 中央大通FNビル20F
URL : https://www.the-first.co.jp/
しあわせ発掘プロジェクトURL: https://shiawase.the-first.co.jp/
情報提供元: @Press