アプライト電器株式会社(東京都)  2026年3月5日(木)



アプライト電器株式会社(東京都)は、「ESAB(Emergency Sonic &Bubble Activating Beacon)」を用いた救難・回収支援向けの長期海中マーカー技術を発表しました。ESABは電源を必要とせず、気泡列と機械的音響信号を組み合わせることで、深海でも長期間「ここにある」という位置の存在を物理的に可視化・可聴化できる海中・海底マーカーとなります。事故直後の通報用途にとどまらず、発見後の再捕捉・回収フェーズを支える"長期標識"として機能します。



■長期運用を前提とした海中・海底マーカー



本装置(ESAB)は長期間にわたり位置情報を維持します。特に以下の用途で有効です。



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•深海観測機器・海底センサーの位置保持

•サルベージ対象物・沈没機材の再捕捉補助

•海底資源開発エリアのマーキング

•海中インフラの維持管理

•防衛用途における秘匿的な長期位置標識



ESABは「即時通報」ではなく、「失われにくさ」と「見失いにくさ」をあわせ持つ装置です。探索・回収プロセス全体の効率化に活用できます。



■海面ブイを置けない環境への対応



従来の位置標識は海面ブイを前提とするケースが多くあります。しかし、



•外洋で流失・損壊の恐れがある場合

•軍事的秘匿性を要する場合

•港湾内で航行障害を避けたい場合



など、ブイ設置が適さない場面も少なくありません。



ESABは海中・海底に留まりながら信号を発し続けるため、外部から目立たず、長期にわたって目印を維持できます。



■深海対応(注2)と電源レス設計



ESABは外部水圧に追随する圧力均衡構造により、厚肉耐圧容器に頼らず深海での長期運用に対応します。さらに電源を持たないため、保守交換を前提としない長期運用が可能です。



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外装には防汚性材料や滑性コーティングを適用可能で、断続的に発生する気泡流が放出口周辺の付着物を除去する自己洗浄効果も期待されます。



これにより、長期稼働下でも安定した信号放出を維持できます。



注2 ESABは圧力均衡構造により深海環境にも対応可能な構造原理を有しています。深海用の気体発生方式については今後の検討課題ですが、一定の見通しは得られています。



■KPI視点での探索・回収プロセスへの効果



本装置(ESAB)は、探索・回収・管理プロセスの効率向上にも応用可能です。



【主要KPI (Key Performance Indicator=探索効率化) 】



•再捕捉時間の短縮

•発見確実性の向上

•回収作業への迅速な移行



【副次的効果】



•運用コスト低減(燃料・人員・工数)

•回収成功率の向上

•作業リスクの低減



ESABが発生させる気泡列および機械的音響信号は、水上・水中双方から検出可能であり、アクティブソナーに対して散乱体として反応します。これにより、再捕捉を支援する物理的手がかりを長期間維持できます。



■まとめ



ESABは非常用位置通報装置ですが、その原理を拡張することで、長期に残る目印として機能する非電源型海中マーカー用途にも活用できます。海洋観測、サルベージ、海底資源管理、防衛用途など、従来の海面ブイでは対応が難しかった領域に対し、新たな選択肢を提示します。



■本装置にご関心のある方へ



本装置(ESAB)に用いられている電源不要・長期運用型の信号放出技術は、日本国内で特許取得済みの技術に基づいています。



製品化や装備に関心をお持ちの企業、ならびに実証評価・共同検討を希望の企業からのお問い合わせをお待ちしています。



■ 会社概要



アプライト電器株式会社

所在地:東京都大田区

事業内容:電気機器の企画・販売・開発 等

URL: https://aplight.biz/esab



■技術的注記



記載の性能・到達距離・適用深度・稼働期間は、設計条件や海況・環境に依存します。深海向けの気体発生方式は今後の課題です。



■次回予告(第7稿) 2026年3月10日配信予定



次回は、「ESAB Inside」― 内蔵型展開構想と装備応用をテーマに紹介します。



■問い合わせ先



アプライト電器株式会社

担当:林

TEL:03-6410-7752

携帯:090-8580-4990




情報提供元: @Press