日々生きづらさを抱えて自宅にひきこもっている方たちは全国に推計146万人(内閣府調査)。厚生労働省では、“ひきこもりに関する地域社会に向けた広報事業”として「ひきこもりVOICE STATION 2025」を実施します。 本年で5年目を迎える本事業では、ひきこもりの実情に対する適切な認識の普及啓発を行うことで、当事者及びその御家族が地域社会の目を気にすることなく、支援に繋がることができる状態の実現を目指します。
【クリエイティブプロデューサーに、ひきこもり経験のある宮本亞門さんが就任】 本プロジェクトでは、当事者の声をさまざまなクリエイティブコンテンツを通じて発信し、ひきこもりへの誤解や偏見をなくしていく活動を続けてきました。この活動を一層加速し、より多くの方が当事者の声に触れる機会の創出を目指し、演出家 宮本亞門さんに、ひきこもりVOICE STATIONクリエイティブプロデューサーに就任いただきます。 2023年度の「ひきこもりVOICE STATION フェス」への出演をきっかけに、2024年度は「“HIKIKOMORI” ANYONE?他人事じゃないかも展」のアンバサダーを務めた宮本亞門さんは、自らもひきこもり経験者です。 経験者だからこその想いやクリエイターとしての視点から、本プロジェクトをともに牽引し、誰もが生きやすい社会について一緒に考えていきます。
【「ひきこもりVOICE STATION 2025」クリエイティブプロデューサー】 演出家 宮本亞門さん 僕はひきこもり経験者です。正直とても辛かった!だけどあの経験があったから良かったと今は大声で言えます。 「ひきこもりVOICE STATION」では、今年度も、当事者とクリエイターが共創した作品を展示するバーチャル展覧会や、当事者の経験をもとにしたショートドラマなど、さまざまなコンテンツの制作を予定しており、私はそれらの総合監修という立場で、このキャンペーンに関わらせていただきます。 当事者の声には、私たち一人ひとりが「どうすればもっと生きやすい社会になるか」を考えるヒントがたくさん詰まっています。だからこそ、より多くの方に「当事者の声」に触れてほしい。これから公開されるコンテンツをぜひ楽しみにしていてください!