Natic BPM Suite


バックオフィスDXソリューションにおける業務システムのAs-Is/To-Be


STech Iブランドシンボル

双日テックイノベーション株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:西原 茂、略称:STech I[エス・テック・アイ]、以下:STech I)は、業務プロセス管理プラットフォーム「Natic BPM Suite」を大幅に機能拡張し、業務の変化にも柔軟かつ迅速に対応できる「バックオフィスDXソリューション」の提供を開始しました。

多くの企業が抱えるバックオフィス業務の課題として、経理・人事・総務・購買などの部門での日常業務がExcelやメールに依存し、手作業での処理や情報の属人化が挙げられます。また、ERPなどの基幹システムは、カスタマイズに多大な時間と費用を要することから、システムの改善を断念せざるを得ないケースも少なくありません。

これらの課題は経営層からも把握が困難であり、企業における本質的なDX推進の障壁となっています。「Natic BPM Suite」では、このような可視化されづらい業務の非効率性を明確化・標準化することで、現場の業務効率を抜本的に改善することを実現します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/441801/LL_img_441801_1.jpg
Natic BPM Suite

■「Natic BPM Suite」について
Natic BPM Suiteは、企業の基幹システムと密接に連携し、複雑な業務プロセスの構築・自動化を実現する統合プラットフォームです。イメージワークフロー、ルールベースエンジン、AI-OCR連携など、高度な機能を備え、特に金融業界において多数の導入実績を誇ります。今回のバージョンアップにより、その高い機能性を維持しながら、より幅広い業種での利用と簡易な業務への適用を可能にし、業界を問わず活用できるバックオフィス向けプラットフォームとして進化を遂げました。
今回のバージョンアップでは、新たに複数部門や拠点での導入・運用を可能にするマルチテナント機能を搭載し、ユーザーインターフェースも刷新してユーザーの利便性・操作性を向上。ローコード/ノーコード開発機能を拡充し、これまでシステム化を諦めていた独自業務やERP周辺の業務にも適用が可能となり、より広範な業務で企業のDX推進を加速します。

今後は、AIエージェントをはじめとする最新の生成AI技術を活用したさらなる機能拡張を予定しており、より一層の業務効率化を目指してまいります。


■「バックオフィスDXソリューション」の特長
「バックオフィスDXソリューション」は、Natic BPM Suiteの高度な業務プロセス管理機能とローコード開発機能を統合し、企業の基幹システム(ERP)からその周辺業務まで、包括的なデジタル化を実現します。これにより、複雑な業務要件から簡易な機能まで、幅広い業務領域での適用が可能となりました。

申請・承認業務の共通基盤となるワークフロー機能に加え、ERPとシームレスに連携した機能や周辺システム、さらに、各部門で個別運用されていた台帳管理、稟議処理、報告書作成などのExcelベースの業務も、単一のプラットフォームで一元管理できます。当社は国産ERPのGRANDITを取り扱っており、ERPと本ソリューションのワンストップ提供も実現しています。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/441801/LL_img_441801_2.png
バックオフィスDXソリューションにおける業務システムのAs-Is/To-Be

■本ソリューションがもたらす3つの価値
【1】業務プロセスの標準化と一元管理による効率化を実現
各部門・担当者間での業務プロセスを標準化し、従来のExcelやメールベースの申請・報告業務をシステムで一元管理することが可能となります。これにより、業務の品質向上とスピードアップを実現し、業務引き継ぎの効率化も図ることが可能です。

【2】ビジネス環境の変化に即応できる柔軟な開発環境を提供
ノーコード/ローコード開発環境の実装により、システムの画面や業務フローの変更に迅速に対応することが可能です。現場の業務担当者自身による改善施策の実施も可能とし、継続的な業務改善を実現します。

【3】モダンアーキテクチャによる次世代IT環境の実現
高速処理が可能なアーキテクチャーの採用により大量処理への対応が可能であり、柔軟な拡張性を保有しています。また、マルチテナント/マルチ業務対応により、企業グループ全体の階層構造を包括的にカバーします。操作性においてもユーザーレスポンスが速く、インタラクティブで(モバイル)アプリのような直観的な操作感を提供します。


■主な活用シーン
・レガシーな電子決裁システムのモダナイゼーションと、周辺システムの効率的な刷新の実現
・監査業務における各種チェックリストのデジタル化と、運用状況の一元管理による透明性の向上
・従来の手作業による社内格付業務を、Webベースのシステムとして自動化し、大幅な業務効率化を実現
・既存ERPシステムの画面や機能を効率的に分離し、柔軟な運用環境を構築
・ERPと他システム間のシームレスなデータ連携により、業務プロセスを最適化
・ERPデータの入力統制および品質管理を自動化し、業務精度を向上
・Accessベースの業務システムを、最新のプラットフォームへスムーズに移行

【詳しい情報はこちらを参照ください】
・バックオフィスDXソリューション」について
https://natic.sojitz-ti.com/download/back_office_dx/


■双日テックイノベーション株式会社 アプリケーション事業本部本部長 長谷川 健のコメント
企業の業務には、日々の運用に埋もれたまま、改善の手が届きにくい領域が残されていることがあります。私たちは、そうした業務の中に埋もれた改善の可能性を丁寧に整理し、仕組みとして定着させることで、組織全体の生産性向上をご支援しています。一時的な効率化にとどまらず、継続的な価値創出につながる“実効性のあるDX”の実現を、これからも共に目指してまいります。


■Natic BPM Suite 製品概要
純国産、自社開発のBPM・ワークフロープラットフォームです。基幹や周辺業務を短期間でデジタル化・DX化します。あらゆる業界の標準プラットフォームまたは、特定業界専用プラットフォームとしても活用可能です。
https://natic.sojitz-ti.com/service/bpm/


■双日テックイノベーションについて
社名 : 双日テックイノベーション株式会社
所在地 : 東京都千代田区二番町3-5 麹町三葉ビル(受付6F)
設立 : 1969年2月24日
URL : https://www.sojitz-ti.com/
事業内容: 国内外の最新ソリューションによるネットワーク・ITインフラ構築、
システム開発、運用・保守などのサービス提供、
およびデジタルトランスフォーメーション支援。


■お知らせ
2024年7月1日より、当社の商号が「日商エレクトロニクス株式会社」から「双日テックイノベーション株式会社」に変更となりました。また、10月1日には、理念体系を策定、新たに略称STech I(エス・テック・アイ)のブランドシンボルを以下の通り発表いたしました。Vision(ありたい姿)に掲げた「ITで未来を切り拓く先駆者」を目指して、お客さまの歩む先の道を照らして次の未来をつくることで、ビジネスに貢献するイノベーションに挑戦しつづけます。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/441801/LL_img_441801_3.png
STech Iブランドシンボル

*記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。
*記載の商品名、価格および担当部署、担当者、WebサイトのURLなどは、本リリース発表時点のものです。
情報提供元: @Press