くどうれいん 『湯気を食べる』(帯あり)


 くどうれいん(撮影:表萌々花)


くどうれいん 『湯気を食べる』




株式会社オレンジページ(東京都港区)は、エッセイ、短歌、小説など、幅広い分野で活躍する注目の作家・くどうれいんの最新刊『湯気を食べる』を3月4日(火)に刊行します。待望の最新作は、「食べること」にまつわるエッセイ集。生活情報誌『オレンジページ』の人気連載「いつだってまかない」と「河北新報」での東北エッセイ連載、書き下ろしを含め、全48話を収録しています。



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くどうれいん 『湯気を食べる』(帯あり)



注目の作家・くどうれいんの〈今〉を感じられる食エッセイ



デビュー作『わたしを空腹にしないほうがいい』で食エッセイの新しい世界を提示し、その後、『桃を煮るひと』で広くその存在を知らせた、作家・くどうれいん。生活情報誌『オレンジページ』で連載「いつだってまかない」(※)がスタートすると、そのコラボが話題となりました。このたび、この連載をベースに、「河北新報」で連載されていた「ごきげんポケット」や、書き下ろし27本を加えた、「食べること」「自炊」にまつわるエッセイ集を刊行。くどうれいんの〈今〉を感じられる1冊です。

※2024年6月17日発売 7月2日号より隔号連載中



やはり湯気の前に立つと、ああ、生きていると思う。

これまでよりもずっと自分の暮らしに(いいじゃん)(こんなもんじゃん)

と思えるやわらかい夜が増えた。三十歳になって厨に立つと、

十代のわたしも二十代のわたしも横に並んでいるような気がする。

(本書「おわりに」より)


くどうれいん



作家。1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。著書にエッセイ『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD)、『コーヒーにミルクを入れるような愛』(講談社)、『うたうおばけ』(講談社文庫)、『桃を煮るひと』(ミシマ社)など。中編小説『氷柱の声』で第165回芥川賞候補に。



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 くどうれいん(撮影:表萌々花)



【目次】



第一章 湯気を食べる

湯気を食べる/ディル?/それはまかない/南国の王様/愛妻サンド/アイスよわたしを追いかけて/福岡のうどん/鍋つゆ・ポテトチップス/棚に檸檬/白いさすまた/すいかのサラダ/くわず女房/ぶんぶん/庭サラダバー/手作りマヨネーズ/おどろきの南蛮漬け/かに玉ごはん/いい海苔/すだち/寿司はファストフード/シェーキーズってすばらしい/ピザは円グラフ/醤油はいずれなくなる

第二章 風を飲む

萩の月/ほや/菊のおひたしと天ぷら/せり鍋/わかめ/うーめん/笹かまぼこ/お米は貰うもの/きりたんぽ/たらきく/風を飲む

第三章 自炊は調律

自炊は調律/たまご丼/パン蒸し/好きな食べもの/献立は大行列/つくりおけぬ/ねぎとろ/ナッツと言いたかった/柿ピーの短刀/自炊の緑白黒赤/くる/スナップえんどう/渡したいわたし/お花見弁当

おわりに






くどうれいん 『湯気を食べる』



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くどうれいん 『湯気を食べる』



2025年3月4日(火)刊行

定価1,760円(税込) 

四六版、アジロ綴じ、212ページ

https://www.orangepage.net/books/1903






<このリリースに関するお問い合わせ先>

〒108-0073 東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル16F

株式会社オレンジページ

総務部 広報担当:遠藤 press@orangepage.co.jp 











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情報提供元: @Press