「日本情報オリンピック女性部門(JOIG = Japanese Olympiad in Informatics for Girls)」は、情報科学に取り組む女子中高生の奨励を目的としたプログラミングコンテストです。第5回JOIG本選(ステップ3)は、857名が参加したステップ1、2(第24回日本情報オリンピック一次予選、二次予選と共通)において基準点をクリアした59名により競われ、以下16名の成績優秀者を決定しました。
【日本情報オリンピック女性部門(JOIG)とは】 一般社団法人 情報オリンピック日本委員会は、中高生を対象とした日本一の競技プログラマーを決める大会「日本情報オリンピック(以下 JOI = Japanese Olympiad in Informatics)」を主催しています。JOIへの女性参加者は年々増えてはいるものの、まだ少ないのが現状です。そこで、情報科学に取り組む女子中高生を奨励するために2021年から「日本情報オリンピック女性部門(JOIG)」を開催しています。競技では、与えられた課題に対する性能の良いアルゴリズムを設計し、さらに、それをプログラムとして適切に実装することが求められます。JOIGには、高等学校3年以下の女性が参加できます。ただし、「JOIG春季トレーニング」に進出できるのは、高等学校2年以下の女性となっています。 なお、「日本情報オリンピック女性部門(JOIG)」は、「ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI)」に派遣する日本代表選手選考会を兼ねています。