株式会社JTBと株式会社ジェーシービーの合弁会社である株式会社J&J事業創造(東京都千代田区、代表取締役社長:森保幸、以下 J&J事業創造)は、伝統工芸の新しい形を創造するプロジェクト「Bank of Craft」の新たな取り組みとして、「地域に根差した伝統工芸」×「現代のアートやテクノロジー」から生み出されたNEWデザインを、「その地域のクラフト商品・名産品」とコラボレーションした商品を制作・販売する企画展をスタートします。
その第一弾として福岡県で「Bank of Craft presents CRAFT DESIGN MEETS FUKUOKA 織・絣 -ORI・KASURI-」を開催。国指定の伝統的工芸品で福岡を代表する織物の「博多織」「久留米絣」と、福岡県の観光土産品に指定されている「博多焼酎」がコラボレーションした焼酎ボトル(6種類)を限定販売します。販売場所は大丸福岡天神店本館1階のアンテナプラスで、販売数は各30本、期間は2024年11月27日(水)~12月3日(火)まで。
<Fdot.> 博多織手機技能修士・深堀由美子氏が、現在では機械織りが主流となっている博多織を手織りにこだわり、モノづくりを手がける。伝統文化と日常を繋ぎ、日常にも彩りを添えられる作品を生み出している。 ●本企画参加へのコメント「『Bank of Craft』に向けて、博多織の代表的な柄として知られる献上柄を一越ずつ織り出させていただきました。本企画展の新たな切り口やコラボレーションを経て、博多織がより多くの皆様へ認知されることを願うとともに、参加させていただきましたことに心より感謝申し上げます」
■伝統工芸産業の収益性を高め伝統工芸の継承・発展を図る「Bank of Craft」 新たなテクノロジーとアイデアの力で、伝統工芸品を工芸品というモノの価値に留めず、観光資源の開発や地域課題の解決、また工芸産地における新たな収益の軸になりえるよう、地域エコシステムへの活用を進めるプロジェクトです。これまでにも企業・地方自治体との協業やイベントなど様々な活動を実施しており、今回の企画展も支援モデルの確立を目指す活動の一環として実施するもので、収益の一部は伝統工芸事業者に支払われます。